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2005/08/21

義経

 今年の大河ドラマは、けっこうオーソドックスなつくりでおもしろいぞ、と思っていたけれど。
 途中から見るのをやめてしまった。
 やめた、というより、なんとなく見なくなったというのが正しい。

 そして、昨日、久しぶりに再放送をちょこっと見てしまった。
 義経の家臣として、平泉から付き従ってきた佐藤継信が死んでしまう場面(屋島合戦)。
 ドラマのお約束として、継信は簡単に死なず、あれこれ語るわけだが。

 義経は、決して継信が死ぬことを許さない。
 股肱の臣が今まさにみまかろうとしているのに、労うでもなく、「逝くな」と言うだけ。
 このシーンがとても印象的だった。

 おそらく。
 義経という人は、孤独であったがゆえに、身内には激しい愛情を注ぐ人だったのではないか。 
 この「身内」には血縁はもちろん、弁慶はじめそば近く仕える人々も含まれる。
 継信の死に際しては、嘆き悲しみ、号泣したのではないだろうか。
 「私を置いて逝くな」「死んではならぬ」という言葉を、人目もはばからず口にしたような気がする。
 そんな義経だったから、彼に惹かれた人も多かったのではないか。

 そういう、私の「義経像」と重なったシーンだった。

 ちなみに、そう言われた継信は、義経を見つめたまま、目をカッと見開いて死ぬ。
 主従関係だからというよりも、本当に義経のことが心配でならなかったのだろう。
 義経は、きっとそういう人だった。
 そばにいた人たちは、義経のことが好きだったと思う。

 そういえば。
 先日観た「義経展」でも、「継信最期」の場面は、屏風絵や絵巻にけっこう取り上げられていた。
 「平家物語」ではどう描かれていたっけ。
 久々に原典を読み返してみよう。
 
 
 
 
 
 

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