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2007年3月

2007/03/30

さくらさくら

東京では桜が満開だそうで。

何年か前のちょうど今頃、東京に遊びに行った。
その時も桜が満開で。
上野公園をふらふら歩きながら、
ただもう花に見とれていた。
あそこには見事な枝垂桜があって、
私はその樹がすっかり気に入ってしまった。
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初めてこの樹を見た時は、夕暮れ時で、
この世のものとも思えない美しさに
ただもう圧倒されてしまった。
(人が多くて、うるさかったけれど)
以来、春に東京に行くたびに、
この樹に必ず会いに行く。
もっとも、こんなふうに満開の時に行けることは
なかなかないのだけれど。
(この写真は2年前。たまたまいい時に行けた)

それにしても。
満開の桜は、人の魂を吸い取ってしまうほどに美しい。
あれはいったい何なのだろう。

しかし、岩手は桜どころか、
今日もまた雪が降ったりしているのでした・・・。

2007/03/29

追悼・植木等

  ちょいと一杯のつもりで飲んで
  いつのまにやらはしご酒
  気がつきゃホームのベンチでごろ寝
  これでいい夢見るわきゃないよ
  わかっちゃいるけどやめられねぇ

・・・なんて歌詞が、スラスラ出てくる自分というのに、
実は一番驚いているわけで。
それほど、無意識のうちに浸透してただなあ。

植木等の訃報は、かなり衝撃的だった。
青島幸男の死も、「ええっ!」と思ったけど。

私はクレイジー・キャッツ世代ではないけれど、
なぜだか知っているのですよね。
それほど影響力があったということかなあ。

私にとっては、植木等はいい味出してる俳優で、
けっこう好きな役者さんの一人だった。

「無責任男」が代名詞のように言われてるけど、
私は、無責任という言葉が嫌い。
ただ、テレビで誰かが言ってたけれど、

「植木さんの時代は、無責任じゃない人が、
 あえて無責任なことをやってみせていた。
 今は、ほんとに無責任な人が、無責任なことをしている」

確かに、そうだ。
植木さんと青島さんの仕組んだ「無責任」って、
そうすることで、肩の力を抜こうよって感じだったのかな。
今は・・・ほんとに無責任。
責任を負うべき立場の人が、率先して無責任だもんなあ。

それにしても、また一人。
昭和のある時代を象徴する人が、逝ってしまった。

ご冥福をお祈りします。

2007/03/27

黄砂舞う

今日は午前中から雨が降り始めて、
一日中ぐずついた天気。

帰りに車に乗って、ワイパーを動かしたら、
泥水みたいな汚さで、「ん??」と思った。

夕方のニュースを見ていたら、
「今日は黄砂が降りました」

ああ、そうか。
雨が止んでも、妙に空が澱んで見えたのも。
フロントグラスの雨水の濁りも。
大陸から飛んできた、黄色い砂のせいだったのか。


子供の頃、初めて「黄砂」の存在を知った時、
怖いような気持ちになった。
砂粒が、風に乗って、海を越えて、やってくるということが信じられなかった。
なんだか、そこに何かの意志を感じたような気がしたのだ。


平年より20日以上早く、黄砂が飛んできた。
今年の春の訪れは、やっぱり早い。

2007/03/25

美姫&真央の涙

トリノの荒川静香は、とってもきれいだった。

残念ながらメダルに手は届かなかったけど、
村主章枝も、とってもきれいだった。

でも、安藤美姫は、きれいだと思わなかった。

トリノが終わったら、スケートをやめたいと言っていた。
それほど、スケートが苦痛だったのだと思う。
スケートがというより、競うことが、人と比較されることが、
必要以上にマスコミに騒がれることが、嫌だったんだろう。
あの頃の安藤美姫には、輝きがなかった。
これでは勝てないだろうと思っていた。
案の定、トリノでは惨敗。
特別強化指定選手からも外されてしまった。

ところが。
安藤美姫は、終わらなかった。
スケート・アメリカで優勝。
これで完全復活と思いきや、肩の脱臼。
それでも、安藤は、もう逃げなかった。
輝きは、消えなかった。

