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2008年3月29日 (土)

つくもがみ貸します

1275「つくもがみ貸します」畠中恵   角川書店   ★★★

 深川にある小さな古道具屋兼損料屋「出雲屋」は、清次と義理の姉お紅の二人がやっている小さな店。そこには年を経て「付喪神」となった古道具がたくさんあり、彼らは自由気ままにおしゃべりをしている。清次たちはそれに気づいても知らん振りをしているのだが・・・。

 ずっと読みたかった物語。畠中さんといえば「しゃばけ」ですが、これもまたいい感じの物語。

 損料屋というのは、いわばレンタルショップ。付喪神たちは、レンタルされた先で見聞きしたことを語り合い、清次とお紅はそれを聞いている。でも、双方で会話をすることはない、という設定。そこに、お紅が探している「蘇芳」が絡んできて、謎解き風になるのです。

 この設定がなかなかおもしろくて、読んでいて楽しかったです。

 ただ、お紅が「蘇芳」にこだわる気持ちが、ちょっとピンとこなかったです。う~ん、わからないでもないんだけど。前半のこだわり方に比べると、最終的にそこに着地するんですか?という感じで。もっとも、ラストはあれでいいんですけど。

 できれば、清次とお紅が付喪神たちの「声」を初めて聞いたときのエピソードとか、読んでみたいです。シリーズ化してくれないかなあ。

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コメント

こんばんは、まゆさん。
やっぱり面白そうですね、どこでも評判が良いようで。
でも、しゃばけシリーズが大好きで浮気しては申し訳ないかなと・・・

私もシリーズ化希望です。
プライドが高くて、物見高くて、そのくせ人情に厚い「つくもがみ」達がとってもラブリー
小出し小出しに謎が深まり、後半に盛り上がるところも、清次とお紅の微妙な関係も楽しめました。
あとはつくもがみ一人一人の個性が際立つとますますおもしろくなるのではと思ったりしています。

私もシリーズ化希望です♪
そうすれば、つくもが見た血のキャラも更にたってきて、面白さも増すんじゃないかなぁ。
三角関係とかあったりして、「しゃばけ」シリーズより大人向け(笑)なのがいいですね。

すみません。。。
確認せずに送信しちゃって。。。
「つくもが見た血」→「つくもがみ達」です。

chiiさん、「しゃばけ」が好きな方は、これも読んだ方がいいですよ。絶対楽しめますから。

なぎさん、つくもがみたちのキャラがもっと立ってくると良いのに・・・と、私も思いました。
清次とお紅がどうなるのかしら・・・というのも、ドキドキしながら読みました。ああいう結末になってホッとしました。

kanakanaさん、なかなかすごい変換ミスですよね(笑)
それはともかく、シリーズ化してほしいですねえ。もうちょっと書いてくれると、さらに設定もこなれてきていい感じになりそうなので・・・。

まゆさん、こんばんは。
私はまだ未読です。
「『しゃばけ』が好きな人ならこれも好き」というコメントを見て、読んでみたい気持ちが高まりました。

じょせさん、「しゃばけ」ファンならこれもいけるはずです。
ぜひ、お手に取ってみてくださいな。

借りてきましたよ~
ついでに「走れメロス」も借りました。
まゆさんの後を追いかけます

chiiさん、感想楽しみにしてますね

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