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2016/12/19

真田丸「最終回」

最後に源次郎が浮かべたのは、微笑み。
生きて生きて、うまくいかないことも、絶望も、深い悲しみも、たくさん味わって、
そうして最後にあの微笑み。
まいったなあ。

泣いたんですけど、泣けたんですけど、
悲しいというよりは、いっそ清々しいというか。
これ、どっかで経験したなあと思ったら、「犬伏」の時でした。


さて、いくつか印象に残ったポイントを。

<思わず叫びそうになったところ①>

「秀忠アア~! めっちゃいい笑顔で助けに現れるんじゃねえ~!」

ここぞというところで、やってくれましたね、2代目。
今までさんざん煮え湯を飲まされた相手に。
しかも、父を救うという最高のシチュエーション。
秀忠も成長しました。
でもでも、あんたが来なければ・・・。

<思わず叫びそうになったところ②>

「修理イイ~! それ持っていくって言ったの、おまえだから~!」

最後の最後でやってくれましたね、修理。
今までにないほといい人に描かれていたのは、このためだったのか。
なんかね、悪気がないのはわかるのですが、
もう、この期に及んでこれかよっていう・・・。

<泣かずにいられようか①>
この最終回に、大活躍の内記どの。
信繁に「日の本一の兵」をいう言葉を届け、
どう生き方が大事だと伝え。
大助を守り、奮戦し、斬り死に・・・。
その懐には、大殿の位牌が・・・。
あの世で、大殿と碁でも打ってくだされ。

<泣かずにいられようか②>
戦場で倒れた・・・と思ったら、いきなり城内に現れた作兵衛。
強いぞ、作兵衛(ってか、人間離れしてる?)
そして、自らが作った畑の上で・・・。
彼の魂は、信濃の土に還ったのでしょうか。

<泣かずにいられようか③>
戦場で相まみえることになった源次郎と三十郎。
もう、三さまの涙に、こちらも・・・。
本当は、誰よりも源次郎の側にいて、一緒に戦いたかったよね・・・。


そして、個人的に一番ツボだったのは、家康の逃げ回る姿でした。
伊賀越えアゲイン!!
つくづく思うのは、家康もヒーローではなく、人間なのだということ。
だから、憎めないのです。
信繁と家康が対峙する場面は、互いに感傷的になることなく、
それまでの人生を背負った人間として、向かい合っていて、
最高の名場面だと思いました。


ほかにもいろいろあるのですが、書ききれないので、とりあえずいったんやめます。
近いうちに、全体を通してのまとめなど書きたいとは思ってますが(書けるかな?)
とにかく、まだ魂がふわふわさまよってまして、まともなことを書ける状態ではないのです。

ただ、とってもすばらしいドラマに出会えたなと思っています。
感謝です。


きっと、あの世に行った源次郎を、パッパが迎えてくれて、
「源次郎、ようやった」「よき息子をもった」
って言ってくれてると思うんだ。
ほっぺぺちぺちしながらね・・・(号泣)

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