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2005年7月

2005/07/31

嵐のキャンプ

 暑い暑いなか、キャンプに出かけました。
 
 キャンプ場に着いてテントを張っていると、雨が。
 それでも、誰も「帰ろう」と言わないので、そのまま決行。
 夕ごはんを作っているうちに雨はやみ、
 花火をしたり、みんなで大はしゃぎ。

 遊ぶだけ遊んで、眠りについた1時間後。

 突然の、雷。
 そして、激しい雨!さらに風!

 山で見る稲光は、相当怖い。
 雷鳴とどろく中、「大丈夫か~」とテントを回って歩くのは、
 けっこう勇気が要りました。

 テントが一つ倒壊。
 男子班は5人でテントにみちみちとつまって寝ていました。
 (うち大人1名含む)
 身動きもできず、蒸し暑いなか、寝ているヤツがいるのにビックリ。
 
 結局、雨はひと晩中降りやまず、私もほとんど眠れず・・・。
  
 5時にはみんなテントから這い出してきて、
 ごはんを食べて、片づけをして、
 7時には撤収!

 大変なキャンプでございました。
 みんなが楽しかったと言ってくれたのが幸いでしたが。

 でも、みんなで口々に「誰の行いが悪いんだ?」
 ・・・私か!?
 

2005/07/30

キャンプの日

 これからキャンプに行かねばならんのです。
 ・・・しかし、暑い!
 ある意味キャンプ日和なのかもしれませんが。

 暑いせいか、体調イマイチで、午前中はずっとゴロゴロ。
 そして、死ぬほど眠くてボーッとしてます。
 だいたい、アウトドア苦手なので、キャンプというものがものすごく億劫。
 
 しかし、これも仕事のうち。
 がんばろ。

 でも、いつも行ってしまえば楽しんでるんですけどね。
 ということで、行ってきます。
 夜のバーベキューと花火を楽しみに。

 

2005/07/29

義経展

 岩手県立博物館に義経展を見に行く。

 むろん、大河ドラマをあてこんだもので、入口にはタッキーの義経姿のパネルが・・・。
 ○ャニーズ命の友人は、目を輝かせていましたが。
 大河ドラマも最初の数回で見るのをやめてしまった私には、それもどうでもよく。

 展示は、義経だけじゃなくて、前九年の役の源頼義・義家父子のあたりから始まって、
 平氏や奥州藤原氏にも言及した企画で、思っていたより見ごたえがあった。

 一番興味をひかれたのは、鎧。
 模造品だったけど、源義家・平重盛・そして義経の三領があり。
 源氏二人は紅糸縅だったけど、重盛のは紺糸縅。
 シブイ。
 一見地味なんだけど、静かな自己主張を感じる。 
 思わず、うっとりと見とれる。
 武士にとって鎧は晴れ着。
 色合いとか、こだわったんだろうなあ。
 そして、もちろん手作り。
 現代では考えられない。

 もう一つ。
 きらびやかで粋を凝らした平家納経。
 当時の平氏の隆盛を物語るような、凝ったつくり。
 「おごれる人も・・・」と思いつつ、見入ってしまう。
 
 いずれも、見つめていると、何百年も昔にタイムスリップしそうな・・・不思議な感じ。

 
 そういえば、県立博物館に来たのは、今から20年以上前。
 以前に来た時には、制服を着ていたんだった。
 夏の陽射しの下、一瞬あの頃にタイムスリップしたような気がした。

 
 
 

2005/07/28

夏の空

 台風が通り過ぎたとたん、一気に青空が広がった。
 うわ!と声をあげてしまうほどの、青い青い空。

 ほら、夏の空の色だ。
 
 家の中にこもっていないで、外へと出て行きたくなる。
 白い腕がなんだかそぐわない気がして、日焼けしたくなる。
 (トシなんだからやめなさい、と友人に忠告される)

