破れ鍋に綴じ蓋
先日、後輩に会ったとき、こんな話をした。
「自分が結婚してよーくわかった。
夫婦って、相性だよね。」
「そうそう。他の人にとってどうかなんて、関係ないの。
当事者どうしが合えば、それでいいの。」
「そうなんだよねえ。
うちのダンナ、よく耐えられるなって思うもの。」
「ほら、『破れ鍋に綴じ蓋』って言うでしょ。」
「うん。」
「あれ、その通りなんだよね。
お互いが、『破れ鍋』で、『綴じ蓋』」
1か月くらい前から、心身ともに不調で。
周りの人には、いっぱいいっぱい迷惑&心配をかけた。
その直撃を受けたのは、旦那さん。
今、少し気持ちが落ち着いてきたので、
一番ひどい時の自分を思い返してみると、
よく我慢してくれたな~と、思う。
そう言ったら、「我慢? してないよ」
先週、夜の10時過ぎにいきなり謎のじんましんが出た旦那さん。
病院に連れて行って、点滴を打ってもらって、事なきを得たけれど。
「忙しいから疲れてたんだよね」
「うん、仕事のストレスだな。明日、職場で言ってやろう」
でも、ストレスの原因の一つは、きっと私だよね・・・。
ごめんなさい。
(ちなみに、職場で言ったら、同僚に笑われて終わったそう。
誰もいたわってくれなかったと、すねてた)
「あんたにとっては、最高の旦那さんだよ」
と、友人たちは声をそろえて言う。
うん、私という「破れ鍋」には、最高の「綴じ蓋」だと思う。
そして、私も彼にとって、最高の「綴じ蓋」だったらいいな、と思う。
« まるで奇跡のような | トップページ | 立ち読みして »
コメント