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2005/10/12

彼らの涙

 彼らの涙を、決して忘れまい。


 「笑ってコラえて」の吹奏楽の旅スペシャル。
 いよいよ全国大会に手が届くか・・・という今回。
 密着取材しているそれぞれの学校で、それぞれのドラマがある。
 全国大会常連校には常連校の、初出場を狙う学校にはそれなりの。
 
 いちばん心に残ったのは。
 金沢桜ケ丘高校のこと。
 全国に行くために実施したオーディション。
 落ちてしまったメンバーは、サポート隊として合宿にも帯同する。
 だけど、ほんとは自分も吹きたい。
 3年生ならばなおさらのこと。
 「疲れた」「眠い」なんて言ってるメンバーに腹が立つ。
 うちらの気持ちにもなって!と言いたくなる。

 みんなのいろんな思いが爆発した時。
 先生は、サポート隊も含めた60人での合奏をする。
 コンクール規定は50人。
 そのために落とされた10人を含めたこの60人が、「今年のコンサートバンドだ」と先生は言う。

 合奏が終わって、泣き崩れる生徒たち。
 一緒に演奏できたうれしさと、60人での演奏はもうできない悲しさと。
 レギュラーも、サポートも、みんなが涙した日から、
 彼らの音は変わっていった。


 彼らの思い。
 選ばれた人たちの。
 選ばれなかった人たちの。
 それぞれの思いがあふれたあの涙を、
 今、「選ぶ」立場にいる私は、忘れないようにしよう。

 音楽だけでなく、「みんなで何かを創る」時、
 それぞれの思いがあって、それが一つになることが大事なのだと。
 ・・・彼らの涙が教えてくれた。

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コメント

まゆさん、スペシャルをずっと見ていました。そして吹奏楽の旅をきちんと見ていないことを悔いました。結果は厳しいものだったけど前向きな皆さんの姿勢に感動しました。私はどうもオーディションというものが苦手でオーディションのところは手に汗握っていました。私もあの夜中まで行われていた強化合宿での先生の熱い思いに涙しました。全国大会をすべて聞いたわけではないですが、高校の個性が色々あって選ぶ先生方は頭の痛いところなのではないかなぁと思ってしまいました。吹奏楽をしている人が私の周りには多かったのですが、熱く語っていたその思いがよく分かりました。まゆさんの言われる「みんなで何かを創る」素晴らしさを改めて教えてもらった気がしました

見ていて涙ボロボロでした。
こんな先生に出会えた生徒達良いですね。
そして一生懸命したいものがあってそれに向かえるのも幸せな事です。
オーディションの所を見ていて、我が子もサッカーをしており「レギュラーになれへんのといっしょやねんな…」とつぶやいていました。

勝つためには選ばれる事が当たり前なんですよね。選ばれたいから頑張る事もできるし。
選ばれなくても「幸せだ」と言えたあの子達すごいです。

ゆんゆんさん、コメントくださるかな~と期待してました、実は(笑)
あの強化合宿はすごいですね。
あんな状態になって、その後どうやって立て直すんだろうと思ったら・・・。
バンドの立て直しだけじゃなくって、選ばれなかった子たちの思いまで救ってあげるなんて。
感動で涙がとまりませんでした。
私も友人知人に吹奏楽経験者が多いんです。
みんな、こういう思いをしていたんだなあ、としみじみしてしまいます。

three bellsさん、同じくです。号泣です。
選ぶ方にも、勇気が要るんですよ。
選ばれる生徒たちの大変さもわかるけど、選ぶ方もほんとにしんどいのです。
勝つためにといっても、それだけで人の気持ちはわりきれるものじゃないし。
それでも、信念と意志でもって指導を続ける先生方の姿に胸打たれます。
そして、クサらずあきらめず、ついていく生徒たちにも。
一生懸命サポートして「幸せです」と言えた彼らは、えらいです。
そう言える環境をつくった周りの子たちや先生もすばらしいと思うのですよ。

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