 家中の窓という窓を開けて、夏の風を通す。
 
 ああ、気持ちいい。

 突き抜けるような青さの空の下、北国の短い夏の始まり。
 

2005/07/27

宇宙(そら)へ・・・

 スペースシャトルが打ち上げられた。
 成功。
 よかった。

 シャトルが打ち上げられる時、どうしてこんなに胸がいっぱいになるのだろう。
 私は、科学とか宇宙開発とかあんまり興味がないのに(空を見るのは好きだけど)。
 ましてや、自分がそこに行きたいとはあまり思わないのに。

 人が未知の領域に挑みたくなるのは、きっと本能の一つ。
 だから、そこに挑戦しようとしている人たちの姿に、きっと胸が熱くなる。

 前回の「コロンビア」の事故も衝撃的だったけど、
 やっぱり、打ち上げ直後に爆発してしまった「チャレンジャー」のショックは忘れられない。
 それを思うといっそう、打ち上げが成功してよかった、と思う。

 NASAの職員の女性が、
 「コロンビアの事故で友人を亡くした。
  だから、今回が成功してよかった」
 と、泣いていた。
 うん、本当に。

 あとは、どうか無事に帰還を。
 この空の向こう、遠い宇宙(そら)にいるクルーのみなさんの無事を祈っています。

2005/07/26

杉浦日向子さんが・・・

 昨日、飲みにいって帰りが遅かったもので、夜中に杉浦日向子さんの訃報を知った。

 信じられなくて、しばし茫然とする。
 
 日向子さんの著作(漫画も含め)に出会わなかったら、私は「江戸」に興味をもてないままだったろう。
 江戸時代にはまり、杉浦日向子にはまり、
 一時期、著作を読み漁った。
 漫画を描くのをやめられたのはとても残念だったけど、
 北斎を描いた「百日紅」なんかは、繰り返し読んでいる。

 江戸時代に対する認識を変えてもらったし、
 江戸時代と現代とが地続きだというのも、日向子さんの著作を読んで初めて意識した。
 とにかく、私にとって、ものすごい影響力のある方なのだ。

 日向子さんがお亡くなりになったことは、ただただ残念で、悲しいです。

 ご冥福をお祈りします。
 

2005/07/24

アッザム!!

 ガンダム占いというサイトを見つけた。
 48種類のガンダムキャラであなたの性格を占います、というもの。

 私のキャラはな~にかな~と占ってみたら・・・
 
 アッザム!!!

 ちょっと待て。それってキャラとして成立するのか!?
 (それを言ったら、ガンダムだって、ただのモビルスーツですが。
  ちなみにアッザムは「空飛ぶ玉ねき」と言われる形状。
  そんなのに例えられてうれしいか!?)

 同僚たちに話したら、「アッザムだけはやだな~」とあざ笑う。
 
 ちなみに、キャラの特徴は
「大胆だけど意外と計算高く、オレ流で白黒つけたがる。
 ゆえに、人間関係カドが立ちまくり」
 ・・・この辺で、同僚一同、爆笑(悪かったな!)

 そして、性格は
「大胆不敵、怖いもの知らず」
 ・・・深く頷く一同。

 その後、思いつくままにいろんな人を占ってみましたが、
 けっこうあたってる気が・・・。
 あなどれん、ガンダム占い。

 それにしても・・・なぜにアッザム。
 できれば、シャアの赤いザクがよかったのに。
 いや、せめて、人型のモビルスーツだったら・・・。

 

 

2005/07/21

熱かった夏

 受験対策の課外授業を受けに登校した。
 校門近くにバスが止まっていた。野球の応援バス。
 今日は準決勝。強豪校との対戦。
 まだバスには空きがあって、1000円出せば乗れるという。
 友達と顔を見合わせ、次の瞬間には財布に手が伸びていた。

 課外をサボっての野球応援。
 準決勝ならテレビ中継が確実にあることも忘れて、
 応援団の最前列に陣取った私たち。
 (もちろん、バッチリ映ってて、先生には後日嫌味を言われた)
 たぶん勝てないだろうと思っていた試合は、
 あれよあれよというまに、コールド勝ち。

