江國香織

2008年1月 3日 (木)

間宮兄弟

1232「間宮兄弟」江國香織   小学館文庫   ★★★

 「そもそも範疇外、ありえない、いい人かもしれないけれど、恋愛関係には絶対ならない」間宮兄弟。兄の明信と弟の徹信は、二人暮し。マイペースな二人はそれなりに楽しく暮らしているのだけれど、気になる女の子がいないわけでもなくて・・・。

 これは刊行された当時から「読んでみたいな」と思っていた一冊。江國さんが男の人を書いたら(しかも、さえない男の人たちらしい)どうなるのかなあ?と。

 なんか、この二人って、世間から見れば変だし、なんか気持ち悪かったりするんだけど・・・本人たちは幸せなんですよね、きっと。いや、好きになった人にふられたりすると、もちろん傷ついたりはするんだけど。ものすごく、二人で満ち足りている・・・って気がしました。それでいいのか?とも思ったけど。兄弟で歌いながら道を歩くか?とか(笑)

 映画化もされましたね。そちらは見てませんが、あのキャスティングのイメージが強すぎて。読んでいても、どうしても佐々木蔵之介と塚地の顔が浮かんできてしまいました。

 どうなのこの二人!?と思いつつ、なんとなく引き込まれて読んでしまう・・・そんな物語でした。

2007年3月18日 (日)

ぬるい眠り

1092「ぬるい眠り」江國香織   新潮文庫   ★★★★

 大学生の雛子は、半年同棲していた耕介と別れた。
 すぐにつきあい始めた年下のトオルと抱き合っていても、雛子の心は耕介のもとへ向かってしまう・・・。

 表題作を含む9編の短編。以前に「江國香織とっておき作品集」に収録されたものが半分。だから、古い作品が多いです。
 ものすごく久しぶりに江國さんを読みました。一時期、とっても好きだったのだけど、なんとなくベクトルが違うなあと思い始めて、最近はすっかりご無沙汰してました。
 今回、この文庫を買ったのは、「きらきらひかる」の10年後の話があるというから。
 その作品「ケイトウの赤 やなぎの緑」には、笑子も睦月も紺も登場します。3人とも、元気です。でも、ちょっと変化もあります。3人の外の視点で描かれていて、「きらきら~」の時のような切迫感はありませんが。同級生に久しぶりに再会したような気分でした。
 一番好きだったのは「放物線」。学生時代の同級生3人が、年に数回集まって飲み食いして・・・という話。それだけなんだけど、たゆたう空気がすごく好きでした。私が江國香織を好きな要素が、この短編にはつまってます。
 強烈だったのは「災難の顛末」。好きな話じゃないけど、人間の自己中心的なものすごく嫌な部分を、これでもかとつきつめて描いていて、とってもインパクトがありました。

EKKO > 新潮文庫の新刊ですね~私も買いました。でもまだ読めずにいます。「きらきらひかる」の10年後の話。とても楽しみです。江國さんはときどき無性に読みたくなります。逆にどうしても読みたくない気分のときもあるんですが・・私にとっては不思議な作家さんです。 (2007/03/20 23:06)
ケイ > この作家は、初期が好きなんだなとまゆさんの書評を読んで気がつきました。。好きな要素、そうなんですよね。初期の作品はどれも光ってますね。 (2007/03/21 14:34)
まゆ > EKKOさん、私は一時期ものすごくはまって、今は完全に遠ざかっています。いつかまた読み始めるかもしれませんが。EKKOさんもぜひ、10歳年をとった笑子たちに会ってください。


(2007/03/21 20:28)
まゆ > ケイさん、初期の作品のもっている微妙な危うさとか、ちょっとせつないところ、そういう部分が好きだったんだなあと改めて感じました。そういう意味で、なつかしい感じのする作品が多かったです。 (2007/03/21 20:30)

2005年12月25日 (日)

デューク

912「デューク」江國香織   講談社   ★★★★

 デュークが死んだ。私のデュークが死んでしまった。
 愛犬を失って悲しむ私に起こった、12月の奇跡とは・・・。

 いつかクリスマスにアップしようと思ってとっておいた一冊です。
 『つめたい夜に』に収録されている「デューク」に、山本容子さんの銅版画をつけた、文庫サイズの豪華な一冊。山本さんのデュークの絵がいいんだな。
 私は、これを先代の猫を亡くした時に読んで、それこそ「びょおびょお」泣きました。同じような経験がある人には、きっと感じるものがあるはず。
 そして、設定がクリスマスソングが流れる12月の街というところがよいです。なんとなく、こんなことも起こってしまいそうな気がするのです。

