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2005/10/03

 昨日の「題名のない音楽会」で、
 シチリア島出身のテノール歌手(名前忘れた)が、
 「花」を歌っていた。
 日本語で。

 日本語はほとんど話せないらしい彼が楽譜を見ながら、
 「泣きなさい 笑いなさい」と、朗々と歌う。
 鳥肌が立った。
 歌い終わった彼は、感極まったのか、目頭をおさえていた。
 こちらまで、こみあげてくるものがあった。

 華やかで迫力のある彼の歌声は、
 トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」(これまた大好きな曲だ)でしめくくられた。
 確かに、彼の面目躍如といったところだったが、
 一日たって思い出すのは、あの「花」なのだ。

 彼が一音一語、心をこめて丁寧に歌ったあの歌は、
 ずっと忘れることができない気がする。  

 
 

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