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2014年7月23日 (水)

豆の上で眠る

2154「豆の上で眠る」 湊かなえ   新潮社   ★★★

幼いころ、絵本を読み聞かせてくれた姉・万佑子。彼女が姿を消したあの夏は、結衣子にとっても悪夢のような時間だった。そして、無事に戻ってきた「姉」に違和感を感じ続ける結衣子は・・・。

『えんどうまめの上にねたおひめさま』という話、本で読んだ記憶がないのです。そういう話があるのは知っていますが・・・。しかし、アンデルセン童話なんて今は知らない子が多いのでしょうか。ちょっとショック。アンデルセンとかグリムとか、あたりまえのように読んでたのに・・・。

さてさて、誘拐(?)されて無事帰ってきた姉に対する疑惑を拭い去れない結衣子。まあ、展開はおおよそ読めるのですが・・・正直、「え、そこで終わり?」という感じでした。結局、「ほんもの」って何なのでしょう。この家族は、いったいどんな思いで暮らしてきたのか・・・。結衣子だけでなく、父も、母も、万佑子も。なんともいえないやりきれなさと、心がザラつくような感触が残る物語でした。

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