最近のトラックバック

スポーツ

2017/04/13

その強さこそ

浅田真央が休養中のある試合を見て、ひどく驚いたことがある。

全然、違う。

浅田真央みたいなスケーティングができている選手がいないのだ。
彼女があたりまえにやっていたことが、どれほど高い水準だったのか、
そのとき初めて気づかされた(遅すぎる)。

復帰してからの彼女は、どこか無理をしているようで、ちょっと痛々しかった。
「無理」ではなかったのだろう。
きっと必要なステップだったのだ。
昨日の記者会見を見ていて、そう思った。

一番印象的だったのは、最後に涙をこらえて後ろを向いて、
精一杯の笑顔で振り向いた場面だった。

強いな、と。

その強さで、世界を舞台に闘ってきたんだなあ。
あの真央スマイルは、そんな強さに裏打ちされていたんだ。
スケート人生を通して、あんなしなやかな強さを身につけたなんて、
最高にかっこいいじゃないか。
ソチでのフリー演技を、私は一生忘れられないだろうけど、
昨日の笑顔も忘れられないだろうな。

浅田真央さん、おつかれさま。
その強さこそ、最強の財産です。
これからも、笑顔で人生を楽しんでくださいね。

2014/12/30

フィギュア全日本

なんというか・・・とにかく、驚きの展開でした。

いちばんは、小塚選手です。
今シーズンパッとしなくて、正直、もう潮時なのかと思ったことも。
でも、やってくれましたね。
あのステップを見てたら、なんだか涙が出そうになりました。

そして、町田選手の引退。
なんとなく、予感はあったのです。
「第九」に打ち込んでいる様子が、ただごとじゃなかったので。
でもなあ、まだまだいけるのになあ。
彼らしいといえばそうなのかもしれないけど。

とりあえず、世界選手権を楽しみに待つことにします。

2014/11/30

NHK杯

そりゃあ、たしかに、今回の注目は羽生選手でしょう。
それは、よくわかります。
私も気になりましたもん。
(ちなみに、私は羽生くんは応援してますが、ファンというほどではありません)

でも、あそこまで「羽生シフト」な中継はどうなんでしょう。
ほかにも選手はいるのに。
羽生のためだけにある大会じゃないのに。

民放ならわかる気もしますが。
ちょっとイラッとしました。
羽生くんのSPのリプレイをするなら、村上大介選手のSPを見せてほしかった。
無良選手のSPもすばらしかったのに。

しかし、中国杯ではあれだけ怪我して滑って2位。
今回もあれだけジャンプを失敗して4位になりながらも、グランプリ出場。
やっぱり羽生くん、何かもってますね。

ただ、あまりにも「羽生、羽生」と連呼するNHKの中継に、ちょっと引いてしまった私なのでした。

2014/11/09

伝説

トリノでの荒川静香のイナバウアーのように。

ソチでの浅田真央のフリーの演技のように。

昨日の羽生結弦の血だらけのファントムは、フィギュアファンの中で語り継がれるにちがいない。


どんな思いでリンクに立ったのかはわからないけれど。

転んでも転んでも滑り続け、滑り切ったあの姿は、間違いなく観る者のこころを 揺さぶった。

得点が出た瞬間の涙と泣き声が忘れられない。

いつも冷静で賢い羽生結弦が、めずらしく見せた感情の揺れ。

痛々しかったけれど、あれもまた伝説の一部になるにちがいない。

2014/10/14

引退

高橋大輔、引退。

なんとなく、予想していたけれど、はっきりそう決まると、やっぱり寂しいです。

「ガラスのハート」なんて言われていたころ、決して好きなスケーターではなかったのです。
でも、少しずつ、いろんなことをクリアして、ステップアップして・・・。
いつのまにか、そのエモーショナルな演技のとりこになっていました。

高橋大輔しかできない、そんな演技が大好きでした。

もう競技の場で見ることができないのは残念ですが、長い間おつかれさまでした。


ところで・・・あのヒゲはあまり似合わない気がするのは、私だけでしょうか?(笑)

2010/11/04

第58回全日本剣道選手権

2010年11月3日  第58回全日本剣道選手権大会

生まれて初めて、生で観戦しました。
(実は、武道館に行ったのも、初めて)

かつての教え子(と言うのもおこがましいですが)が出場するので、応援に。
もちろん、一度はこの大会を生で見たいと思っていたので、「今しかない!」と。

教え子は残念ながら一回戦で敗退しましたが、
それなりに納得のいく試合ができたようなので、安心しました。

大会は、全日本8回出場の高鍋選手(神奈川)と過去2度優勝、今回2連覇を狙う内村選手(東京)の決勝になりました。
一回戦から全開だった高鍋と、試合が進むにつれてどんどん打突が凄みを増していった内村。
今回はこの二人しかいない!という、絶好の対戦。
10分という試合時間がものすごく短く感じられるほどの好勝負は、
高鍋のメンが決まり、幕を閉じました。

毎年、テレビ観戦はしていましたが、生で見ると全然違います。
選手の迫力。すばらしい打ちにどよめく会場。
選手の身内の人たちの喜びようや、剣士のサインを求めて走り回るチビッ子たち(私もサイン欲しかった・・・)。
この場にいなければ味わえない空気を堪能してきました。

それにしても、今大会の高鍋選手は圧巻でした。
優勝、おめでとうございます!

2010/03/26

金メダル

高橋大輔選手、世界フィギュア金メダルおめでとう!

