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2020年7月 7日 (火)

輪舞曲

3060「輪舞曲」  朝井まかて      新潮社      ★★★

大正の名女優・伊澤蘭奢。彼女が急死したあと、集められた4人の男たち。彼らにとって、伊澤蘭奢とは何者だったのか。そして、彼女は何を求めて生きたのか。


「Nからの招待状」「丸髷の細君」「イジャラン」「茉莉花」「焦土の貴婦人」「逆光線」「手紙」「桜の面影」の八編から成る連作。

こういう人がいたんですね。主要人物の中では徳川夢声しか知らなくて、巻末の参考文献見て、ひえっとなりました。内藤民治も、福田清人も、伊藤佐喜雄も…錚々たる面子じゃないですか。

女優になるときめて、夫と子どもと別れた繁(しげ)。その生き方に共感はできなくても、そんなふうに生きた彼女に、どうしようもなく惹かれるのは何故でしょうか。愚かでも、失敗しても、自分の人生を選びとり、生ききったゆえでしょうか。


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