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2004年9月 5日 (日)

骨音 池袋ウエストゲートパークⅢ

593「骨音 池袋ウエストゲートパークⅢ」石田衣良   文春文庫   ★★★

 池袋のトラブルシューター・マコトの元には、今日も事件が集まる。ホームレスの襲撃事件。新しいドラッグ。マコトは事件解決のために奔走する。
 
 待望の文庫化です。読みたくてしかたなかったのです。ドラマの方を先に見ちゃったもので。でも、ドラマとは全く別物でした。
 表題作はじめ、4つの短編。いちばん読み応えがあったのは「西口ミッドサマー狂乱」。仕掛けが派手なので。でも、好きかと聞かれたら、首をかしげちゃいます。
 いちばん好きなのは、「西一番街テイクアウト」。マコトのお母さんが活躍します。ドラマでは森下愛子さんがやっていますが(あのお母さん、好きです)、小説はちょっとイメージ違います。しかし、一筋縄じゃいかない、ちょっと正体不明なところは同じかも。マコト、タカシ、サルと揃い踏みするのもよかったです。
 シリーズ初めの頃のスピード感はなくなってきたような気がして寂しいのですが、仕方ないことなのかな・・・。ただ、今回はGボーイズのキング・タカシがたくさん登場して、とってもうれしかったです。
 このシリーズはけっこう好みがわかれると思うのですが、「虚構の世界」を楽しめる方にはいいのではないかと。「こんなヤツいるわけない」「池袋はこうじゃない」という声も聞きますが、当たり前じゃないですか。これってフィクションなんだもん。作者も確信犯だと思うんだけど。

ふく > シリーズを重ねるごとにだんだんと「丸くなってきてる」感じはありますが、でもやっぱり面白いですよね。注文をつけるとすれば、ドラマと較べて小説のマコトははるかに賢そうなので、今後はもう少しひねった問題解決方法を期待してしまいますけど。なんかいつも腕っぷしで解決してる感じなので・・。まあ、それでもこのシリーズは好きなんですけど。 (2004/09/06 00:49)
ハイジ > 私もこのシリーズ大好きです。マコト最高。日常が妄想の私なので、虚構の世界も大歓迎です。守るものがだんだん増えてきて、マコトも大人になってきた感じがしますよね。でも、年をとるヒーローものとして、これからも熱い池袋を是非。パート5が楽しみです。 (2004/09/06 01:03)
ココ > このシリーズはこれでいいんですよね。まゆさんの仰りたいことがわかる私も、このシリーズは大好きです。ドラマを観たことがないのはちょっと残念です。 (2004/09/06 16:06)
まゆ > ふくさん、確かに「丸くなって」ますよね。わかります、その感じ。でもやっぱりいいんですよ。腕っぷしで解決。そうですね。でも、その辺がマコトの若さかもしれませんよ。
ハイジさん、私も妄想族なので(笑)こういう話は大歓迎です。年をとるヒーローもの!いいなあ、それ。石田さんはまだまだ書きつづけたいみたいなので、期待しましょう。
ココさん、そうそう、これでいいんですよ。わかってくださる人たちがいてうれしい(笑)ドラマは小説とは別物ですが、これがまたいいんですよ。クドカンの脚本がうまいんですけどね。 (2004/09/06 20:13)

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