 盛り上がった私たちは誓い合う。
 「明日の決勝も絶対行くぞ!」

 決勝戦。
 試合が始まる前から、みんな熱に浮かされたようになっていた。
 
 試合そのものは、あんまりよく覚えていない。
 
 炎天下、学ランを着込んだ応援団の飛び散る汗。
 熱くなるのはダサいなんて言ってたくせに、大声で叫ぶ同級生。
 コンバットマーチの軽快なリズム。
 腹に響く太鼓の音。
 そして、勝った瞬間の、悲鳴にも似た歓声!
 みんなの、涙。

 うれしかった。とにかく、うれしかった。
 
 夜、野球部が地元の町を凱旋パレードした。
 浮れたままの私たちも、彼らについて町を歩いた。
 みんなで「きっと甲子園まで行こうね」と言い合いながら。
 「県大会行っといて、甲子園行かなかったらバカでしょう!」
 「また課外にあたったらどうする」
 「課外サボるに決まってんだろう!」

 何度も繰り返し思い出す、あの夏の日。
 暑かった。
 そして、最高に熱かった。

 

2005/07/20

エイサー

 夏になると、沖縄に行きたくなる(冬にしか行ったことないのだ)。

 なぜ夏かというと、エイサーが見たいから。

 本来お盆の踊りだというエイサー。
 大太鼓とパーランクーの音、あのリズム、激しい踊り。
 全てがなぜだか魂を揺さぶるのだ。

 初めて見たときから、私はエイサーのとりこ。
 できれば、観光客用ではない、
 お盆に村を廻って歩くエイサーが見てみたい(無理だろうけど)。
 
 でも、今は暑いと病気にあまりよくないし、仕事もあんまり休めないので、
 沖縄には行けません。
 仕方ないので、数年前に沖縄で買ってきたエイサーのビデオでも見ようかな。
 (そんなの買うのか?と友人に言われたものですが)

 
 でも、冬の沖縄も好きですよ。
 1月にお花見ができるなんて素敵だし。
 

 


 

2005/07/19

ギャアアア!

 3連休明け(といっても、休みは一日だけ)。
 ダルイのですよね~。
 まだ梅雨明けしてなくて、蒸し暑いし。

 でも、忙しい時期なので、仕事は休むわけにいかないのです。
 だから、半ばボーッとした頭で、仕事していたわけで。
 ゴチャゴチャの机(重要書類あり)で、眠気覚ましのコーヒー飲みながら。

 ・・・あっ!と思った時にはもう遅い。
 
 マグカップがひっくり返ってしまったのでした。
 ギャアアア!
 
 幸い、書類は無事でした。
 が、真っ白のTシャツと、水色のハーフパンツが(涙)
 
 【教訓】
  その1 机はちゃんと片付けておく
  その2 飲みながら(お酒じゃないよ)仕事はしない
  その3 ショックなことがあっても、あたりに響き渡る大声で叫ぶのはやめる 

 いずれも私には至難の業。
 特に、「その3」が。
 でも、気をつけよう。

 

2005/07/18

キャッチボール

 ちょっと聞きたいことがあって、携帯でメールする。
 すぐに返事が来る。
 重ねて、もう一つ質問。「ものすごい雨だよ」とつけ加える。
 答えと一緒に、「こっちはまだ降ってない」とメールが。
 解答への「ありがとう」と、ついでに高校野球の結果を送信。
 すると、ほかの学校の結果は?と返ってくる。
 負けたみたいだよ。
 そうか。ところで・・・。

 電話で話せばいいことなのに、延々とメールのやりとり。
 こんなことがよくある。
 何やってるんだろうな、と思いながら。

 最終的にめんどくさくなって、電話に切り替えたりすることもあるけれど。
 どちらかがやめるまで続く、キャッチボール。
 離れた空の下にいても、時間を共有していると感じられる瞬間。
 (私って寂しがりなのです。実は)
 
