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2017年9月 3日 (日)

問題物件

2629「問題物件」 大倉崇裕   光文社   ★★★★

「大島不動産販売」に入社した若宮恵美子は、大島グループの後継者で難病を患う雅弘の世話係に任命される。しかし、グループのお家騒動に巻き込まれ、販売特別室にまわされた恵美子は、クレーム対応に走り回ることに。恵美子が失敗すると、責任は雅弘がとることになるというがけっぷちの状況で、恵美子の前に現れたのは、「犬頭」と名乗る傍若無人な人物(?)だった。

「居座られた部屋」「借りると必ず死ぬ部屋」「ゴミだらけの部屋」「騒がしい部屋」「誰もいない部屋」・・・という各話のタイトルからわかる通り、まさに「問題物件」のトラブルを解決するミステリなのですが。

探偵役(?)の犬頭が、もうとんでもない。人間離れした能力で、問題を解決って、あきらかに人間じゃないじゃん! こんなんでミステリが成立するの?・・・はい、成立してます。トンデモな設定なんですが、謎解きは成立。こんなアクロバティックなミステリ、さすが大倉さんです。

続編もあるようなので、必ず読みます。

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