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2020年8月 1日 (土)

うたうおばけ

3072「うたうおばけ」  くどうれいん      書肆侃侃房      ★★★★

作家で歌人で俳人、盛岡在住のくどうれいん、初のエッセイ集。


今年の春。Twitterのタイムラインに、「うたうおばけ」「くどうれいん」という言葉がやたら流れてきて。何?と思ったら、岩手出身・在住、高校時代にいろいろ賞をとっていた工藤玲音さんのエッセイ集でした。

書店でちょっと読んでみたら…あら、おもしろい。文章に軽妙なリズムがあって心地よいのです。

身の回りの出来事や友人のこと、恋人のこと。誰もが素通りしてしまうことに目をとめて、的確な言葉で記していく。エッセイとはそういうものでしょう。でも、それが難しいのです。

好きなのは、「ミオ」と「アミ」。それから「エリマキトカゲ」「山さん」「秩父で野宿」「まつげ屋のギャル」。衝撃的だったのは「一千万円分の不幸」。教職にあった者としては、身が凍りました…。

「Sabotage」で触れている新聞記事に登場する女子高生は知っている子で。あ~、県民だなあ、と。ほかにも登場するお店や場所など知ってるところが沢山で、嬉しかったです。

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