 

  

2005/07/17

がんばってよかった パート2

 試合が終わって、二人で抱き合って泣いた。
 負けて悔しいのと、ここに来るまでのいろんな出来事が思い出されたのと。
 
 お互いに負けず嫌いの私たちだったから、何度も衝突した。
 「あの時、こう言われてすごく悔しかった」
「あの時はメチャクチャ落ち込んだ」
 試合の前の晩、そんなことを言われた。
 ・・・え?そんなことあったっけ?
 ごめんね。言った本人は忘れてるさ(苦笑)
 
 だけど。
 ひたすらがんばったよね、私たち。
 「夢」でしかなかった場所に行くことができて、「夢」は「現実」になった。
 結局は負けてしまったけど、がんばったことは嘘じゃない。
 そのことは、誇りに思っていいよね。

 
 今日の悔しさと、ここまで来れたうれしさを、私は一生忘れない。
 「がんばってよかった」と、また思える瞬間を与えてくれたことに感謝しつつ。


 
 

2005/07/15

小人さんは来ないので

 旅行することじたいは決して嫌いじゃないけれど、
 その支度をするのが、ものすごく億劫なのです。

 あれを持って、これを持って。
 こっちは使い捨てのでいいや。
 ここにしまっておいたはずなのにどこ行った?
 着替えは何を持っていこうか。
 寒いかな、暑いかな。
 ああ、いけない。
 今回泊まるのは民宿だから、ちゃんと歯ブラシとか持っていかなきゃ。

 ・・・なんてことを考えるのが、ものすご~くめんどうなのです。
 かえってなんにもしたくなくなるくらい、億劫。

 なので、旅行前は(今回は、単なる一泊二日の仕事みたいなものだけど)、いつもプチ鬱。
 寝ている間に小人さんが来て支度してくれないかなあ、といつも思う。
 でも、小人さんが来てくれたためしはないので、仕方なく自分でやる。
 
 というわけで、今回もようやく準備完了。
 さあ、明日からがんばろう。


  

2005/07/14

高校野球の夏

 高校野球の県大会が開幕しました。
 もうそんな季節なんですね。


 小学生の頃、高校野球がめちゃくちゃ好きだった。
 試合そのものよりも、あの「青春!」って感じが好きだった、と思う。
 勝ったチームのキャッチャーがピッチャーに抱きついたり、とか。
 負けたチームが泣きながら甲子園の砂を集めていたり、とか。
 とにかく、そういうのにものすごく憧れた。

 高校を選ぶ時の基準の一つは、「甲子園に行けそうな学校」だったし、
 実際、高3の時、甲子園に行くことができた(あの時の野球部のみんな、感謝してます)。

 高校野球を見るたびに、思いはあの18の夏に帰っていく。

 汗と涙、なんてイマドキ流行らないけれど。
 それでも、汗と涙から生まれるドラマが、やっぱり私は好きなのだと思う。
 かっこ悪いかもしれないけれど、全力でがむしゃらにがんばる気持ち。
 大声で叫んだり、泣いたり、そんな昂ぶる心。
 忘れたくないな、と思う。
 たとえいくつになっても。

 
 今年は、地元の高校が優勝候補の一角に名を連ねていて、とても楽しみなのです。
 みんな、がんばれよっ!

