先生の絵葉書
気持ちが疲れてしまって、
仕事をするのがしんどいな・・・と思う時は、
恩師からのハガキを眺める。
水彩画が得意なS先生は、
ご自分の絵をハガキに印刷した絵葉書をくださる。
先生の目にとまった風景を、
柔らかい色で描いたその絵が、私は好きだ。
中学生の頃、先生に出会っていなかったら、
今の私はなかった、と思う。
先生の教えは、私という人間の核になっている。
あの頃と同じ、少し癖のある字で書かれた
さりげない励ましのメッセージ。
じぃっと絵を見ていると、先生に見つめられている気がする。
その視線に恥じない自分でありたいと思うから。
さあ、もうひとがんばりしよう。
素敵な先生だったんですね。
私もそんな先生に出会いたかったなぁ。
教師を目指す人は、いい教師に出会っている人が多いらしいですが、私は残念ながら…。
でも、自分がそんな教師になれたらいいなと思っています。
自分が教師に心を傷つけられたりしたから、私は子供達を大切にしたいと思っています。
なんて、偉そうですが。。。
でも、そう思わせた先生に出会ったってことは、もしかしたら良いことだったんでしょうかね。
投稿: 優 | 2006/03/10 23:07
私も、嫌な先生にもたくさん出会っていますし、S先生もすべてが素晴らしい・・・というわけではなかったと思います。それでも、尊敬できる方でした。何より、仕事に取り組むその真摯さにおいて。
私はその足元にも及びませんが、追い求める理想像を具体的にもてたという点においては、幸せだったのかもしれません。
いい出会いも、よくない出会いも、そこから自分が何を得るかによって意味をもつのかも知れませんね。
投稿: まゆ | 2006/03/12 21:13