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2015年2月28日 (土)

祈りの幕が下りる時

2240「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾   講談社   ★★★★

アパートで殺された女性は、その部屋の住人ではなかった。では、住人はどこへ消えたのか。捜査一課の松宮たちは必死の捜査を続けるが、その事件は奇妙な形で、松宮の従兄・加賀恭一郎に関わってきて・・・。

加賀恭一郎シリーズです。実は、これが加賀シリーズだと知らずにいて、読み逃してました。「卒業」以来の加賀ファンなのに。反省。

「赤い指」から連なる加賀の家族にまつわる話であり(今回は、母親のことがメインです)、「新参者」「麒麟の翼」に続く日本橋もの3作目になります。

加賀がどうして日本橋署にいるのか・・・彼にとって「日本橋」とは何なのかが、初めて明かされます。そして、事件を追う中で、母にまつわる謎も解き明かされていきます。

とても悲しいし、やりきれない事件なのですが、肉親の深い愛情が根底に流れているのが胸を打ちます。

加賀は捜査一課に戻るんでしょうかね。私としては、日本橋でフラフラしている加賀も好きなんですが(笑) まあ、いつまでも所轄にいるタイプではないでしょうね。

そして、非常に気になるのは、金森さんとの仲です。今度こそうまくいくのかな。「ガリレオ」もいいですが、加賀シリーズもぜひ書き続けてほしいものです。

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コメント

加賀シリーズを読み続けていると(私は読み残しているのもありますが)、加賀さん自身の人間性や過去の痛みなどが少しずつ垣間見られ、そのことで謎が深まったり、加賀さんへの思い入れも増してきて、そちらも読む楽しみに思っていました。金森さんとの仲も気になるし、東野さんにはまだまだ続編を書いていただきたいですね!

EKKOさん、東野さんには珍しく、長期間に渡って登場し、彼の内面や家族のことなどが書かれてきたキャラなんですよね。
私は「卒業」で加賀に惚れてしまい、以来追っかけてますが。
年齢を重ねるにつれて、加賀の人となりも成熟している感じで、それも楽しみに読んでいます。
できれば、今後も登場させてほしいなあ。

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