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2005/09/27

クラシックの効用

 ものすごく腹の立つことがあって。
 ものすごく悔しいこともあって。
 ムカムカイライラしながら、家に帰ってきた。

 友達に電話をして、メールをして、とにかく怒りを吐き出す。
 いつもはブツブツと愚痴る私が、今日は叫び出しそうな勢いで怒っていたので、
 電話の向こうの友達はビックリしていた。
 ぶつけられた方は迷惑だよね。ほんと、ゴメン。

 ゆっくりとお風呂につかる。
 何も考えずに、ゆったりと・・・。
 と思っても、今日は無理。
 ずっと我慢してきた怒りが爆発寸前なのは、おさまらない。

 ふと、クラシックのCDが目に止まる。
 「リラクシング・クラシック」の盤でも聴いたら、少しは落ち着くだろうか。
 バッハの「G線上のアリア」から始まるそれは、
 パッヘルベルの「カノン」や、ベートーヴェンの「月光」、
 ドヴォルザークの交響曲第9番・・・と、好きな曲が目白押し。
 
 ボーッと音に身をゆだねていたら、最後の曲でいきなり涙があふれた。
 ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏」。
 流れるような旋律が盛り上がるのにつれて、涙腺は完全に決壊。

 ああ、そうか。
 私は泣きたかったのか。
 今まで我慢してきたこと。がんばってきたこと。
 泣き言を言うことさえはばかられるほど、ギリギリの状態だったのだ、と。
 
 涙があふれるにまかせているうちに、
 ようやく昂ぶった気持ちは平らかになってきた。
 
 今夜はぐっすり眠って、明日もまたがんばろう。
 

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コメント

まゆさんこんにちは。自分の限界にあるとき音楽を聴くと私も涙がこみ上げてきます。実はラフマニノフの「パガニーニの主題による~」私も大好きです。心を揺さぶられました。ピアノとオケの調和が取れていて、18だけがいいんですよね。最初から聴くと技巧的なところが多くあり、全部聴いたとき呆気にとられました。ラフマニノフって音が密集していて重厚なイメージなので苦手だったのですがこの曲は私の中で特別です。

ゆんゆんさん、この曲、いいですよね。
よく聞く曲ではありますが、ラフマニノフだと認識したのは、実は今回はじめて(笑)
私もラフマニノフは苦手だと思っていたのですが、これはいいです!
今ちまたで売れに売れているらしい「ベストクラシック100」のうちの1枚に収録されているのですが、この盤のラストがこれ。最後の最後にやられた!って感じで、泣けてしまいました。
こんなしょうもない記事にコメントありがとうございました。

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