フライ,ダディ,フライ
1398「フライ,ダディ,フライ」金城一紀 文藝春秋 ★★★★
平凡だが幸せな生活を送っていた中年男・鈴木一の人生は、ある日一変した。娘が故ない暴力にさらされたのだ。復讐しようとした鈴木は、ひょんなことから奇妙な高校生たちと知り合い…。
さて、手術の合間の読書その2。
これ、ずっと読みたかったのです。というわりには、読みかけで止まってましたが。
ゾンビーズ再び、です。今回は瞬臣メインですが、南方も、間の悪い山下も活躍します。
それにしても、読んでてすごいスピード感でした。鈴木が南方たちと知り合ってからは、本当に一気でしたね。余計なまわりくどさはなく、でも、シーパラダイスでの場面とかはいい感じで…。
最後に南方たちの用意周到さがわかり、「さすが、ゾンビーズ!」と叫びたくなりました。
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