森姫
岩手県の雫石町にある、樹齢約500年のブナの巨木。
通称「森姫」。
樹高28メートル、幹回り5.8メートル。
全国でも十指に入る巨木だという。
その「森姫」が、人知れず最期を迎えていたそうだ。
地上1・5メートルの位置で根元から折れていたという。
500年。
ずうっと、そこにいた「森姫」。
彼女は何を見てきたのだろう。
どれだけの命を育み、森を守ってきたのだろう。
そして、その最期に、何を思っただろう。
森姫の最期は、同時に新しい森の始まりでもあるのだという。
さらに500年後も、ブナの森が守られていますように。
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