山の生命
最近、食卓に山菜がのぼらない日はない。
とっくに仕事をリタイヤした父が、暇にまかせて毎日山からあれこれ採ってくるのだ。
口に入れると、湯がいたとは思えぬほど強烈な味と香りがする。
それはいっそ暴力的とも言えるほどだ。
山の命を食べているのだ、と思う。
山の恵みに生かされているのだ、と思う。
子供の頃は苦手だった山菜は、今は私の大好物だ。
独特の苦味や癖のある味が、山の生命力そのもののような気がする。
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