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2010/05/12

今日も、本を

独身時代に戻ったかのように、すごい勢いで本を読む毎日。

だいたい、私は、現実逃避したいとき、本に没頭する癖がある。
現実のあれこれを思い煩うのがつらい時、
本の世界に入ってしまうのが、手っ取り早い。
適度に長くて、適度におもしろくて、夢中になれる本。

以前、やっぱり精神的にしんどかった時は、「御宿かわせみ」シリーズを読破した。
今は、山崎豊子や司馬遼太郎など、ふだんはなかなか手が出ない長編を中心に読んでいる。
夫には、いわゆる「名作」を進められているが、そちらは丁重にお断りしている。
(「竜馬がゆく」は薦められるままに読んだけれど)
読んで、さらに気が重くなるようなものは、ちょっと避けたい気分だから。

精神的に疲弊した時というのは、私の場合、心が乾燥しきって砂漠みたいになってしまった状態。
潤いがなくなってしまって、何を見ても感動しないし、喜びも驚きも感じない。
目の前にあるものに、機械的に反応している感じ。
心をちゃんとメンテナンスしないで、使うだけ使って、貯金がなくなったような。

だから、本を読んでいても、最初はあまりおもしろいと思わない。
でも、これでもかと詰め込んでいるうちに、少しずつ、「何か」を感じ始める。
心が潤ってきて、満たされていくのが、わかってくる。
無意識のうちに、そういうことに気づいていて、気持ちが弱ると本に走るのかもしれない。


私は、よく人を植木鉢の植物に例えるのだけど。
大きく育てようと思ったら、ちゃんと栄養をあげてなければならない。
育ったら、鉢を大きなものに換えて、根を大きく太くしなければならない。
そして、また、栄養をあげて・・・その繰り返し、と。
私は、自分に栄養をあげることと、鉢を大きくする努力を怠っていたらしい。

だから、今は、読書で、自分に栄養をあげている。
もちろん、本だけでなくて、夫や、実家の家族や、友人たちからも、たくさんの栄養をもらっているけれど。

まず、自分で、自分の心に、栄養をあげよう。

そして、今日も、本の頁を開く。

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コメント

初めまして 斜めとなりの県 山形から『ゲゲゲの女房』で検索して着ました。

本・・・乱読 心と身体が欲しがっている時はトンドン与えて下さい。

私のお薦めは『藤沢周平さん』
男性の本と勘違いされますが女性の心の機敏や揺れを柔らかく表現しています。
映画にもなった『山桜』『花のあと』や『時雨みち』などの短編がお薦めです。

5月に藤沢周平さんの記念館がオープンしました。
公園の中にひっそりと佇む静かな記念館です。

是非!

minorunさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

藤沢周平好きですよ~。
私はなんといっても「蝉しぐれ」が好きですが、夫は「漆の実のみのる国」が好きだそうです。
おすすめいただいた作品のうち、「花のあと」はぜひ読みたいと思っていました。ほかのもいずれ読んでみますね。
このサイトのリンクから、読書日記にもいけますので、気が向いたら遊びにいらしてください。

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