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2007/02/18

再会

学生時代の友人・Yちゃんと、久しぶりに会った。
北海道に住む彼女が、出張で秋田に来た。
帰りのルートを盛岡経由にして、時間をつくってくれた。
と言っても、会える時間は2時間半くらい。

Yちゃんとは、寮で一年、同じ部屋だった。
「同室」というのは、けっこう気をつかう。
それまでも同じ年の人と同室になったりしたけど、
結局、一番気楽に過ごせたのは、
私より4歳も年下のYちゃんとだった。

学年が離れていたので生活ペースも違ったけど、
けっこう寮では一緒にいたような気がする。
夜、ベッドに入って、電気を消してから、
うす暗い部屋の中で、しょうもないおしゃべりをするのが日課だった。
共通の知人の話、好きな漫画や小説の話、
家族の話や、将来の人生設計・・・。
よくまあ・・・と思うくらい、ネタがつきなかった。

そうして一緒にいたのはたった1年。
その後会ったのは、数えるくらいの回数しかない。
私は地元に帰って就職したし、
Yちゃんは北海道で就職し、地元の人と結婚した。
メールや手紙で、連絡は取り続けてきたけれど、
ちゃんと会うのは、ものすごく久しぶり。

何から話そうか・・・と考えていたけれど、
改札の向こうで、ぶんぶん手を振る彼女を見たら、
空白の時間はどこかに飛んでいってしまった。

ものすごい勢いで、互いの近況報告。
そして、思いつくままのマシンガントーク。
あっという間に時間は過ぎてしまった。

Yちゃんも、私も、それなりにいろんな経験をして、年齢を重ねてきた。
寮の狭い部屋で、ケラケラ笑っていた頃の私たちではなくなっている。
でも、お互いに根っこの部分は変わってなくて、
思い出話をしても、「現在」の話をしても、
何の違和感もなく、向き合っていられた。

ああ、この人とは、ちゃんとつながっている。

Yちゃんを見送る時に、次に会えるのはいつだろうかと
ちょっと寂しい気分になったけど、
何年後になっても、またこうして笑い合えると思ったら、
笑顔で手を振ることができた。

「じゃあ、またね」
Yちゃんはそう言って、また、ぶんぶん手を振って、
改札の向こうへ消えていった。

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コメント

しんと心に沁みる記事でした。小説の一ページみたいに。

私も学生時代、寮生活をしましたが、三人部屋でした。一つ先輩と、同じ歳の子と。
同じ歳の友人とは今すごく遠く離れていますが、何年ブランクがあっても、会うときは一瞬で「あのころ」に戻ります。そして、他の友人とは違う空気を感じる・・・”親友”とも違うフシギな何か。

暮らしていた頃はキツイことも多かったはずなのにね。いい時間を頂いた、と今では思っています。

ペミカンさん、ありがとうございます。

一緒に生活した時間があったからなのか、
それともウマが合うというやつなのか。
疑問に思う間もなく、数年のブランクを一瞬で飛び越えてしまっていました。

今度いつ会えるかわからないけれど、
そういう人と出逢えたということは、
とても幸せなことですよね。

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