ペパミント・スパイ
「イギリス・MI6がスパイを新聞で募集」
というニュースを見て笑ってしまった。
そんなに人材不足なのかなあ。
でも、おおっぴらに「募集」していいものでしょうか。
スパイって、職業として認めていいもんかなあ。
思い出したのは、漫画「ペパミント・スパイ」。
「動物のお医者さん」の佐々木倫子の初期の連載。
スパイになりたい!と養成学校にむりやり入学しちゃう主人公。
佐々木倫子らしいゆるゆる感あふれるコメディでした。
好きだったなあ、あの漫画。
スパイ漫画といえば、青池保子「エロイカより愛をこめて」。
なんといっても少佐が大のお気に入りでした。
ギャグとシリアスのバランスが絶妙な漫画。
東西冷戦の終結で、連載もしばらくストップしていたけど、
近年、再開されました。
混沌とした世界情勢の中、描き続けるのは大変そう。
スパイなんて遠い国の話・・・と思っていたら、
去年、福井晴敏の小説と出会ってしまいました。
「亡国のイージス」や「6ステイン」。
日本を舞台にしたシリアスなスパイもので、
ひたすら暗く、重苦しく、熱い世界。
すっかりはまってしまいました。
自分が根が単純で、かけひきとか苦手なんで、
スパイとか謀略ものには憧れる傾向があるのです。
それにしても。
日本でも「スパイが公募」される日がくるのでしょうか?
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