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2007/02/25

ローレライ

映画館で観た時には、まだ原作を読んでいなくて、
「原作とは違う!」という声を聞きながらも、
かなり感動したのでした。

特に、映画の終盤、絹見艦長(役所広司)が
「大人が起こした戦争に子供の力を借りてしまった」
という意味の台詞を言い、折笠とパウラに未来を託すところ。
ここで、号泣しました。
折笠(妻夫木聡)の表情も、すごくよかったし。

こうやって「未来」に望みを託して、戦場に散っていった人も
たくさんいたのだろうなあ、と。

ところが、原作(「終戦のローレライ」by福井晴敏)は
もっともっと重厚で、熱くて、シビアでした。
登場人物それぞれが背負っているバックボーンが、とてつもなく重い!
そして、最重要人物とも言える、パウラの兄・フリッツが登場しない!

なので、原作読む前に映画見といてよかったな~と思ったわけです。

昨夜、テレビで放映されたので、久々に見ました、「ローレライ」。
まあ、「小説とは別物」と覚悟して見ていたのですが、
やっぱり、あの分厚い小説を2時間ちょっとの映画に・・・ってのは
根本的に無理だったんですね。
重要なエピソードは拾っていましたが、細切れになってる感は否めなかったです。

そして、あれれ?と思ったのは、潜水艦。
スクリーンで見た時は、けっこうリアルに見えた映像が、
テレビで見ちゃうと「どう見ても、模型だよね・・・」と。
ちょっと残念でした。

それから、映画のラストには上川隆也がジャーナリストとして登場。
元米軍兵士にインタビューする彼の腕には、
絹見の時計が・・・というシーンがあったと記憶してるのですが。
昨日は、なかったですよね??

ちなみに、漫画版を読んでる弟は
「漫画とずいぶん違うなあ」とつぶやいてました。
漫画は、わりと原作に近いです。
原作読め!と言ったら、文庫で4冊は無理・・・とひいてました。

いや、映画そのものは、悪くないと思うのですが、
福井晴敏さんの原作がすごすぎるのですよ。
別物として見れば、いい映画だとは思いますよ。

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