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2017年6月27日 (火)

流されるにもホドがある

2596「流されるにもホドがある」 北大路公子   実業之日本社文庫   ★★★★

あの公子さんが、こともあろうに流行ハンターとして、世の流行モノに挑む!?という、無謀な設定のエッセイ集。

公子さんと流行・・・これだけミスマッチなものがあろうか。編集者が何を思ってこういう企画を通したのかわかりませんが、想像しただけで笑えるという意味においては、成功したのかもしれません。

私もたいがい流行モノには疎いですが、公子さんはその上を行ってます。参りました。こちらの予想の斜め上を行く展開には脱帽です。一番印象に残ったのは、フィギュアスケート観戦の際、公子さんが口走った、

「私、真央ちゃんに生まれなくてよかったわー」

という一言です。そりゃ、私がその場にいたら、振り返って二度見します。それくらい、インパクトがありました。

公子さんのエッセイを読んでると、肩肘張って生きるのが馬鹿らしくなります。いろんなことにこだわっているのが恥ずかしくなります。そして、楽になります。だから、私は公子さんのファンなのです。

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コメント

今までにはないテーマありきの企画。
北大路公子さんが、どのような変化を遂げるか興味津々でしたが、
潔いほどに変化なしでしたね(笑)

>「私、真央ちゃんに生まれなくてよかったわー」
声を出して笑ってしまいました。
一人で読んでるときでよかった。

ひなたさん、さすが公子さんでしたねえ(笑)
流行モノというテーマなのに、全然流されてませんでした。
私も、公子本を読むときは一人のときに、と決めています。
でないと、いきなり噴きだしたりして、周りから変な目で見られるので。

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