« 宇宙でいちばんあかるい屋根 | トップページ | 美女たちの日本史 »

2005年8月29日 (月)

後ろ向きで歩こう

849「後ろ向きで歩こう」大道珠貴   文藝春秋   ★★★

 主婦の小鳩さんは、娘の要求で犬を買った。気のあわない娘。なんとなく気持ちは離れている夫。そして、小鳩さんは偶然に元・夫と再会する。

 表題作ほか、「旬」「多生の縁」を収録した短編集。
 大道珠貴を読んでいて、「ああ、この話好き!」と思ったことは、一度もないです。申し訳ないけど。嫌いというのでもなく。「私には合わない」というのが、一番近い。
 例えば、角田光代は「なんでそこまで書くのよ」と思う。嫌なポイントというのが、はっきりしてる。でも、大道珠貴は、何が「合わない」のか、いまだによくわからない。ただ、「なんだかなあ」と思うのです。
 それなのに、図書館に新刊で入るたびに借りてくる私も私ですが(苦笑)気になるんですよね、なんか。
 今回も、「ああ、やっぱり・・・」という感じです。どの話も主人公に共感できないし、周りの人物も好きになれないし、なんかぴんとこない。それでも、最後まで読んでしまうのでした。「なんか、合わないなあ」と思いながら。
 イマドキの主人公のたるくてどこかなげやりっぽい感じ、そのくせ急に悟ったふうなことを言い出すところが、私の性に合わないのかもしれません。でも、新刊が入ったら、また借りてしまいそう・・・。

ブースカ > 新刊ですね!私も読みたいですが、今回は予約しませんでした。大道さんのは(淋しい事に)あまり予約する人もいないので、いつでも読めるかなと思って...なんて失礼ですよね。
ほんとにいつも「なんだかなあ」なんですよね、この方の作品は。 (2005/08/29 23:25)
まゆ > ブースカさん、新刊図書がなかなか入らない地元図書館は、なぜか大道さんのはけっこう購入してくれます。新館の棚で見ちゃうと、借りちゃうんですよねえ。「なんだかなあ」と思いつつ何故読んでいるのか、不思議なんですけどね。 (2005/09/01 20:02)

« 宇宙でいちばんあかるい屋根 | トップページ | 美女たちの日本史 »

「た」行の作家」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92733/16697273

この記事へのトラックバック一覧です: 後ろ向きで歩こう:

« 宇宙でいちばんあかるい屋根 | トップページ | 美女たちの日本史 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

カテゴリー