今季の安藤は、きれいだ。本当にきれいになった。
優勝が決まった瞬間の涙は、流していい涙だったと思う。
彼女だから流せる涙だ。


銀メダルの浅田真央も泣いていた。
SPの失敗は、悔やんでも悔やみきれなかっただろう。
「勝ちます」と言い切って、自分の退路を断って臨んだフリー。
たった16歳の女の子が、あれだけのプレッシャーに耐えたのだ。
見た目よりはずっと気の強いであろう「真央ちゃん」が、
あそこまで感情を露にするという事実が、
重圧の大きさを物語っていた、と思う。


強いなあ、と思う。
いや、強くなったのか。
強くなるために流した汗と涙を思うと、こちらもつい涙してしまう。

おめでとう、安藤美姫&浅田真央!!
これから、もっともっと輝いてね!

2007/03/23

銀メダル!!

あああ~、悔しい~~!!
昨日の世界フィギュア、男子フリーを見られませんでしたっ!
(送別会だったのです)

祝・高橋大輔、銀メダル!!

正直言って、トリノまでは「なんだこいつ」と思っていたのです。
「ガラスの心臓」なんて言われてましたが。
とにかく、技術的にもメンタルでも不安定で。

でも、変わりましたね。
今の高橋は、すごくイイです。
特に、今季のフリープログラムは、とってもいい。
技術的にも高度だし、高橋の持ち味を生かしているし、
何より、彼の演技というか、気持ちの入り方がとっても素敵。
ファントム~オペラ座の怪人になりきってますね。
日本人でこういうスケーティングができる人っていなかったので、
見ていてワクワクします。

今朝のテレビでもダイジェストでしか放送しないので、
全部見られなくて、ほんとに残念。
最初の4回転は、手をついちゃったんですね。
それで崩れなかったというのが信じられないです。
最後の力をふりしぼってのストレートライン・ステップ。
そして、涙。
高橋大輔が、どれだけのものを背負っているのかを
垣間見たような気がしました。

そして、今日からは女子。
日本代表の3人が、悔いのない演技ができますように。


2007/03/20

華麗なる視聴率

・・・なんて見出しを、けっこう見かけましたが。

実際、すごかったみたいですね、最終回。
30%超え? 関西では40%超えたって?
一回も欠かさず見た私が言うことではないけど、
よくあの重いドラマを見たもんですね(笑)
日曜の夜に見るにはどうかなって感じだったけど。

TBSとしては、笑いが止まらないのでは?
開局55周年記念番組が高視聴率で、
しかも「花より男子2」もトップ争い。
久々の大ヒットですねえ。


あらためて考えてみると。
やはり、この物語の主役は、万俵大介です。
今までのドラマや映画とはあえて変えて、
長男・鉄平を主役に据えていましたが。
大介でなくては、正論を吐く鉄平を受け入れられない葛藤や、
大きなものを得ようとして、より大事なものを失ってしまった空虚さは、
決して伝わってこないと思うので。

昭和版のドラマも見てみたいですね。
見比べてみたいです。
それよりやっぱり、原作読むべきでしょうね。


個人的には、副長こと山本耕史を堪能できて、
その点において、満足です(^_^)v
ああ、すっかりファンになってる、私・・・。

2007/03/19

「華麗なる一族」最終回

「兄さんを殺したのは、僕とお父さんです」by銀平

最終回、90分スペシャルのクライマックスは、鉄平の自殺でした。

銭高常務の証言で、裁判が有利に進むかと思いきや、
父・大介の差し金で、鉄平は阪神特殊製鋼の役員を解任。
そして、提訴そのものを取り下げられてしまう。
何もかもを失った鉄平は、父に自分の思いが届かないことを知り、ある決断を。
それは、家族を狂わせた忌まわしい存在・・・鉄平自身を、この世から葬り去ることだった。

印象的だった場面。
①失意の鉄平が、銀平に大介の真意を問うシーン
 去り際に、「銀平、おまえは全部知っていたんだな」
 何も言えない銀平を責めるかと思いきや、「すまなかったな」
 この瞬間の、虚をつかれたような銀平の表情がなんとも・・・。