  
 

2005/07/12

ピアノの発表会は

 ピアノの発表会が、ものすごく嫌いだった。
 
 人前でピアノを弾くなんて、イヤ。
 だって、ヘタクソなんだもの。
 何回弾いても間違えるし、指は思うように動いてくれない。
 みんなが聴いていると思うと、ますますガチガチになってしまう。
 先生に教わったことなんて、きれいさっぱり忘れちゃう。
 なんとか最後まで弾きおえて、パラパラという拍手を背に、ステージからひっこむ。
 ああ、終わった終わった。


 ピアノの発表会は、楽しみだった。

 ふだん着ないような服を着ることができるから。
 みんなはどこかで素敵なワンピースやらドレスやらを買ってくるけれど、
 私は母が編んでくれる、ニットの服。
 二人でカタログをいっぱい見て、お気に入りを探し、好きな色の毛糸を買いに行って。
 ニットだからちょっともっさりした感じはするけれど、この世に一着だけの、トクベツな服。
 毎年、新しい服を作ってもらうのが何よりの楽しみだった。


 最後の発表会は、もう20年も前のこと。
 あの時のフクザツな気分が、今となってはなつかしいのです。

2005/07/11

かかと落とし

 腰痛は少しよくなった・・・気がします。たぶん。
 
 で、一番痛みのひどかった、土曜の夜の話。
 
 実家に帰っていたわけです。
 そして、涼しいを通り越して、寒かった(最近はずっとこんな天気)。
 すると、猫がやってくる。私の布団で寝るために。
 
 寝返りうつのもつらいほど腰が痛い。
 とにかく、布団に横になって丸くなってうなっていた私。
 猫のことなんて、知りません。
 そうしているうちに、いつのまにか眠っちゃったんですね。

 そのうち、ちょっと暑くなって、布団から足を出したのです。
 そしたら、腰に激痛が!!
 思わず、足を布団の上にドン!と落としたら。

 ・・・なんか、柔らかいものが足の下に。
 寝ぼけた頭で考えてみて・・・「猫だ!」
 足元で丸くなって寝ていた猫に、見事にかかと落としを炸裂させてしまったわけで。

 猫は、私をにらむと、また眠りつづけたのでした。
 いやあ、猫って丈夫だなあ(そういうことじゃないだろ!)


 
 話は全然違うんだけど、
 プロレスラーの橋本真也急死の報に、ただただビックリ。
 格闘技大好きな弟と同僚は、いたく悲しんでおります。
 ご冥福をお祈りします。

 
 
 

2005/07/10

トホホな話

 1ヶ月前。
 ヒザをいためてしまい、それがいまだに尾をひいている。
 関節炎を起こしている、と言われた。
 ヒザの後ろがちょっと腫れているので、薬を塗っている。
 普通に歩く分には、ほとんど支障はない(周りは、「ヒザに負荷がかかってるんだ」と言います)

 そのちょっと後。
 以前手術までして完治したはずの病気が再発しているとわかる。
 これは、相当ショックだった。
 さらに夏風邪をひいてしまい、心身ともにまいって1週間寝込んだ。
 今は薬のおかげで、症状は落ち着いている(命に関わる病気じゃないので、大丈夫です)

 そして、昨日。
 夜、テレビを見ているとき、じわじわと腰が痛くなる。
 「なんか変だな~」→「い、痛いんですけど」
 布団に入っても、寝返り打つたびに目が覚める。それほど、痛い。
 いつも行く治療院に駆け込んだら、ニッコリ笑って「鍼打ちましょう」
 もちろん、一瞬で治るわけはなく、まだ痛い。
 こうして座っているのが、いちばんつらい(なら、こんなの書いてないで寝ましょう)

 
 というわけで。
 この1ヶ月で、何度病院等に通ったのか、自分でもわからないくらい。
 ここまで続くってどういうことよ!?とグレてます。
 同じくいろいろ「ついてない」同僚と、「お祓い行った方がいいかなあ」と語り合う今日この頃。
 とにかく、早く治るといいなあ。 
 
 

