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2020年8月 8日 (土)

ハーリー・クィンの事件簿

3074「ハーリー・クィンの事件簿」  アガサ・クリスティ      創元推理文庫      ★★★

他人の人生の観察者であり続けた老紳士サタスウェイト。しかし、ある日ハーリー・クィンと名乗る人物に出会ったことがきっかけで、サタスウェイトはその観察眼を生かし、事件の謎を解きはじめる。


ポアロともミス・マープルとも違う、ハーリー・クィンものの短編集。12編を収録。

「三幕の殺人」に登場したサタスウェイトは、こちらのシリーズの事実上の探偵役なのですね。

何者なのかよくわからないハーリー・クィンが触媒となって、サタスウェイトがその観察眼を生かした推理を展開するといった、一風変わったミステリ。ちょっとホラー風味もあって、クリスティのストーリーテラーぶりが楽しめます。


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コメント

 まゆさん、私も新装版が出たので、また、読み返してしまいました。
 クリスティには、超自然的な、ミステリ小説がかなりあります。「市の猟犬」など、短編集で傑作があると思うのです。
 ハーリィ・クインも、本格ミステリでありながら、この、不思議な雰囲気を出すのが上手だと思います。それとサタスウェイトと神秘的なクインとの対比が面白く、楽しめる作品が多いですね。

まるさんさん、私はポアロとミス・マープル以外はほとんど読んでいないので、こんなのもあるんだ~という感じでした。
クリスティのストーリーテラーとしての面白さを感じさせる短編集でした。

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