てくてく
田舎暮らしには、車は不可欠。
というのは、公共の交通機関が非常に少ないから。
電車が通ってないとこなんてざらにあるし、
バスだって一日に何本・・・という世界。
今だって、車がなけりゃ、私は仕事にも行けません。
そんな生活をしていると、ついつい車に頼ってしまう。
歩いていける距離でも、車で。
まだ免許をもっていなかった頃は、
ちょっとくらい遠くても平気で歩いていたのに、
今ではすっかり横着者に。
たまに東京なんか行くと、ぐったり疲れてしまう。
ふだんの何倍も歩くから。
そういう私は、先日、1時間半くらいてくてく歩いた。
ゆっくりだったけど、さすがに1時間すぎたあたりから「疲れたなあ」と。
でも、歩かないとどうしようもないので、てくてく。
ふだん車で通り過ぎる時には気づかないものをいっぱい見ながら。
道路沿いのお家の庭とか。
どこにつながってるのかわからない小道とか。
道路の下を流れる小川とか。
カエルの卵とか。
てくてく。
お日さまに照らされながら、てくてく歩く。
ちょっと冷たい風が通り過ぎていく。
疲れるけれど、歩くのって楽しい。
この感じ、忘れていたなあ。
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