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2014年4月 5日 (土)

ルピナス探偵団の当惑

2108「ルピナス探偵団の当惑」 津原泰水   創元推理文庫   ★★★★

ルピナス学園高等部の生徒・吾魚彩子(あうお・さいこ)は、刑事の姉・不二子に殺人事件の推理を押し付けられる。友人のキリエと摩耶、さらには彩子が思いを寄せる祀島龍彦(しじま・たつひこ)も巻き込んで、彩子がたどり着く真実とは。

「冷えたピザはいかが」「ようこそ雪の館へ」「大女優の右手」の3篇を収録。

ずっと気になっていたシリーズの1作目。書かれたのが1994年から翌年にかけてということで、携帯電話も登場しません。それがまた、いい感じなのです。

それぞれのキャラが立っていると同時に、ミステリとしても正統的な本格もの。ミステリ好きにはこたえられないでしょう。実際、じゅうぶんに楽しめました。しばらくこんなミステリは読んでなかったなあという印象。トリックは苦手なのですが、その辺は彩子とキリエたちのやりとりや、祀島の独特なキャラに助けられて読みました。

続編もあるので、そちらも読もうと思います。

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コメント

まゆさん、このシリーズはヒロインのお姉さまのキャラがいいですね。津原さんの他の作品は中々手が出ないのですが、これは仰る通り、キャラの楽しさに惹かれて読んでしまいます。正統的なミステリという感じですし。
 続編はとても心に残りました。実は私、逆から読んでしまって。順を追って読んでいればよかったと後悔しましたから。

まるさん、私は最初不二子のキャラが苦手だったのですが、徐々に慣れました(笑)
続編も必ず読みますね~。

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