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2010/08/26

花の名前

最近、5時すぎに起きだして、家の近所を散歩している。
けっこう早足でテクテク歩くので、早朝とは言え軽く汗をかく。
で、シャワーを浴びて、朝ごはんの支度。
夫は一緒に起きるけど、そのまま読書タイム。


そうやって歩いていると、いつもの通勤ルートだったのに、
知らないことがいっぱいあった。
車でガーッと通り過ぎるだけだから、視野に入っていないのだ。
遠くに、高校生の頃毎年登らされた山が見えること。
なんだかとっても古そうな蔵のあるお家があること。
田んぼが少しだけあって、そこには雀の大群がいること。
そして、いたるところに草花が生い茂っていること。

ああ、この花は知ってる・・・と思いながら、ふと考える。
あれ、名前なんだっけ?

知ってる。確かに知ってるのだ。
子供の頃、近所の道端でも見かけた。
あっちの花は、野原に咲いていた。
昔は、確かに名前を覚えていたのに。

幼いころ、母とよく散歩した。
「あの花なんていうの?」と聞くと、母はたちどころにこたえてくれた。
わからない時は、家に帰って植物図鑑で調べたりした。
そうして、たくさん覚えていたのに。
いつのまに、忘れてしまったのだろう。

花の名前を知らなくても、生きていける。
花に興味がなくても、生きていける。

でも、私は、何か大切なことを忘れてしまったような気がした。
それだけ、ほかのことに熱中していたし、一生懸命だったともいえる。

それでも。
花の名前を唱えていた頃のような、心のゆとりを失っていたことは確かだ。

もう一度、覚えなおしてみるのもいいかもしれない。
道端の草花に足を止めて。
子供の頃のように。

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