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2015年1月22日 (木)

ときぐすり

2221「ときぐすり」 畠中恵   文藝春秋   ★★★★

愛する妻と子を一度に失ってしまった麻之助は、心ここにあらずといったふうで・・・。友人の清十郎と吉五郎をはじめ、まわりの人々は心配でならない。町名主名代としてのお役目はなんとかこなしているものの、とんでもない無茶をしてしまったり。麻之助は大丈夫なのか?

「まんまこと」シリーズの第4弾。ようやく借りられました。

前作が衝撃的な展開だったので、その後どうなったのか、案じていました。やはり、麻之助の心の傷は深いようで・・・。事件解決のために己の命をはるようなまねをしている麻之助を見ている周囲の人々はたまらなかったでしょうね。

でも、じわじわと「ときぐすり」が効いてきたようで。ほんの少し、元気になったような麻之助の様子にほっとするとともに、せつなくて涙がじんわり・・・のラストでした。

時間が薬ってこと、ありますもんね。

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» まんまことシリーズ 「ときぐすり」 畠中 恵 [日々の書付]
町名主の息子麻之助が、町内の揉め事を解決する「まんまこと」シリーズ4作目の「ときぐすり」では、傷心の麻之助がどうやって傷を癒していくかを様々な事件を通して描かれます。 前回麻之助は、愛しい妻と子を亡くし、一時は目を離せない状態でしたが、今では以前の道楽息子にもどり、親には嘆かれるものの、仕事をさぼって愛猫・ふにと遊ぶくらいまで元気を取り戻しています。 それでも時々、亡き妻の親戚の娘・おこ乃を妻と間違えてしまったりと、まだ傷は完全には癒えていないようですが…。そんな傷心の麻之助の元には、傷... [続きを読む]

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