あお > デュークのみが絵本になっているのですか?この話は『つめたい夜に』で読んで大好きです。落語が好きで、横顔がジェームス・ディーンによく似たデュークからの最後の告白。心があたたかくなる、かわいいお話ですよね♪この本も探してみようと思います☆ (2005/12/26 23:30)
キイロイトリ > 最近『つめたい夜に』を少しづつ読んでいるのですが、「デューク」を読んでステキな話だなって思いました。「デューク」だけ1冊の本になっているんですね。探してみようと思います♪ (2005/12/27 11:41)
まゆ > あおさん、そうです、「デューク」だけです。5年位前に出版されました。書店で見つけて、そのままレジへ直行したおぼえがあります。デュークが落語好きというエピソードがお気に入りです。 (2005/12/27 20:19)
まゆ > キイロイトリさん、文庫サイズの小さな絵本です。でも、山本容子さんの銅版画をフルに使っていて、なかなか豪華です。むくむくのデュークがかわいくてたまりません。 (2005/12/27 20:21)
たばぞう > この短編は本当に良いですね。独立したこの本は見ていませんが、この短編は本当に好きです。 (2005/12/31 14:53)
まゆ > たばぞうさん、「デューク」はほんとに名作だと思うのです。そして、江國さんには翻訳もので「あたしの一生」というのがありまして・・・。こちらは猫。私は読んで号泣しました。 (2006/01/03 16:57)

2004年7月 2日 (金)

思いわずらうことなく愉しく生きよ

548「思いわずらうことなく愉しく生きよ」江國香織   光文社   ★★★★

 結婚して7年、専業主婦の長女・麻子。恋人と同棲中、仕事も順風満帆の次女・治子、信じられるものは友情と信頼と肉体関係だけの三女・育子。犬山家の家訓は「思いわずらうことなく愉しく生きよ」。のびやかな三姉妹の物語。

 最近、江國さんの作品からは遠ざかってました。初期作品を読み返すくらい。なんかピンとこないというか。私の感じ方がうまくフィットしなくなったというか。
 もともと、江國さんの書く人物ってのは、私からはすごく「遠い」と感じることが多いんです。ああ、私とは全く逆のタイプだなあ、と。
 今回もそうでした。友達の男とも平気で寝ちゃう育子とか、ああ、私は絶対この子とは友達になれないなあ・・・と。治子も麻子も、私にはついていけないタイプだ、と。装丁とタイトルにひかれて買ったのを一瞬後悔。
 だけど、途中から、物語の波に飲み込まれてしまいました。イライラしたり、「はあ?」って思ったりしながら、この先彼女たちはどうなるんだろうとページをめくる手をとめられませんでした。
 で、読み終わった頃には、「たぶん彼女たちとは友達にはなれないけれど、彼女たちみたいな生き方もいいよね」と態度が軟化してました(笑)
 久々に江國ワールドを堪能しました。

