« うた合わせ | トップページ | 茨木のり子 »

2017年3月20日 (月)

活版印刷三日月堂 海からの手紙

2551「活版印刷三日月堂 海からの手紙」 ほしおさなえ   ポプラ文庫   ★★★★

ある機会に目にした活版印刷の名刺に心惹かれた昌代は、その印刷所を訪れてみる。祖父のあとを引き継いだという店主の弓子と話しているうち、昌代はかつてやっていた銅版画を再び刷ってみることに・・・。(「海からの手紙」)

シリーズ第2作。「ちょうちょうの朗読会」「あわゆきのあと」「海からの手紙」「我らの西部劇」の4編。

どれも心に響く物語でした。活版印刷という時代に取り残されたようなものとの出会いが、人と人とをつなぎ、世界が広がっていく・・・。どの話もよかったのですが、「あわゆきのあと」には泣かされました。読み終えて、表紙の写真を見たら、もう・・・。

三日月堂に訪れるお客たちだけではなくって、弓子さんも彼らとの出会いで、自分の時計を進めているのですよね。

今回は、素敵な栞がついていました。なくさないようにしなくちゃ。

« うた合わせ | トップページ | 茨木のり子 »

「は」行の作家」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92733/65043014

この記事へのトラックバック一覧です: 活版印刷三日月堂 海からの手紙:

« うた合わせ | トップページ | 茨木のり子 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー