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2015年12月22日 (火)

ウエザ・リポート 見上げた空の色

2387「ウエザ・リポート 見上げた空の色」 宇江佐真理   文春文庫   ★★★★

先日亡くなられた宇江佐真理さんの第2エッセイ集。

文庫版には、「私の乳癌リポート」が収録されているので、ちょっとためらったのですが、購入しました。それに、手元において、読み返す一冊にしようと思ったので。

好きな時代小説は数々あれど、ここ何年か、私のイチ押しは宇江佐真理でした。その宇江佐さんが亡くなったのは、本当に悲しい出来事で・・・。このエッセイを読んでいても、何度も「宇江佐さんはもういないんだ・・・」と、寂しい気持ちになりました。

日常の生活を愛し、ささやかな日々の積み重ねを大切にしていらした宇江佐さん。その「普通の目線」が、とても心地いいし、小説でもエッセイでも同じだというところに安心させられるのです。

「私の乳癌リポート」を読むと、その潔さに驚かされますが・・・それでも、あとがきの「まだ死にません。死にません。」という言葉に、思わず涙がこぼれました。生きていてほしかったです。まだまだたくさん書いてほしかったし、それを読みたかったです。

あらためてご冥福をお祈りします。

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