②大介と鉄平、最後の父子対決?
 全てを失った鉄平は、最後に父のもとへ。
 しかし、大介は「どうしてもおまえを愛せない。これは、私たちの宿命だ」と。
 絶望する鉄平。
 このシーンの北大路欣也がすごかった。
 もうギリギリまできてるのに、涙がこぼれないのです。
 大介の苦悩が伝わってきて、圧倒されました。

③美馬の微笑み
 銀行の合併が完了し、パーティーが始まる直前。
 美馬は大臣に次のポストを打診される。
 喜んだのも束の間、次の金融再編を指示されてしまう。
 それは、岳父である大介を裏切ることを意味していた・・・。
 一瞬悩む美馬だったが、やがて、何かをふっきるように、微笑む・・・。
 仲村トオル、おいしいです!
 最後の最後で、あの場面。

というわけで、終わってしまいましたが。
ちょっと言いたいのは、
「いったいテーマは何だったのか?」ということ。
鉄平の遺書(早苗に宛てた手紙)のメッセージがそれだったと思うけど。
そこに至るまでの描きこみが足りなかったのではないでしょうか。
鉄平が理想に燃えたという部分の説得力がなかったし、
人の生き方についても、もっと掘り込んでほしかったなあ。
結局、豪華キャストがちょっと裏目に出たような。

ただ、やっぱり難しいなと思ったのは。
昭和40年代って、まだ「戦争」を背負ってる時代なのですよね。
そのバックボーンが感じられなかったです。
戦争に負けたという事実があって、
それだから「世界に伍する国へ」という目標があって・・・という時代。
また、鉄鋼という当時の花形産業に対する認識も、
現代ではすでにないですよね。
私ですら、鉄鋼業=斜陽の産業という印象しかないですもの。
そこで、鉄平たちの燃えた理想・夢というのを理解するのは、
ちょっと難しかったかなあ。

でも、ふと思ったのは。
あの時代の「熱さ」を、私たちはいつのまに失ったのだろうということ。
いつのまに、こんな冷めた時代になってしまったのでしょうね。

とりあえず、原作を読もうかなと思います。
山崎豊子がいったい何を書きたかったのか、興味が出てきました。


ところで、クランクアップの時、役者はキムタクだけだったけど、
山本耕史が、富良野の山の中まで、
花束届けにいったらしいですね、こっそりと。
さすが、「人たらし」の副長!(三谷幸喜「ありふれた日々」参照)
香取慎吾についで、キムタクまで落とすとは!(笑)

2007/03/18

F1開幕!

F1 2007シーズン開幕!
初戦・オーストラリアGPは、フェラーリのライコネンのポール・トゥ・ウイン。
ライコネンは、マクラーレンから移籍しての初勝利。
フェラーリは、帝王・シューマッハ引退後の勝利で、
マシン性能をアピールできたわけで。

M.シューマッハがフェラーリに移籍してからの数年。
F1を見るたびにワクワクした。

私はウイリアム時代のシューは、あまり好きじゃなかった。
あまりに正確にラップを刻み、確実に勝つというのが。
「勝って当たり前」というのは、つまらない。

そのシューが、「跳ね馬」フェラーリに移籍。
当時は、フェラーリはマシントラブルの連続で、
アレジなんか全然乗りこなせなくて、えらい目に遭っていた。
果たして、シューは暴れ馬を乗りこなせるのか?

実際、最初は全然うまくいかなかった。
ポテンシャルは高いけれど、安定性の悪いエンジン。
繰り返すトラブル、トラブル、トラブル!
あのシューマッハにして、リタイヤの連続。

その暴れ馬が、本来の力を生かせるようになったのはいつからだったか。
開発スタッフと、現場のクルーと、ドライバーとが、
試行錯誤を繰り返し、暴れ馬は甦ったのだ。
その過程は、見ているだけでワクワクした。
一戦ごとに、確実に向上しているマシン。
一糸乱れぬピットクルーの流れるような作業。
そして、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、コントロールするドライバー。
フェラーリの時代の再来!
そして、シューマッハは真の帝王になった。

正直言って、「跳ね馬」が安定してからは、ちょっと興味を失ってしまったけど。
でも、シューのすごさは実感した。
性能のいいマシンで勝つだけでなく、
いいマシンを作り上げてしまったドライバー。
そんなことができる人が、どれくらいいるのだろう。

2007シーズン。
帝王不在は寂しいけれど、新しい力の台頭を楽しみにしている。

2007/03/16

春は名のみの・・・

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暖冬だ~などと言ってると、
3月になってからいきなり寒くなったり。

今日も午後から雪が降って。
しかも、湿った雪なもので、
あっという間に一面真っ白に!

それはそれで、きれいだったりもするのですが。

3月半ばなのに冬に逆戻り。
今朝も白鳥たちが渡りの練習してましたが、
この気候じゃ帰るタイミングつかめないよね。

予報では、21日あたりを境に「春に戻る」そうですが。
どうなることやら・・・。

2007/03/13

卒業式

  瞳を閉じれば あなたが
  まぶたの裏に いることで
  どれほど強くなれたでしょう
  あなたにとって私も そうでありたい

レミオロメンの「3月9日」のこの歌詞が、すごく好きで。
恋歌・・・なのだけど、そうじゃなくても通じるものがあって。

本当に。
彼らと出逢ったのは、私にとって幸せなことだったと思う。
言い訳をしてばかりだった私を、彼らのまっすぐな瞳が許さなかった。
彼らの前に立つ以上、えらそうなことを言う以上、
自分もそれなりの努力をしなければ、と思った。

それは決して不快な感情ではなく。
そうすることで、共に成長できるのだと実感できた。
(もっとも、彼らの成長速度は私の何倍も速かったけど)

だけど。
彼らにとって、私は何か力になれただろうか。
ほんの少しでも、私が彼らに何かを教えることができたならいいのだけれど。

ひなどりたちが、強く、たくましく成長して一羽の鳥となって、巣立つ春。


明日が卒業式です。。。

         

2007/03/12

「華麗なる一族」もあと1回

「僕は妻一人も満足に扱えない男ですから」by銀平

「華麗なる一族」第9回は、とうとう大介vs鉄平の裁判開始!
そして、万俵家は崩壊の一途をたどり、
執事兼大介の愛人の相子も、影響力を失っていく。

その過程での、銀平さんのいじけ具合がたまりません(笑)
裁判を傍聴してるときは、まだシャキッとしてますが、
鉄平の会社を訪ねて
「どうして僕に証人になれと言わないんだ」
と詰め寄ってみたり。
飲んだくれて、クダ巻いてみたり。
奥さんにも逃げられちゃったしね~。

しかし、今回の目玉は、なんといっても銭高常務!
「見せ金」によるトラップの真相を知る男。
大介は、全てを銭高の責任にしてしまおうと画策。
受け入れてくれれば、家族の面倒も見るから、と。
それに対して、鉄平は銭高に証人として出頭を要求。
誠意と熱意をもって「真相を明らかに」という鉄平に、銭高は悩みます。
家族を路頭に迷わせるわけにはいかないという家長としての思い。
阪神銀行時代からの、大介への忠誠心。
そして、鉄平と一緒に苦労してきた自分の「熱」。

西村雅彦って、こういう情けなさが伴う役、うまいですね。
最後に、証人として法廷に立つ決心をした銭高。
決定的な証言をした彼の表情は、とても印象的でした。

法廷ドラマって、動きが少ない分、
台詞回しや場の緊張感がとても大事だと思いますが。
ベテラン陣はさすがでしたね。
特にも、今回の西村雅彦はよかったです。
ただ、キムタクの鉄平はいただけません。
大介をにらみつける表情が、ただのキレた子供みたいでした。

いよいよ来週、最終回。
90分拡大版です。
だいたい先は見えてきましたが・・・。
最後まで見届けたいと思います。

それにしても、いつのまにかメインテーマがすっかりインプットされてしまいました。
気がつくと、頭の中をぐるぐる回っています・・・。

2007/03/11

何か?

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「ここ、アタシの場所だもん。何か?」
・・・って、そこ、私の座るとこなんですけど。

ええっと。
コタツから上半身だけ出して、ぬくぬくとなさっていますが。
人じゃないんだからさ、あんた。
もうちょっと猫らしく、丸くなるとか・・・。

夜も、母の布団で、枕に頭載せてなが~くなって寝てるしね。
自分が猫だという自覚、ないでしょ。

で、こうやっておとなしくしてるかと思えば、
時々、弟や私を見ると、ファイティング・ポーズ。
ちょっと待て。
私たちはあんたのスパーリング・パートナーじゃないぞ。

今回、ひっかかれませんでしたが・・・
思いっきり、噛みつかれました(T_T)

2007/03/08

ストレス解消?

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2年くらい前の写真ですが。

カメラから微妙に視線をはずして、
素知らぬ顔をしているこの方。
彼女の左側にご注目。

これ、障子なんです・・・。
ビリビリに破いてくれるんですよ。
まず、爪を立てて、ピリッと破くと、
そこを口で引っ張って、ビーッと。

怒ると、「アタシ、何にもしてませ~ん」ってとぼけるし。
貼りなおしても、またすぐ・・・。
先代にもよくやられましたが、オマエもか!

結局、障子を張り替える根性のなくなった母は、
父に頼んで、障子の部分をガラスに替えてしまいました。

でも、障子を破くのって、確かに気持ちいいよね(笑)

2007/03/07

百均の魔力

日曜日のこと。
百円均一の○イソーに、買い物に行った。
あらかじめ買うものは決めてあったし、
まあ、30分もあれば・・・と思っていた。
それなのに!

10時半ごろ店に入って、ふと気づくと12時。

絶対、この店には、時空間の歪みがある・・・(ないから)

ほんとに不思議なんだけど、これがいつものパターン。
お目当ての品物がなくて探し回る時間と、
ついついほかのコーナーものぞいてしまって、
「あ、これ、使えそう」なんて手に取ってみたり。
それにしても、時間のたつスピードが尋常じゃない。

でもって、気づくと、カゴにはけっこうな数の品物が・・・。
やはり魔の空間か!?(ちがうから)

今回もまた、百均の魔力に負けてしまった私なのでした。

2007/03/05

今週の「華麗なる一族」

「お父さんから解き放たれて
 みんなが自由な道を歩めると思っていたのに~」

と、銀平号泣(すいません、台詞はうろ覚えです)。

いやはや、鉄平と大介は完全に決裂しちゃいました。
大介が鉄平の会社・阪神特殊製鋼を捨て駒にして、
大同銀行にしかけたトラップ。
それによって窮地に立たされた鉄平は、
法廷闘争に持ち込もうとします。

一方、鉄平を慕う弟妹たちにも動揺が。

銀平は父と兄との板ばさみになりながら、
心情的には鉄平を応援し続けます。
しかし、父を裏切る決断もできず。
妻の万樹子が家を出ると言っても、止めもせず酒びたり。

一子は珍しく感情を露にしますが、
結局、父と夫には逆らえず。
恋人と別れ、閨閥結婚を受け入れた二子は、

父が阪神特殊製鋼を捨て駒にしたと知り、
いったい何のために・・・!と怒りますが、どうしようもなく。

そして、皆が鉄平の出生の秘密を知ってしまいます。

というわけで、万俵家の面々が久しぶりに全員そろいました。
子供世代には若手も多いので、やはり・・・微妙。
二子は世間知らずのお嬢さまなので、相武紗季もあまり違和感なし。
ただ、万樹子の山田優は・・・なんか、違う。
個人的には、キムタクの鉄平以上に違和感があります。

キムタク、今回は泣いてましたね~。
でも、やっぱり彼は「イマドキの男」なんですよ。
(これは、友人も同じことを言っていた)
子供が駄々こねて泣いてるように見えてしまう・・・。

そして、駄々をこねるといえば!
山本耕史扮する銀平。
どれだけお坊ちゃまなの、君は!
お兄さんに泣きついてるひまがあったら、なんとかせい!!
(でも、銀平の出番が多いのは大歓迎♪)

美馬(仲村トオル)と相子(鈴木京香)の悪役二人は、
最近出番が少なくて寂しかったですが、
今回は美馬が相子を口説くという、おいしいシーンが(笑)

いよいよ最終回が近づいてきましたが、
今回の視聴率はどうだったのかなあ。
日曜の夜に見るには、あまりに重いドラマなので、
だんだんしんどくなってきましたよ・・・。

