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2003年1月17日 (金)

天保悪党伝

117「天保悪党伝」藤沢周平   新潮文庫   ★★★

 天保の世、お江戸に巣食う極めつきの悪党ども。
 姿(ナリ)はよいが、博打にうつつをぬかす御家人・片岡直次郎。神道無念流の遣い手ながら辻斬りをする金子市之丞。表の顔は商人、裏は抜け荷の元締め・森田屋清蔵。凶状持ちの料理人・くらやみの丑松。吉原の花魁・三千歳。
ゆすりたかりの名人で、直次郎たちの親分筋の河内山宗俊。
 この6人が複雑に絡み合いながら、さまざまな悪事をかさねていく大江戸ピカレスク。

 講談や歌舞伎でおなじみ「天保六花撰」の藤沢周平版。どうしようもない悪どもだけど、なんだか憎めないところがいいのです。
 彼らの悪事をついつい応援しながら読んでしまいます。
 時々、無性に時代物(江戸もの)を読みたくなる癖がありまして。いつもは池波正太郎あたりに行き着くのですが、今回はちょっと趣向を変えてみました。なかなかおもしろかったです。

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