おいしい食べ物は
ちょっとした頼み事をされた。
そのお礼にと、小さな箱をもらった。
「開けると、きっと『お!』って思うから」
妙に瞳を輝かせて言う。
ふうん。
甘い香りがするので、食べ物だというのはわかった。
家に入って、さっそく開けてみる。
わお!
陶器の壺に入った、たっぷりのプリン。
プーさんがハチミツを入れとくような壺には、
ふたもスプーン(これも陶器)がついている。
プリンの上には、たっぷりの生クリームとフルーツ。
食べるのがもったいなくて、しばらく眺める。
くふふ。
なんで、おいしそうな食べ物は、こんなに人を幸せにしてくれるんだろ。
ここのとこ、気が滅入ることが多かったのだけど、
久々に、気持ちがポンと跳ね上がった。
我ながら、単純だけど。
プリンは、とってもおいしかった。
ありがとね、Hくん。
あの壺は、シュガーポットとして使わせていただきます。
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