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2009/11/14

沈まぬ太陽

見てきました。結婚記念のデートで(笑)
朝一番の回でしたが、満席でした。

原作を読んでいたので、これが映画化!と聞いた時には、
どうやってあの長大な物語を?と思ったものです。
3時間20分(10分間のインターミッションあり)は、やはり長かったです。
が、ウトウトしてしまうような隙はなく、
最初から最後まで、緊張感とテンションが持続したのにびっくり。

あの物語をどう構成しなおすんだとうと思っていましたが、
いきなり御巣鷹の事故から始まったのには驚かされました。
もう、最初の30分くらいは息もつけない感じで、
私はいきなり泣いてしまいましたが・・・。

その後、主人公・恩地元が左遷されるきっかけになった組合活動とか、
事故の「その後」や、会長室付きになってからの悪戦苦闘が描かれるのですが。

全体的に、ちょっとテレビ的な構成になっていて、
映画の重厚さという点では物足りない気がしました。
が、役者さんたちの気合いが、とにかくすごい。
主役の渡辺謙をはじめ、恩地の親友にして最大のライバル三浦友和、
事故の遺族の宇津井健などなど・・・とにかくもう、一瞬たりとも目を離せなかったです。
女優陣も、鈴木京香、松雪泰子、木村多江・・・みんな素敵でした。

実際に起こったあの事故を映像化するということで、
おそらくスタッフにもキャストにも、いろんな思いがあったのでしょう。
そういう気持ちが伝わってくる映画でした。

ただ、一つだけ気になったのは、
事故現場に立つ松雪泰子が真っ白なパンツスーツってのはいかがなものかと。
汚れるだろ、そんな恰好で山に登らないだろ・・・と、突っ込んでしまいました。

素晴らしいと思ったのは、単なる「お涙ちょうだい」の映画になっていないことです。
恩地の生きざまから、「信念」「矜持」といった言葉を思い出さされました。
日本人はいつからそんな大事なことを忘れてしまったのでしょう。

また、ラストのアフリカの大地に沈む夕日の映像は、圧巻でした。
これはぜひ映画館で見てほしい映画です。

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コメント

あの長さの原作を上手にまとめていましたよね!私は原作どおり展開すると思っていたので、あの恩地の辛さを見るのは・・とちょっと腰が引けていたのですが、振り返る形の構成お見事でしたね~。

初日だったかの舞台挨拶で渡辺謙さん感極まって涙していましたが、「作品に感動してじゃなく、この作品が出来上がるまでにキャストスタッフどれだけ大変だったかその思いを汲んでもらえたら・・」みたいなこと言っていましたが、映画見て納得でした。

プライドとか誇りじゃなく「矜持」という言葉、恩地の生き様にピッタリですね。

hitoさん、私もあのアフリカ篇はつらいなぁと思っていたので、こうきたか!と。
ただ、いきなり事故というのも、衝撃的でした。
削れないエピソードをつないだので、原作を読んでない旦那は、ややわかりにくいとこがあったみたいです。
でも、総じていい映画でしね。三時間以上を費やす価値がありました。

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