ケイ > はじめまして。今日、新聞広告でこの本のことを知ったら、もう感想が。早いですね。すごいです。江國香織さん、私も初期のものを読み始めてる程度なのですが、作家も年齢で内容が変わっていく、そんな時期なのかなあと思います。本来の持っている内容は変わっていかないようにも思いますが。この本は、読んでないのですけど。彼女の本は、多分世の中から、いろんな意味で外れている人が出てきて、、私はその正直さが好きなところです。でも、ついていけないことも多いですけど。この本もおもしろそうですね。違う世界をのぞいて、、楽しむ余裕も読書ならではですよね。 (2004/07/03 12:13)
> まゆさん、こんばんは。実はアンチ・江國香織です。江國氏の作品の評価を過去いろんな方のページで見てきましたが、いまいちピンと着ませんでした。ですが、まゆさんの感想を読んで、ちょっと興味を持ち、これを機に脱・アンチ・江國にチャレンジしてみようかと思います。 (2004/07/03 21:14)
あやぴい > まゆさん、先日はレスありがとうございます。
江國作品はいつも早く読みたいと思いながら、図書館でひたすら貸し出し可能になるまで待ってます(かなり人気&低所得の私は新刊、買えない・・・)
さて江國さん、最近ハイペースで出しているなと思ってるのは、私だけでしょうか?
(2004/07/03 21:40)
こん > わたしは江國さんの作品好きです。なんかかわった人が登場するところが。作品にもよりますが。
ただ苦手な人もいるだろうなあ、と強く思う感じのする作家さんかなとも。
この作品は自分自身が三姉妹ということもあり、そんな点からも楽しめました。姉ふたりからしたら私って変なんだろうな、と。
なんで妹はこんなことで楽しんでるんだろうか、とか。
結構人は正直になるとこの三人のようなものかもしれませんよ。 (2004/07/04 16:06)
まゆ > ケイさんはじめまして。本プロには私よりもっと早くこれを読んでる人たちがいますよ~。新聞の書評より、このサイトは早いです。さて、江國さんの初期作品特に「きらきらひかる」は大好きですが、最近はイマイチ物語世界にひたれないのです。人物の正直さに以前は惹かれていたのですが、そんなふうには生きられない自分に苛立ってるのだと思います。でも、これはよかったです。ぜひどうぞ。
暁さんは江國さんダメですか。読んだことはおありですか?まだだったら、一度読んでみることをおすすめしますよ。私は江國さんの描く人物はあんまり好きになれないですが、物語としては惹かれるものがあります。
あやぴいさん、いらっしゃいませ。江國作品、人気ですものね。私も図書館をまちきれず買ってしまいました。装丁も私好みだったし。たしかに、けっこうハイペースで出てるかもしれませんね。小説だけでなく、エッセイも含めて、よく新刊を見かける気がします。
こんさんは三姉妹なんですか。うらやましい。私は女きょうだいがいないので、想像できない世界なんですよね。江國作品の登場人物はあまりにも正直なところが苦手です。私とは対極にいるというか・・・。たまに読むと「おもしろいな」と思うんですけどね。 (2004/07/04 18:36)
あかつき > えぇ!?私まだ「スィート…」が図書館からきていないのに、もう次が…。かなりビックリしました。感想を読む限り、最近の江國さん物とちょっと違う?そして長編?ということで、かなり楽しみです。ほんと、最近ハイペースですね、江國さん。 (2004/07/04 21:52)
たばぞう > 早いですね~。図書館に予約中です。最近の江國さんは年齢のせいか(?)以前よりドロドロしてきた感じもしますね。 (2004/07/05 00:34)
まゆ > あかつきさん、そうですね、久々の長編です。最近のものは読んでないので、違いはよくわからないですが。三姉妹というのがポイントだと思います。
たばぞうさん、そうですね。どのへんからかな~。「薔薇の木~」あたりから、なんかちょっとついていけないものを感じまして、遠ざかってました。でも、これはよかったですよ。 (2004/07/05 00:47)

2004年1月23日 (金)

神様のボート

433「神様のボート」江國香織   新潮社   ★★★

「一度出会ったら、人は人をうしなわない。」

 葉子の宝物は三つ。ピアノと、恋人と、娘の草子。けれど、恋人はここにはいない。葉子がどこにいても見つけ出すと約束して旅立ってしまった。葉子は一つの土地になじまないように引っ越しを繰り返しながら、彼を待ちつづけている。

 先日「きらきらひかる」を再読したのが呼び水になって、これも再読。
 江國さん言うところの「狂気の物語」。人を好きになるってのはたしかに、狂気の沙汰かもしれません。ましてや、葉子みたいに、夫も両親も友人も全てを捨てて、十五年以上、恋人を待ちつづけるなんて。
 葉子が語る恋人の思い出がすごくロマンティックなのでごまかされそうになりますが、要はW不倫の末、相手は仕事も行き詰まって夜逃げ(?)して、そうなったあとで妊娠に気づいて、出産しちゃって、結局ダンナの元を飛び出して、根無し草のような生活をしているという・・・。世間の常識から見ればとんでもない女の話です。葉子のそういう生き方に、娘の草子は完全に振り回されてるし。
 葉子は私とは対極にいるようなキャラなので、どうしてもなじめないのですが、草子が葉子の世界に住みつづけることを拒否するあたりから(これを世間では「親離れ」というのでしょうね)、なんだか葉子がかわいそうになってしまうのです。またしても江國マジックにかかってしまったか、と。
 なんだかんだ言って、私はこのラストが好きです。甘いと言われるかもしれませんが。「神様のボート」に乗ってしまった葉子のたどり着いた先がそこでよかったと、心から思うのでした。