2005/07/08

猫にゃ勝てない

 休みの日の朝。
 とりあえず起き出して、ご飯を食べる(でないと、片付けられてしまう)。
 そして、また寝る。
 
 そのつもりで部屋に戻ると。
 敷きっぱなしの布団の上に、鎮座ましましている、一匹の猫。
 そして、私と猫との布団争奪バトルが始まるのだ。

 あのさ、ここ私の布団だからね、もう一回寝るんだからどいてよ。
 言っても、知らん顔。
 もちろん、実力行使に出て、布団から降ろす。
 すると、いつのまにか這い上がってくる。
 降ろす。這い上がる。降ろす。這い上がる。
 ・・・たいてい、私の方が睡魔に負けて、そのまま寝てしまう。
 すると、ヤツは足元のあたりに、仕方なさそうに丸くなっている。

 ひと眠りして起きた私が、ちょっと部屋を出たすきに、またしても布団の真ん中に移動して、今度は長々と寝そべっている。
 だからさあ、あんたの布団じゃないっての!

 たまにしか実家に帰らないので、猫は私の部屋を「自分のもの」だと思っているらしい。
 だから、猫にすれば、「なんであたしの部屋に勝手に寝てんのよ!」ってことらしい。
 
 結局は、あまりに幸せそうな寝顔にノックアウトされて、すごすごと布団を明け渡す。
 チッ。いつか布団争奪バトルに勝ってやる!(無理です)

 
 

2005/07/07

忘れてはいけない

 6年前の秋。
 私が住んでいるこの町を、大水害が襲った。
 朝から降り続いた集中豪雨で、町の真ん中を流れる河が氾濫。町は濁流に飲み込まれた。

 のちに激甚災害に指定されたあの洪水の映像を、今日、久しぶりに見た。
 最初はあれこれ話しながら見ていたけれど、途中から誰も何も言わなくなった。
 
 川のようになったメインストリート。
 傾いた家。
 流されてくる小屋。
 腰まで水に浸かりながら避難する人たち。

 すっかり忘れていた(忘れたいと思っていた)光景が、よみがえってきた。
 どうすればいいんだ。どうにもできない。
 ただ、町が壊れてゆくのを眺めているしかできなかった、あの日。
 その時の気持ちがあまりに生々しく思い出されて・・・涙がにじんだ。


 それからの復興はすさまじい勢いだった。
 その苦労はとても一言では語れないけれど・・・。
 
 去年、全ての復旧工事も終わり、あの大水害は過去のものになった。
 だけど、忘れてはいけない。
 天災の恐ろしさもさることながら、復興にかけた町民のエネルギーや、ボランティアのあたたかさ。
 あの絶望の中から、立ち上がった人たちがいたということ。
 
 こんなことがあったのだよ、と語り継ぐのは、経験した私たちのつとめ。
 思い出すのもつらいけれど、忘れてはいけないのだ。

2005/07/06

がんばれ、がんばれ

 「笑ってコラえて」の「吹奏楽部の旅」を見る。
 このシリーズ、昨年見てはまりました。もう、大泣き。

 ↓に書いたとおり、音楽に関しては「下手の横好き」なので、吹奏楽部に入ったことはないのです。
 でも、「やってみたかったこと」の一つだし、友人に吹奏楽部は多かったので、ほんとに他人事とは思えない。
 吹奏楽部って、けっこう体育会系ですよね。

 
 吹奏楽部なんだけど、すっごくヘタクソな子たちがいました。
 一人はトランペット。もう一人は、トロンボーン。
 どれくらい下手かというと、アンサンブルでトランペットの音が聞こえない(笑)
 
 「運動部に入りたくないから」吹奏楽に入った彼女たち。
 最初は楽器吹くのも仕方なさそうに、しぶしぶだったんだけど、
 部の存亡に関わるような事件ののちに、「吹きたい!」「下手だから、うまくなりたい!」と言い始め・・・。
 
 彼女たちの最後のコンクール。
 暑い暑い真夏の一日。
 ホールに鳴り響くトランペットの音。いつのまにか正確になったトロンボーンのピッチ。
 
 聴いている私は、涙がとまりませんでした。

 
 テレビで取材されてる子たちは、めちゃくちゃうまい。
 だけど、上手下手だけの問題じゃなくて、吹奏楽にかける思いが、当時の彼女たちとダブるのです。
 がんばれ、がんばれって。
 それしか言えないけれど。

