料理の才能
料理が苦手です。
中学か高校の頃、家庭科のテストで「キュウリを切る」という実技があり。
惨憺たる結果で、同級生たちを呆れさせて以来、
人前で包丁を握るのが嫌でたまらなくなりました。
もっとも、母の手伝いをしなかったツケであり、場数を踏めば改善されるだろうと思っていました。
ええ、つい最近までは。
しかし。
レシピを見て、その通りに作っているはずなのに、そうならない。
見た目も、味も。
そして、たまに手伝ってくれる夫が作る方が、おいしそう&おいしいのです。
「すごいねえ、上手だねえ。さすが我が家のシェフ!」なんて拍手してましたが・・・。
唐突に気づいたのです。
夫が上手いのではなく、これが「フツー」なのでは?
私に、おそろしく料理の才能・センスがないだけなのでは?
自分が不器用なだけでなく、根気もなく、雑な性分なのも原因でしょうが、
そもそもセンスがないのでは・・・。
今までの人生、スポーツや芸術方面(音楽&美術)で味わった挫折感。
「神様はこういう才能を私に与えてはくださらなかったのね」
あれとどこか似ているような気が。
この分野もダメだったか・・・と、凹みましたが、まあいいや。
少しぐらい焦げていようが、味付けがイマイチ決まらなかろうが、
あまり気にせず、適当に調整して食べてくれる相方なので(笑)
こういう人を夫にしてくれた神様(?)に、感謝することしきりなのでした。
« 5月30日 | トップページ | 大河ドラマ「平清盛」 »
コメント