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2010年8月

2010/08/26

花の名前

最近、5時すぎに起きだして、家の近所を散歩している。
けっこう早足でテクテク歩くので、早朝とは言え軽く汗をかく。
で、シャワーを浴びて、朝ごはんの支度。
夫は一緒に起きるけど、そのまま読書タイム。


そうやって歩いていると、いつもの通勤ルートだったのに、
知らないことがいっぱいあった。
車でガーッと通り過ぎるだけだから、視野に入っていないのだ。
遠くに、高校生の頃毎年登らされた山が見えること。
なんだかとっても古そうな蔵のあるお家があること。
田んぼが少しだけあって、そこには雀の大群がいること。
そして、いたるところに草花が生い茂っていること。

ああ、この花は知ってる・・・と思いながら、ふと考える。
あれ、名前なんだっけ?

知ってる。確かに知ってるのだ。
子供の頃、近所の道端でも見かけた。
あっちの花は、野原に咲いていた。
昔は、確かに名前を覚えていたのに。

幼いころ、母とよく散歩した。
「あの花なんていうの?」と聞くと、母はたちどころにこたえてくれた。
わからない時は、家に帰って植物図鑑で調べたりした。
そうして、たくさん覚えていたのに。
いつのまに、忘れてしまったのだろう。

花の名前を知らなくても、生きていける。
花に興味がなくても、生きていける。

でも、私は、何か大切なことを忘れてしまったような気がした。
それだけ、ほかのことに熱中していたし、一生懸命だったともいえる。

それでも。
花の名前を唱えていた頃のような、心のゆとりを失っていたことは確かだ。

もう一度、覚えなおしてみるのもいいかもしれない。
道端の草花に足を止めて。
子供の頃のように。

2010/08/18

ゲゲゲの戦争

今年は戦後65年ということで、戦争関係のテレビ番組や新聞での特集も多かったですね。

そういうのが8月15日を境に、波が引くようになくなった・・・と思ったら、今週の「ゲゲゲの女房」は、茂の戦争中の話がメインです。

ラバウルで最前線に送られ、敵に追われて逃げまどい、
もはやここまで・・・と覚悟を決め、心の中で両親に別れを告げたという茂。
その時、遠い境港にいる母は、その茂の姿を夢で見たと飛び起きます。
夫をたたき起し、二人で息子の名前を必死に呼ぶのです。
死ぬな、帰ってこい・・・と。

なんかもう、ダメでした。
大真面目に、届くはずのない南方にいる息子の名を呼ぶ両親の姿は、
見ようによってはとても滑稽です。
でも・・・思わず、ボロボロ泣いてしまいました。

どれほどの人たちが、こうして叫んでいたんだろう。
息子に、父に、兄弟に、夫に、どうか帰ってきてくれ、と。
声に出さずとも、叫んでいたに違いない。
それこそ、血を吐くような思いで。

今、戦争ものを読んでいる最中なので、妙にシンクロしてしまったのかもしれません。
ドラマとは言え、必死に息子の名を叫ぶ両親の姿に、
私はただ泣くことしかできませんでした・・・。

やっぱり、戦争は嫌です。

2010/08/08

残暑見舞い

残暑お見舞い申し上げます。

っていうか、残暑なんて気分じゃないですね。
この連日の猛暑・・・。
みなさん、いかがお過ごしですか。
溶けてませんか?
・・・私は、溶けてしまっています。

もっと暑い地域はたくさんあるでしょうけれど、
熱帯夜などほとんど経験したことのない北国育ちの人間に、
今年の夏は過酷すぎます(泣)

冷房苦手な私が、エアコンなしでいられないほど。
そして、相変わらず咳が止まらず、病院通い・・・。
なんにもする気力がわかず、ぐったりしてる今日この頃。
高校球児の元気さが信じられない・・・。


この異常気象は、偏西風の蛇行が原因じゃないかってことでしたね。
なんで蛇行してるんでしょうねー。
グダグダしてないで、まっすぐ行かんかい!!って気合い入れたくなります。

実家の猫も溶けてるらしいです。
暗い廊下に落ちてた猫を、父が踏んづけてしまったとか。
(注:「落ちてる」とは、暑さに耐えかねた猫が、冷たい床で平べったくなっている状態)


何はともあれ、早くこの猛暑がおさまることを祈るばかり。
みなさまもどうかご自愛くださいませ。

2010/08/02

「龍馬伝」 長崎編

風邪をこじらせて、気管支炎になってしまった夫と、
とりあえず風邪でおさまってるものの、咳がひどい私。
抗生剤飲んでボーッとしてる二人ですが、「龍馬伝」は欠かせません。

第3部に入って、3回目になりましたね。
長崎という街のもつ華やかで怪しげな雰囲気が、夫はお気に入り(笑)
まあ、龍馬の行動も、ここからは歴史に大きな影響を与えていくので、
いろんな意味で見応えはあります。

第3部のオープニングには千葉さな子も登場して「お!」と思いましたが、
それ以上に、龍馬の「豹変」ぶりに驚きました。
今までは人の好い兄ちゃん・・・という雰囲気だったのが、
倒幕という目標をもち、その実現のためならなりふりかまわない!という迫力が伝わってきます。
昨日の「西郷はまだか」では、薩長同盟を桂小五郎に直談判する龍馬の気合いがなかなか素敵でした。
ただ・・・あんなに長州藩士がたくさんいる中で、同盟のことを話すっていうのはナシでしょう(苦笑)

第3部の新キャラも、なかなか。
高杉晋作、いいですね。
それから、やっと中岡慎太郎が登場!
上川隆也なので手堅く演じてくれるだろうと思ってますが、
もっとはじけて、熱くなってほしいなと思います。
中岡って、私の中では「火」のイメージなので(ちなみに、龍馬は「水」)。
もう一人、お元の設定にはちょっと驚きました。
お座敷でのにこやかな顔と、奉行所での無表情との落差がすごいですね。


夫いわく「龍馬とか西郷とか桂って・・・やっぱり大人物なんだな」
何をいまさら・・・という感じですが、ドラマを見ていると、それを改めて感じるのも事実。
私としては、西郷や桂は偉人と言ってもいいと思うのですが、龍馬は天才だと思ってます。
この場合の天才の定義は、
   既成の概念にとらわれることなく、時代を変えるほどの新しい発想をもち、
   なおかつそれを実行できるだけの行動力とエネルギーをもつ
ということ。
歴史上、何人かいますよね、こういう人たち。
だいたい、歴史の転換点に出てきて、あっというまに消えてしまうんですが。

何はともあれ、この後のドラマの展開が楽しみです。

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