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2005/11/11

本を読まなかった頃

本ばっかり読んで生きていると思われがちだけど、
今までの人生で、本を読まなかった時期がある。

一つめは、中学~高校3年の夏まで。
部活で忙しかったのと、
友達とおしゃべりしてる方が楽しかったのと。
読書感想文を書くためくらいしか、本は読まなかった。
ただ、中3の受験間際には、現実逃避で本を読んでた。
一応、言い訳ができるように「日本の名作」なんぞを。
でも、あの時読んでおいてよかったなと思う。
「真実一路」なんて、あの頃じゃなきゃ素直な気持ちで読めなかった。

二つ目は、就職して数年の間。
全く読まなかったわけではないけれど、月に一冊、とか。
とにかく疲れていて、活字を追う気になれなかった。
仕事を家に持ち帰らないと終わらない、というのもあったし。
漫画はけっこう読んでいたけれど、小説はほんとに読まなかった。

特に、社会人になってからは、自分の価値観も変わり、
「本を読む」ことよりも楽しいこともたくさんあった。
それが、また本に戻ってきたのは、
心身ともにボロボロになった時期。
なにもかも嫌になって、なーんにもする気になれなくって、
その時、ふと「本を読もうかな」と思った。
お得意の現実逃避なんだけれど。

最初は嫌なことを忘れるために読んで。
そのうち、読むことの楽しさを思い出して。
本を読んでいると、イライラもすうっと消えていった。
それはもう、不思議なくらいに。

本がなくても、人は全然平気だと思う。
実際、本を読まなくても、困ったことはなかった。
だけど、やっぱり、本を読むことは楽しい。
自分の知らない世界に連れて行ってくれるし。
笑ったり、泣いたり。
日常の中で凝り固まった気持ちを柔らかくしてくれる。

嫌なものを無理に読む必要はないけれど、
私にとっては、読書はもはや欠かせないものだ。

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コメント

私も、まさに「真実一路」はその頃だったと思います。私も好きで読み漁るようになったのは大人になってから。子どもの頃思春期のころは、まさに暇が余って仕方なくてその暇を潰すためだけに読んでた気がします。私は寮に入っててテレビがなかったっていうのが大きいかな。

こんにちは。
わかります。私も読書は、ずばり現実逃避ですよ・・うん。
まぁ、逃避するほどの辛い現実があるわけではないけれど、すごくストレス解消になります。どんないやなことがあっても、落ち着くきますね、読んでいると。
音楽も映画も好きだけど、何かと制約の多い生活をしている私には読書が一番手軽で、馴染みやすいんですよね~ただそれだけのことかなぁ、と思っています。

あしかさん、以前「本がなくても生きてゆける?」に書いたのですが、小学生までは、本を読むことが大好きでした。
中学生になって読まなくなったのは、物理的に時間が取れなくなったのと、友達と遊んだりするのが楽しかったのと。決して「読みたくなかった」わけではないんです。
ただ、中学の受験期に、現実逃避とはいえ、いろんな名作は読んでおいてよかったなと思います。今となっては「真実一路」とか、「友情」とか、読んで泣くことは絶対無いと思います(笑)
ちなみに、大学受験の時は、試験会場に参考書ではなくて、川端康成「千羽鶴」を持ち込んで読んでいました。周りから見たらけっこう嫌なやつですよね~(笑)

EKKOさん、仕事でものすごいストレスがたまった時、まず本を読むようにしています。
だいたい、一冊読み終える頃には、イライラしてた気持ちはかなり沈静化します。
それでもダメな時や、本を読む気にもなれない時は吐き出すしかないですが・・・。
愚痴ばっかり言うのも嫌だし、なんでもかんでも人に話してしまえる仕事でもないし、本を読むようになって、だいぶ精神的にも安定してきました。
音楽も大好きなので、以前は家に帰るとCDかけっぱなしでしたが、最近は通勤の車の中がほとんど。音があると本に集中できなくなっちゃったからです。
でも、最近は本も読めないくらい疲れたときは、クラシックのCDをかけて、ボーッとしてます。

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