さくら > ストーリーはよく考えると結構微妙で好きか嫌いか解らなくなってしまいますが、この雰囲気はすっごく好きです!読書とお酒が恋しくなるのが江國ワールドですね。 (2004/01/24 09:27)
まゆ > これ初めて読んだ時に、「シシリアンキス」というカクテルがすごく印象的だったんです。お酒を効果的に使う作家さんですよね。 (2004/01/24 19:45)
EKKO > 確かに葉子は常識はずれですね(笑)でも草子の独立心を柔軟に受け入れるところが救われた気がしました。狂気の物語ではありますが、ラストは夢のあるもので読後感もよく、何とも不思議な江國マジックです。 (2004/01/25 09:08)
まゆ > ラストがああじゃなかったら、私はこの話、あんまり好きじゃなかったかもしれません。現実はそんなに甘いものじゃないかもしれませんが。 (2004/01/25 18:55)

2004年1月16日 (金)

きらきらひかる

426「きらきらひかる」江國香織   新潮文庫   ★★★★

笑子はアル中で極度の情緒不安定。睦月はホモで紺くんという恋人がいる。そんな二人が始めた新婚生活。紺くんは笑子ともすっかり仲良くなり、危ういバランスで奇妙な生活は続いていくかに見えたが・・・。
 
 江國さん直木賞受賞おめでとう~というわけで久しぶりに読み返しました。
 この物語と出会っていなければ、私は江國香織という人の作品は読まなかっただろうなあという一冊です。初めて読んだのは今から10年近く前になります。
 エキセントリックな笑子にはややうんざりしながらも、誠実を絵に描いたような睦月(ただし、融通はきかない)と、いたずらっ子のようだけれどとても健やかな紺くんという、三人の取り合わせがなんとも魅力的でした。初読の時は、物語世界にけっこう浸って読んでいたような気がします。
 今回は一歩ひいて笑子たちを見ていました。とてもシンプルな恋愛ものだったのだなあとあらためて認識。人を好きになるって気持ちは、自分でコントロールできないから厄介です。幸福感と絶望感を同時に運んできたり。不安定だけど、どこか楽しげで。そういうところを、一見さらさらと、実はじんわりと描いている物語。
 実は最近、江國さんの小説とちょっと波長が合わなくて、遠ざかっていたのです。これも恐る恐る・・・という感じで引っ張り出したのですが、これは大丈夫でした。

nanako > 私も江國香織ではこの本が一番好きで次点が「ホリーガーデン」。最近の作品はどうも遠慮気味って感じです。「薔薇の木~」くらいからどうにも心に響かなくなってしまって・・・。
でも直木賞おめでとうございま~す♪パチパチ♪という思いはあるので久々に江國作品読んでみようかな。 (2004/01/16 23:53)
さくら > 好きです~。江國さんの作品の中で一番ピュアなイメージです。両親との話合いの時に麦茶飲んでるふりしてウイスキー飲んでるくだり何だかとても印象的なんです。 (2004/01/17 09:50)
まゆ > nanakoさん、「ホリーガーデン」よいですね。私も好きです。新刊が出るたびに気になってはいるのですが、ちょっと読むのをためらっています。でも受賞作は読んでみようかな。
さくらさん、アル中という設定なので、お酒はいっぱい出てきますね。お酒好きな私にはちょっとうれしい(笑)「神様のボート」でも、お酒が印象的に使われていましたね。 (2004/01/17 10:46)
りよ > 私もこの作品が一番好きです。ホモとアル中とか聞くと、なんの話??ってかんじですが、素敵な話なんですよね。睦月のプレゼントが好きでした。
次は「ホリーガーデン」か、「神様のボート」を読むつもりです。 (2004/01/17 11:18)
ハイジ > 私も、この作品とホリーガーデンが好きです。半ば意地になって、その後の作品も全部読んでいるのですが、まゆさん同様、最近の作品はどうも…読んだ端から、どんなお話か忘れてしまう始末で…この作品を読んで、お風呂でお酒を飲むのをやめたことを思い出します。 (2004/01/18 01:11)
EKKO > 私は笑子のエキセントリックさがとても可愛いと思いました。本当魅力的な3人で、幸せになってほしいと感じました。「ホリー~」も「神様の~」も好きですが、私は「落下する夕方」が印象的です。 (2004/01/18 08:50)
まゆ > りよさん、初読の時は紺くんがお気に入りだったんですが、今は睦月をいいなあと思うようになりました。「ホリーガーデン」も「神様のボート」もいいですが、私の好みは前者の方かな。
ハイジさん、私も意地になって読んでた時期があるのですが、途中で挫折しました。お風呂でお酒。酒飲みのくせに、それだけはやったことないんですよね。でも、これを読むとやりたくなります(だからだめだって)。
EKKOさん、私もめちゃくちゃ情緒不安定なので、笑子見てると、他人事と思えなくていやなんですよ(苦笑)でも、あんなふうに発散できるなら、それもいいのかもしれませんが。「落下する夕方」、いつか再読しようと思って積んであります。江國さんのってタイトルが素敵ですよね。 (2004/01/18 16:44)

