猫にゃ勝てない
休みの日の朝。
とりあえず起き出して、ご飯を食べる(でないと、片付けられてしまう)。
そして、また寝る。
そのつもりで部屋に戻ると。
敷きっぱなしの布団の上に、鎮座ましましている、一匹の猫。
そして、私と猫との布団争奪バトルが始まるのだ。
あのさ、ここ私の布団だからね、もう一回寝るんだからどいてよ。
言っても、知らん顔。
もちろん、実力行使に出て、布団から降ろす。
すると、いつのまにか這い上がってくる。
降ろす。這い上がる。降ろす。這い上がる。
・・・たいてい、私の方が睡魔に負けて、そのまま寝てしまう。
すると、ヤツは足元のあたりに、仕方なさそうに丸くなっている。
ひと眠りして起きた私が、ちょっと部屋を出たすきに、またしても布団の真ん中に移動して、今度は長々と寝そべっている。
だからさあ、あんたの布団じゃないっての!
たまにしか実家に帰らないので、猫は私の部屋を「自分のもの」だと思っているらしい。
だから、猫にすれば、「なんであたしの部屋に勝手に寝てんのよ!」ってことらしい。
結局は、あまりに幸せそうな寝顔にノックアウトされて、すごすごと布団を明け渡す。
チッ。いつか布団争奪バトルに勝ってやる!(無理です)
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