ところで、あの鯉の「将軍」(でしたっけ?)は、
ロボットなんだそうですね。
びっくりです。
まあ、あれが本物の鯉だったら、それもまたびっくりなんだけど。

2007/03/04

切なく悲しい思いを

「東京タワー オカンと、ボクと、時々、オトン」を読んだ。

もうだいたいどんな話かは承知していたけど、
オカンがガンでもう余命いくばくもない・・・というあたりから
やっぱり泣いてしまった。
リリーさんのオカンに対する思いと、自分の親に対する気持ちがだぶってしまったり。

でも、たぶん「親」だけじゃなくて。
自分の大切なものを失った経験のある人には、
あの本の中にリリーさんが閉じ込めた切なく悲しい感じを、
きっと理解できると思う。

私は、先代の猫が亡くなった時のことを、鮮明に思い出した。
うちに迷い込んできた彼女は、もともと体が弱かった。
最初の三年くらいは、夏になると死にかけた。
そのたびに奇跡的に持ち直し、14年、生きた。

もともと美貌の三毛猫だった。
年をとっても、毛並みは驚くほどきれいで衰えを感じなかった。
そんな彼女のおなかが大きくなった。
まさか子供がいるわけでなし、いったい・・・と訝しがる母に、
すぐに病院に連れて行くように言った。

ガンだった。
腹水がたまっていて、もう末期だと言われた。

腹水を抜いてもらうと、目に見えて弱った。
歩くのもやっとになり、毛並みもぱさぱさになってしまった。

悲しかった。
もういい年なので、いつかは逝ってしまうとは思っていた。
でも、それが現実のことなのだとわかったら、
どうしようもなく悲しかった。
もっと早く病院に連れて行けば、と後悔した。

その日。
私は、計画していた旅行がお流れになり、実家に帰っていた。
両親は、ちょっと畑に行ってくる、と出かけた。

彼女は、よろよろと私の側に来て、膝の上にはいあがってきた。
体が、冷たいような気がした。
私の膝の上で、長々と横たわり、浅い呼吸を繰り返す。
もう、目は見えていないらしい。
私は、ボロボロ泣きながら、彼女の体をさすった。
もう、この子は死ぬのだとわかった。
どうして母が出かけている時に、私しかいない時に。
静かにみとってあげる余裕は、なかった。
私はわんわん泣いた。

最後に、彼女は体をブルブルッと震わせて、深く深く息を吐いた。

それが、私たち家族が、初めて一緒に暮らした猫の最期だった。
そして、私が初めて立ち会った「死」の瞬間だった。

あの時の言葉にならない思いは、今でも私の中に刻み込まれている。
「東京タワー」は、それを一生懸命言葉に変換した小説だ。
だから、大切なものを失った経験のある人には、
何かしら感じるものがあるのだと思う。

2007/03/03

北帰行

朝、ふと目を覚ますと、白鳥の鳴き声。

どうやら、「渡り」の練習が始まったらしい。

仕事の行き帰りに川のそばを通ると、
白鳥たちは羽を広げ、はばたく練習をしていた。

冬の間ずっと休めていたからだを、
ゆっくり動かして、ほぐしていくように。

いつもの年よりずっと暖かいし、
陽射しはもうすっかり春なので、
白鳥たちの本能が、北帰行を決めたらしい。

彼らが飛び立つ日がいつなのかわからないけど。
無事に北の大地にたどりつきますように。


さて、私も。
この冬は体調を崩して閉じこもっていたから、
そろそろ動き始めないと、ね。
春だから。

2007/03/01

夢見月

3月になりました。

3月といえば弥生ですが、ほかにもいろいろ月の異名はありますね。
ふと思い立って調べてみたのですが、
3月はほかに

 桜月・早花月・花見月・染色月・蚕月・・・などなど。

やはり、花(桜)にまつわる言葉が多かったです。

その中に、夢見月というのがありました。
なんともロマンティックな・・・。

太陰暦と太陽暦では、ほんとは季節が違いますが、
それでも「夢見月」という言葉は、
卒業シーズンの3月にふさわしい気もします。

今日、県内の高校は卒業式でした。

殺伐とした世の中だけれど、
新しい世界に飛び立つ人たちが、
「夢」を失うことがありませんように・・・。

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