4回転にも挑戦して、ステップもスピンもレベル4をゲットして、
バンクーバーの金メダリストよりも高い得点を出して、金メダル。

何より、彼自身が気持ちよく滑れたなら、それが一番です。

おめでとう!!

2010/02/27

みんな、おめでとう!

浅田真央、銀メダル。
安藤美姫、5位。
鈴木明子、8位。

上々の出来ではないでしょうか?

私は、浅田真央の金メダルは、あまり期待してませんでした。
だって、今シーズンが悪すぎた。
あのフリーのプログラムは(技術的なことはわからないけど)、
真央ちゃんに合っていない。
彼女は確かに大人になりつつあるけど、やっぱりまだ「真央ちゃん」なんです。
その良さを生かしたプログラムであるべきだった、と思う。
彼女が本来もっている、のびやかさ、明るさ、すこやかさ・・・が伝わってこなかった。
だから、仕方ない、と思ってました。
ただ、今シーズン、あれだけ苦しんだのに、オリンピックに照準を合わせてくるのは、立派。
大舞台で、トリプルアクセルをきっちり跳んだのも、立派。
さすがです。
4年後、もっと素敵なスケーターになっていてほしい。

安藤美姫は、4年前は「なんだ、この子」と思ってました。
いろいろあったのはわかるけど、すごくつまらなそうに滑っていたので。
意地悪な言い方をすれば、「嫌ならオリンピック出なくていいよ」、と。
でも、今回は、「自分らしさ」にこだわって、滑り切りましたね。
今はスケートやってる自分を嫌いじゃないのでは?
だから、「ああ、よかったね」と思いました。
もちろん、メダルをとれたら、もっとよかったけれど。

鈴木明子の入賞は、すごくうれしかったです。
昨日は授業中でテレビは全然見られなかったけど、
休み時間に結果をチェック!
で、教室に戻ると、生徒たちが「先生、フィギュアどうでした?」
浅田が銀、安藤が5位、と伝えると、「鈴木は??」
中学生も、浅田・安藤だけじゃなくて、鈴木明子のことを応援してるのです。
ほんとに嬉しそうに、幸せそうに滑りますもんね。
よかった、よかった。

それにしても、男女とも、出場した6人全員が入賞って、すごくないですか?
私は、とっても感動しちゃいました。

私は、どこかの誰かとちがって、金メダル至上主義じゃないので、
彼ら・彼女らが、全力を尽くしたなら、それでいいと思うのです。
嬉しさは自信に、悔しさは次への糧にしてほしい・・・それでいいと思ってます。

2010/02/20

おめでとう、銅メダル!

4年前、高橋大輔が嫌いだった。

いかにも「いまどき」の自意識過剰なくせに、本番に弱いタイプの若者で(ごめん!)
オリンピックの演技を見ても、がっかりするだけだった。

ところが、彼は変貌した。
ほんとに同一人物?と思うくらい、顔つきが変わった。
それまでは「ナルシスト」に見えた演技が、「魅せる」演技になった。

世界選手権での銀メダル。
他国の選手にぜんぜんひけをとらなかった。
「オペラ座の怪人」のプログラムは、彼のベストだったと思う。
かっこよかった。

自信をもって滑っているな・・・と思うようになった矢先の大けが。
ショックだった。
「ガラスのハート」には耐えられないんじゃないかと思った。
戻ってきてね・・・と、祈っていた。

そして、戻ってきた(オリンピックぎりぎり!)高橋大輔は、
明らかに今までの高橋と違っていた、と思う。
気弱さが見え隠れしていた今までとは、違う。
「自分はやるんだ」という意志が、見えた。

結果、銅メダル。

神様がくれたごほうびだ、と思った。
すごくすごく、うれしかった。

滑っているとき、すごくいい顔をしていた。
あの顔を見られただけで、満足。
そのうえ、メダルも。
本当に、よかった。

4年前「なんだこいつ」と思っていたのが嘘のように、
すっかり高橋大輔のファンです。

銅メダル、おめでとう!!!!!


2010/01/04

箱根駅伝2010

今年は、旦那さんの母校・明治が1区~4区でトップという展開で。
駅伝に興味のない旦那さんもついつい見てましたが。

東洋大の柏原選手、圧巻でしたね。

私は、東洋大4年の釜石慶太選手を応援してるので、
最後の箱根、彼が走ってくれることを期待していたのですが。
残念ながら、エントリーされませんでした。

高校駅伝で区間賞をとり、東洋大1年で箱根を走り、
しかし、山登りで大ブレーキ。
2年もやはり山登りで力を発揮できず。
去年は、出番がありませんでした。
それと入れ替わるように、東洋大には柏原という「新・山の神」が登場したわけです。

大学生活最後の年、釜石くんが箱根を走る姿を見たいと思っていました。
が、エントリー表に彼の名前はなく。
もしかして、陸上をやめてしまっていないよね・・・と思ったり。
そしたら。
「東洋大主将」に釜石慶太の名前が。

だから、今年は、東洋大を応援していました。
釜石くんが走らなくても、主将として引っ張ってきたチームが優勝してほしい、と。

東洋大優勝の後、恒例の胴上げは、まず監督さん。
次は、主将の釜石くんだったそうです。
走った選手たちではなく。
ああ、よかった・・・と思いました。


近年の「ドラマ」を強調する箱根の中継はあまり好きではないのですが、それでもやっぱり一人一人が背負っているものがあって、箱根を見ると、いろいろ考えさせられます。

とりあえず、東洋大、優勝おめでとう!!

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