最近のトラックバック

文化・芸術

2015/02/23

ショック・・・

坂東三津五郎が亡くなった。
少なからずショックを受けています。

勘三郎、團十郎ときて、三津五郎まで。

みんな、これからの役者さんだったのに。
息子たちの世代をまだまだ鍛えなきゃいけなかったのに。

あまりにも続く不幸に、一歌舞伎ファンの私ですら、言葉を失ってしまいます。

ご冥福をお祈りいたします。

2012/03/20

初・歌舞伎鑑賞

ちょっと前のことになるのですが、初めて歌舞伎見物に行ってきました!

平成中村座・中村勘九郎襲名披露公演です!!

歌舞伎は前から観たいと思っていましたが、なかなか敷居が高く・・・。
今回、たまたま都合がついたのと、チケットがとれたのと、
やっぱり勘九郎&七之助を生で見たくて、決行しました。

平成中村座は仮設劇場なのですが、昔の芝居小屋を意識して作った感が、私好みでした。
ただ、椅子に座ってるうちに腰が痛くなったのと、足元が寒かったのはつらかったです。

私が見たのは、3月4日の昼の部。
海老蔵の「暫(しばらく)」と、勘九郎の「一條大蔵譚」、舞踊の三演目。
勘三郎はもちろん、仁左衛門など、そうそうたる役者さんたちがそろい、見ごたえがありました。

イヤホンガイドのお世話になりながら、初めて「生」で見たわけですが・・・・
非常におもしろかったです!!!!!

勘九郎って、こんなに達者な役者だったかしらなんて失礼なことを思ってしまうほど、
阿呆なお公家さんを生き生き演じていた勘九郎。
そして、すべての演目に登場した七之助の美しいこと!!
思わずうっとり見惚れてしまいました・・・。

芝居小屋が小さいせいか、後ろの席だったにも関わらず、役者たちとの一体感があって。
外の救急車や飛行機の音が聞こえてくるのもご愛嬌。
小屋のスタッフさんたちもキビキビしていて、すごく好感度高し!

途中、舟をこいでいた夫でしたが(こちらも初歌舞伎)、見終わっていわく
「歌舞伎って、堅苦しいものじゃないんだなぁ」

そうそう、そうなんですよ!
実際、生で見て、私も確信いたしました。
ほんとに誰もが楽しめる、サービス精神旺盛なエンタテイメント、なんですよねえ。

いずれまた機会があれば、ぜひ見に行きたいと思っています。


あ、ちなみに、前日から浅草に泊まって、下町界隈を堪能いたしました。
ホテルの部屋の窓からは、スカイツリーがバッチリ見えましたよ~。

2009/08/03

みちのくの熱い夏

昨日、「北上みちのく芸能まつり」に行ってきました。

『みちのくの熱い夏』がキャッチコピーですが、残念ながら夏とは思えない寒さ。
小雨がパラつく中、高速を飛ばして一路、北上市へ。
ところが、北上に着くと、なんとなく蒸し暑い・・・。
むぅ、寒いのは県北だけか!と思いつつ、会場になるメインストリートへ。

さて、ワタクシ、郷土芸能の類が、妙に好きなんです。
20代の頃から、観客の9割超が高齢者の「郷土芸能祭」みたいなのを、嬉々として見に行ってました。

そんな私が昔からあこがれていたのが、鬼剣舞。
でも、なかなか見る機会に恵まれなくて、残念・・・と思っていたら。
旦那さまが北上ゆかりの人なので、披露宴でも鬼剣舞を踊っていただき・・・大感激!

で、もう一つは、このイベント。
鬼剣舞の大演舞があるというこれ、見たいとずっと思っていたのですが、旦那さまが「見に行くか?」と。
彼も「実は見たことない」というので、二人で行ってきました。


鬼剣舞だけでなく、他の地域の民俗芸能や、鹿踊りなんかもあって、けっこう盛りだくさん。
子供や若者たちの団体の鬼剣舞もあり、本来の鬼剣舞だけでも8団体。
団体によって、いろんなバージョンがあるのですねえ。
すごい人だかりだったのは、アクロバティックで見栄えのする「二子鬼剣舞」でした。

人ごみにはまいりましたが、ふだんなかなか見られないものをたくさん見て、私は大満足。
旦那さまは知り合いに次々会って、気が気じゃなかったみたいですけど(苦笑)

ずっと小雨が降っていて、踊り手も囃し手も、万全のコンディションではなかったと思うのですけど。
踊っている姿は、まさに「熱」く・・・。
「みちのくの熱い夏」が、たしかにありました。


帰り道、旦那さまに「あれ見てると、踊りたくならない?」と聞いたら、「いやぁ・・・」と。
でも、今朝、私がごはん支度をしてる間、こっそり踊ってる姿を目撃(*^m^)
やっぱり、踊りたくなるよねえ。

2007/09/26

縄文文化回廊

「北の縄文文化回廊 in岩手2007」に行ってきました。

津軽海峡をはさんで、道南から北東北にかけて、
縄文時代に一つの文化圏があった・・・ということで。
そのエリアの遺跡からの出土品、ざっと200点あまり。

予想以上に見ごたえがありました。

縄文土器って、芸術品ですね。
あの紋様の多様さにうっとりしてしまいました。
独特のエネルギーを感じるフォルムも。

今回一番印象的だったのは、
北海道恵庭市のカリンバ遺跡から出土したアクセサリー。
漆塗りの櫛や耳飾り、首飾り。
それらは、目に鮮やかな赤。
目を奪われました。
この遺跡の土坑墓群からは大量の装身具類が出土し、
「縄文時代で最も豪華な墓」と言われているんだそうな。

もう一つ。
子供の手形・足形がおされた粘土板。
何のために形をとったのか、はっきりわからないらしいですが。
大きさからいって、赤ちゃんのものらしい。
子供の成長記念、健康を祈るもの、という説と、
亡くなった子の形見という説があるそうな。
裏面には、粘土板を押し当てた時の親の指の跡もあるそうです。
「数千年前の人の生きていた証」・・・めまいがしそうでした。

たっぷり1時間。
縄文時代にトリップしたひとときでした。

2007/09/25

素直が一番

今日、初めて落語を生で聞きました。


落語はもともと興味があるのですが、それほど詳しくなくて。
テレビなんかで見たことがある程度。
うんと有名な噺は一応、知ってるかなあ?というくらい。

噺家にして名探偵の円紫師匠が登場する、北村薫の「円紫さんと私」シリーズ。
まだ真打ちになれない不器用な噺家が主人公の、佐藤多佳子「しゃべれども しゃべれども」。
このへんの小説も大好きですが。


お芝居でもそうですが、やっぱり生は全然違います。
表情とか、声音とか、しぐさとか、迫力があるのです。
で、すごくおもしろい。
二ツ目の立川談修さんは、一生懸命さに好感がもてたし。
桂小文治師匠は、さすが!という感じでした。
ストーリーらしいストーリーもないのに、サゲまで一気に淀みなく流れていくのです。

子供向け・初心者向けに、すごく簡単な噺で。
でも、本当に笑いました。
子供から大人まで、ケラケラ、アハハ、と。

いろんな決まりごとなんかを解説してくれたのも、おもしろかった。
「へえ~」ということ、たくさんありました。

とにかく、お二人ともサービス精神旺盛で、
その姿にプロとしてのすごみを感じましたね。


最後に師匠がおっしゃったのは、
「人間、素直が一番!」ということ。
深く頷く私なのでした。

2007/06/27

「劇団つきかげ」!!

さっき見たwebニュース。

「世田谷文学館で、『劇団つきかげ』の団員を募集」

「つきかげ」と聞いて、ピンと来る人は、私の同類項(笑)
かの『ガラスの仮面』で、北島マヤが所属する劇団ですね!

『ガラスの仮面』の劇中劇を、実際に上演してしまうのだそうで。
「石の微笑」とか、「女海賊ビアンカ」とか。
うわー!!おもしろそうだー!!!

もし、東京在住だったら、絶対応募してる(笑)
私の演劇好きのルーツは、『ガラスの仮面』ですから。
今でも、劇中劇の台詞、覚えてるし。
「女海賊ビアンカ」は、その中でもかなりお気に入り。
「たけくらべ」とか、「ふたりの王女」も好きでした。
一人で、台詞言って遊んでましたよ、昔・・・(苦笑)

しかし、漫画の世界の「劇団」をつくってしまおうって・・・。
こういう企画が実現されるっていうのがちょっと信じられなくて、
うわ~~っと思ってしまいました。
でも、応募する人、たくさんいると思うなあ。
ああ、私も「つきかげ」に入りたい!