 

2005/07/05

下手の横好き

 ピアノが好きなのです。聴くのならばオーケストラがいいけれど、弾くのが好き。だけど、壊滅的にヘタクソなのです。
 大昔、しぶる親を説き伏せて(というか、盛大に駄々をこねて)ピアノを習わせてもらったけれど、6年やって、全くモノにならず。悲しい・・・。

 とにかく、芸術方面に興味関心はあれど、才能は皆無。
 子供心に「神様って残酷だ・・・」と思ったもの。

 それでも。
 下手の横好きの言葉どおり、好きなものは好きなので、今でもたまにピアノを鳴らしたくなる時がある(「弾く」とはとうてい言えない)。
 職場の机の引出しの奥に隠してある「ブルグミュラー」をコソコソと引っぱり出して、ひと気のない場所にあるピアノへ。我ながら下手すぎて泣けてくるけど、ちょっとだけ気持ちがスッキリするような。

 
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(漫画です)がお気に入りなんだけど、これを読んでると、ピアノやってた頃のことを思い出して、無性にピアノを弾きたくなる。
 レッスン嫌いの困った生徒だったくせにね。


2005/07/04

ただ歩くだけの ~80キロ行軍~

 私の母校から、県営球場まで、約80キロ。
 毎年、高校野球の県大会が始まる前に、応援団+有志が、一昼夜かけて80キロを歩き通す。名目は、甲子園出場祈願。名づけて「80キロ行軍」。
 途中、仮眠はとるものの、ほとんど歩きづめ。ジャージなんて動きやすい服じゃなくって、応援団らしく学ラン。バンカラが売り物だった応援団ゆえ、足駄を履いてる無謀なヤツが、毎年一人はいた。ゴールする頃には、みんなボロボロ。足を引きずるようにして歩いていた。

 女子は参加できないので、差し入れに行ったりするのだが、前の晩、団にいた友人から電話がかかってきた。
「氷、差し入れてくれないか」
 膝をいためていて、ほんとはドクターストップがかかっているのだという。
 そこまでして歩きたいの?と言おうとして、口をつぐんだ。歩きたいに決まってる。それが彼のプライドなのか、信念なのか、責任感なのかはわからないけど。
 当日、休憩場所に氷を運んだ。彼は、物陰に隠れて膝を冷やしていた。ほかの団員にもナイショなのだという。
 そんな姿を見ていて、泣きたいような気持ちになった。「やめなよ」と言いたい。でも、言えない。
 「がんばってね」としか、言えなかった。

 あの夏。
 野球部は甲子園出場を果たし、応援団の「80キロ行軍」はNHKが取材に来て、ドキュメンタリー番組になった。
 けれど、テレビカメラに映っていない、決して映せない「何か」が、あの夏にはあった。
 歩いた彼らにも。野球部のヒーローたちにも。
 そして、私にも。
 ただ歩くだけのことなのに。

 夏が来るたびに、それぞれの「80キロ行軍」が、今も鮮やかによみがえる。

2005/07/03

負け犬のつぶやき

 女三十代独身で、仕事に熱中してると、よく言われるのが、
「(仕事なんて)ほどほどにしときなさいよ」
という言葉。
「仕事を生きがいにしちゃダメだよ」
と言われたこともある。

 周りの人が、こちらのことを心配してくれるのは、わかる。
 実際、私はあんまり丈夫な方じゃないので、根を詰めるとダウンしてしまうこともよくある。
 寂しがり屋だから、一人でいるのはあんまりよくないのもわかってる。

 でもさ。
 仕事が楽しいのって、仕事に燃えるのって、そんなによくないこと?
 私は今が楽しくてしょうがないんだけど(大変なこともいっぱいあるけど)、一般的には「結婚もできない女が寂しさを紛らわすために仕事に打ち込んで、かわいそうに」って思われてるらしい。
 まあね。「結婚できない」のはほんとだし、家庭がないから仕事に打ち込んでるのもほんとだけど。
 
