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2019年7月21日 (日)

静おばあちゃんにおまかせ

2927「静おばあちゃんにおまかせ」 中山七里   文藝春秋   ★★★

捜査一課の若手刑事・葛城公彦は、次々と厄介な事件を解決し、上司にも一目置かれる存在に。実は彼にはある協力者がいて・・・。

 

先日読んだ「もういちどベートーヴェン」に、元裁判官の高遠寺静という登場人物がいて。あれ、これってほかの作品の登場人物・・・?と探してみたら、ありました。で、「静おばあちゃん」が元裁判官で、自らの職責に厳しい人という下知識のもとに読み始めました。

葛城という若い刑事と、ある事件で知り合った女子大生・高遠寺円が、難事件を解決していくのだけれど、実は円に知恵を貸しているのは、円の祖母・静で・・・という設定。しかし、中山七里らしく、終盤に意外な展開を見せます。

要するに、安楽椅子探偵ものなのですが、そこに裁判官という立場にあった静さんのものの見方がさしはさまれることで、いい意味での重みが加わっています。

ラストの展開は、私的にはどうだろう・・・?という感じですが、まあ、これはこれで。

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