2007/05/18

早く治りますように。

初めて見たのはテレビで。
スピードと高さのあるグラン・ジュテに見とれた。
なんだ、これは?と思った。
こんなにすごいテクニックをもった
日本人のバレエダンサーがいたのか、と。

それから、彼をテレビやビデオでひたすら追いかけた。
十八番の「ドン・キホーテ」や「海賊」はもちろん、
吉田都との「眠りの森の美女」も繰り返し見た。
クラシックバレエの王道「ジゼル」も。

一度だけ、生の舞台を観たことがある。
用事があって東京に行った時、たまたま公演があったのだ。
当日券で、いい席ではなかったけれど、
それでもじゅうぶん魅せられた。
手が痛くなるまで拍手をしたのを覚えている。

「熊川哲也、ケガで舞台降板」というニュースは、
少なからずショックだった。
今までほとんどケガをしたことがないダンサーだったから。
あれだけ跳んで、今まで無傷だったことが奇跡だと思うけど。

一日も早く治りますように。
また、彼の跳躍が、力強くも流麗なバレエが見られますように。
復活したら、久々に舞台を観に行きたいなあ。

2006/12/19

異国の丘

劇団四季「異国の丘」を観てきました。

地方公演という機会は貴重なので、
都合がつく限り観に行くのですが、
そのたびに、舞台の狭さに「すいません」という気分になります。
もっと広くステージを使って踊りたいよねえ。
もっとここで脚を伸ばしたいでしょう。
ほんとはもっと大きく動けるんだよね。
狭くてごめんなさい!と心の中で謝りながら観てます。

さて、今回は演目自体にはあまり期待してませんでした。
以前に観た「李香蘭」がイマイチだったので。
同じオリジナルミュージカル、そして同時代ということで。

まあ、元ネタになった小説(西木正明「夢顔さんによろしく」)は読んでいたので、
話にはついていけるかなあ、というくらいの気持ちで。
実際、ストーリーはかなりオリジナル。
主人公が日本の総理大臣の息子で、
シベリア抑留中に亡くなった、という設定のみいただいた、という感じ。

期待しないで観に行ったわりに、泣きながら帰ってきました。
ラストシーンの、兵士たちの男声コーラスにやられました。
歌詞よりも、声の迫力ですね。
何かを伝えようとする思いは、確実に人の心を揺さぶります。
圧巻でした。

私としては、大好きな下村尊則さんと、
宝塚退団後、ずっと観たかった大平敦子さんが観られて、
それでかなり満足だったのですけどね。

それにしても。
生の舞台は、やっぱりいい。
役者さんたちのパワーとか、客席の熱気とか。
そういうものが一体になって生み出される空間。
そこに身をゆだねる快感ときたら!

舞台は生もので、その場にいないと本当のおもしろさはわからない。
ビデオなんかで観ても、伝わってこないのですよね。
逆に、ビデオで何度も観ていても何も感じなかったのに、
生の舞台を観たとたんにファンになってしまった役者さんもいます。
オーラというか、エネルギーというか、全然違うのです。

田舎住まいの悲しさで、舞台を観る機会なんてそうそうないのですが、
今日はとっても充実した3時間を過ごしました。
ただ、やっぱり4列目は前過ぎたなあ。

2005/07/29

義経展

 岩手県立博物館に義経展を見に行く。

 むろん、大河ドラマをあてこんだもので、入口にはタッキーの義経姿のパネルが・・・。
 ○ャニーズ命の友人は、目を輝かせていましたが。
 大河ドラマも最初の数回で見るのをやめてしまった私には、それもどうでもよく。

 展示は、義経だけじゃなくて、前九年の役の源頼義・義家父子のあたりから始まって、
 平氏や奥州藤原氏にも言及した企画で、思っていたより見ごたえがあった。

 一番興味をひかれたのは、鎧。
 模造品だったけど、源義家・平重盛・そして義経の三領があり。
 源氏二人は紅糸縅だったけど、重盛のは紺糸縅。
 シブイ。
 一見地味なんだけど、静かな自己主張を感じる。 
 思わず、うっとりと見とれる。
 武士にとって鎧は晴れ着。
 色合いとか、こだわったんだろうなあ。
 そして、もちろん手作り。
 現代では考えられない。

 もう一つ。
 きらびやかで粋を凝らした平家納経。
 当時の平氏の隆盛を物語るような、凝ったつくり。
 「おごれる人も・・・」と思いつつ、見入ってしまう。
 
 いずれも、見つめていると、何百年も昔にタイムスリップしそうな・・・不思議な感じ。

 
 そういえば、県立博物館に来たのは、今から20年以上前。
 以前に来た時には、制服を着ていたんだった。
 夏の陽射しの下、一瞬あの頃にタイムスリップしたような気がした。