 それでも、自分なりにがんばってることを、一概に否定的に見られるのって、なんだか納得いかないのでした。

2005/07/02

当たり本

 少なくとも、2~3日に1冊の割合で本を読むのだけど、最近、立て続けに「当たり」がきたのです。
 だいたい、「ハズレ」はあんまりひかないけれど、「うおおお!」ってくらいの当たりが3連発。
 ちょっとうれしかったので、紹介。

 ☆角田光代「対岸の彼女」
  実は、すごく苦手な作家さんでした。「そこまで書かなくてもいいやん」ってとこまで書いちゃうので。
  しかも、登場人物を好きになれない。だから、もう読まないつもりでしたが。
  これ、なんか評判いいので手にとってみたら・・・すごく、いい。
  読んでて思い当たることがいっぱいあって、痛くてしょうがないんだけど、心にしみてきた。 
  なんか、「負け犬vs勝ち組」みたいなあおりをつけられたらしいけど、そんなんじゃないです!
  そのコピーつけたヤツ、きっとちゃんと読んでない。もしくは、本を読めないヤツだ!

 ☆三浦しをん「白いへび眠る島」
  伝奇小説のような、青春小説のような。
  私の好きな要素がいっぱいつまった物語。
  しをんさんのこういう「静謐なんだけど激情をはらんだ」物語世界が大好き。
  お話を読む楽しさを堪能できます。
  でも、ちょっと怖かったけどね。

 ☆恩田陸「蒲公英草紙」
  恩田さんの持ちネタの一つ、「常野一族」の物語。
  号泣。
  この世界に警鐘を鳴らしつつ、それでも希望を失わない、そのスタンスが好きです。
  シリーズ前作の「光の帝国」も、読むたびに泣いてしまうんだよね。
  恩田さんは私が敬愛してやまない作家さん。デビュー以来、ずっと追いかけています。 

2005/07/01

忘れられない旅

 そんなに旅行をする方ではないのだけど(自分ではそう思っているけれど)、いつのまにか「よく旅行する人」といわれるようになってしまった。
 ほんとに、そんなことはないんですよー。
 せいぜい1泊か2泊で行けるとこにしかいかないし。あんまり体力ないから、無茶はできないし。
 実は、海外には一度も行ったことがないし。

 よく行くところは、東京。それから、函館(年に3回行ったことがある)。
 ほかのところは、まあボチボチ。
 東京行って、観劇とか、美術館めぐりとか、ディズニーランドとかというのも好きだけど、それとは全く違う旅行も大好き。

 もう10年くらい前。
 釧路に行った。八戸からフェリーで一晩。早朝着いた苫小牧からバスで札幌へ。さらに電車で釧路へ。
 移動するだけで、へとへと。
 真夏なのに、とにかく寒かった。でも、食べ物はおいしかったし、街のたたずまいがなじみやすかった。
 夜、港の灯りを二人して、ボーッと眺めていた。
 話なんかしないで、それぞれのもの思いに沈んで・・・それが全然平気だった。

 4年前。
 初めて沖縄に行った。
 その頃傷心だった私が、「どこか行きたい」とわがまま言うのに、友達がつきあってくれた。
 真冬だったけど、半袖でオッケー。
 ゴーヤーチャンプルーと泡盛にはまる。
 不思議なくらい、空気が肌に合った(あんな場所は初めて)。 
 エメラルドグリーンの海を、1時間くらい、黙って見ていた。
 気持ちがスーっと軽くなっていくのが、わかった。

 どちらも、私には特別な場所。
 ほんとはもう一ヶ所、とってもお気に入りの場所があるのだけど、それはナイショ。
 最近行ってないから、この夏あたりにまた行ってみようかな。
 

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