2003年7月29日 (火)

とるにたらないものもの

277「とるにたらないものもの」江國香織   集英社   ★★★

江國香織・最新エッセイ集。
 装丁があまりにもいい感じだったので、ついつい買ってしまいました。
 いろいろ思うところあって、江國さんからはしばらく遠ざかっていたので、久々に江國ワールドを堪能いたしました。
 私の友人は「江國香織って、言葉の遣い方が変」と言います。うん、確かに。なんというか、定型におさまりきらない感じ。え、そんなふうに言葉をつなぐの、と思うことがよくある。だけど、それが心地よく思えることがあるから不思議。
 このエッセイは、「とるにたらない」ような瑣末なことに対する江國さんのこだわりが、ふうわりさくさくと紡がれます。ああそれってわかる、と頷いてみたり、へえ、そんなふうに考えるんだとうなってみたり。なかなかおもしろかったです。 

ココ > 新刊ですねー。私も書店で装丁に惹かれて手にとってみました。でも江國さんのエッセイは読んだことがないのでそのままに・・・。図書館利用で読んでみたいと思います。 (2003/07/29 22:45)
たばぞう > お、まゆさん、早いですね。某雑誌でこの新刊のことを知り、発売数日前に図書館に予約しちゃいました♪。 (2003/07/29 23:47)
まゆ > お二人ともしっかりチェックしてますね。私はつい先日たまたま書店で見かけて、装丁のかわいさに衝動買いしてしまいました。お二人の感想も楽しみにしています。 (2003/07/30 00:00)

2003年2月 6日 (木)

日のあたる白い壁

142「日のあたる白い壁」江國香織   白泉社   ★★★

 MOE連載の「いちまいの絵」の単行本。江國さんの好きな絵画と、それにまつわるエッセイ。


 久々に江國さんの文章を読みました。独特の言葉の遣い方は、慣れるとやみつきになります。エッセイでも、透明感のあるリズミカルな、それでいて不思議な江國香織の世界は健在です。
 絵は好きだけど詳しい知識はない私にとっては、江國さんが語る絵画や画家のことは、興味深いです。私が好きな絵をとりあげていると「おお!」と思うし。また、私の好みとは違う絵をすごく気に入ってるふうだったりするのも、読んでておもしろいです。
 どの絵が好きかというのは、けっこうその人の人となりを表すのかもしれませんね。

せいこ > 私も江國ファンです。この本とても素敵ですよね。表紙の絵が私の大好きな絵だったのでとても嬉しかったのですが、絵のとらえかたはやっぱり江國さんという感じでぜんぜん違っているのが興味深かったです。 (2003/02/08 00:39)
まゆ > 私もあの絵が大好きで、装丁にひかれて買っちゃいました。絵から広がっていく江國ワールドが楽しい一冊ですね。 (2003/02/08 00:50)
こうちゃん。 > こんにちは、まゆさん。
この本図書館で予約してこようかな。江國香織さん人気高いから、コリャ時間かかるなぁ。装丁は本屋でチェックしておこう(^^) (2003/02/11 16:35)
まゆ > 小説ではないので、あまり待たずに借りられるかもしれませんよ。装丁はとってもシンプルなんですが、好きな絵が使われてるのと、紙の質感がお気に入りなんです。 (2003/02/11 19:26)

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