「書く」ということ
あさのあつこ「復讐プランナー」を読んだ。
いじめにあっている中学生が、復讐計画をノートに書き付ける、という話。
すごく暗そうに聞こえるけど、そんなことはない。
書いているうちに自分や周りを客観視できるし、冷静になってきて、余裕が生まれるのだ。
この感じは、すごくわかる。
私は本を読むのと同じくらい書くことが好きで、小学生の頃から今に至るまで、こうして「書いて」いる。
それは日記だったり、手紙だったり、物語だったり、さまざまなのだけど。
気持ちがどうにも落ち着かない時、何か書いているうちに、すぅっと視界が広がるような、頭の熱が冷えていくような気持ちになることがある。
書くという作業は、いやでも自分と向き合うから、だろう。
だから、書くのがしんどくてたまらない時もあるけれど。
プライド高くて、自意識過剰な少女だった私には、「書く」ことは、自分を安定させるために必要なことだったのかもしれない。
そして、それは今でも。
週末しかパソコンが使えなくて、携帯で更新するのはめんどくさい…と言いつつ、こうしてブログを続けているのが、その証拠だろう。
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