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2005/12/17

20年ぶりの再会

「厳しい寒さの中を、
 別れて二十年にもなる故郷へ、
 わたしは帰った。」

という一文で始まる、魯迅の「故郷」という小説。
中学3年の国語の教科書に長いこと載っているので、
知っている人も多いと思う。

自分が中3の時、「20年ぶり」という時間の感覚がわからず、
なんだかピンと来なかった。
だって、15年しか生きてないんだもの。


今日。
出張で、剣道部の先輩に再会した。
なんと、20年ぶり。
とは言え、お互いひと目でそれとわかり、
近況を報告がてら、話に花が咲く。

20年というのは、けっこうな長さ。
人が生まれて成人するだけの時間。
先輩も私も、20年のあいだに、いろんなことがあって、
価値観やら、取り巻く環境やらも、変わったのだろうけど。
意外と、その人の本質は、変わらないもんだなあ、と。


魯迅描くところの「故郷」の主人公は、
変わり果てた故郷に失望して、その地を去る。

20年だもの、変わっていて当たり前。
でも、「変わってないな」と思えることに、
ちょっとホッとさせられた一日だった。

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