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2014年5月 5日 (月)

雪まろげ 古手屋喜十為事覚え

2121「雪まろげ 古手屋喜十為事覚え」 宇江佐真理   新潮社   ★★★★


浅草で古手屋を営む喜十とおそめ夫婦の見世に、赤ん坊の捨て子が。情がうつった二人は、その子を引き取ることにしたが・・・。


シリーズ2作目。古手屋とは古着屋のこと。喜十は、隠密廻り同心・上遠野に探索の手伝いに引っぱりこまれ、迷惑しつつも駆け回ってしまうのです。そんな喜十たちの生活を大きく変える出来事が。それが、捨て子の捨吉の存在。夫婦二人の生活から、「親」になった変化が実に楽しく、幸せそうです。なんといっても、捨吉のかわいいこと。

実は、第一話があまりにも救いのない終わり方で、ちょっと先を読むのがつらくなってしまったのですが、最終話で救われました。いや、けっしてそれですべてがなかったことになるわけではないのですが。もとに戻ることはできなくても、今、生きている人たちができることをして、幸せになる道はあるはずです。そう思える終わり方でほっとしました。

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