西澤保彦

2017年12月17日 (日)

からくりがたり

2680「からくりがたり」 西澤保彦   幻冬舎文庫   ★★★

自殺した兄は、大量の日記を残していた。妹の倫美は、兄の死後、誰の目にも触れないように、それを焼き捨てた。なぜなら、そこには複数の女性との愛欲の日々が綴られていたから。しかも、それは明らかに妄想なのだ。しかし、実在する女性たちは、次々に惨劇に巻き込まれていく。その現場につねに現れる男「計測機」とは?

油断しました・・・。私の中で、「西澤保彦と米澤穂信は要注意」というのがありまして。どちらも口当たりはいいのに、軽い気持ちで読んでいると、人の心の陰惨な部分を見せつけられて茫然となるという・・・。なのに、今回は油断してました。帯の「これが『西澤保彦版ツイン・ピークスだ!」というコピーにだまされました。

倫美の兄が自殺したことが発端となり、それから倫美の周辺で続く事件。市内で毎年大晦日の夜に起こる殺人事件ともつながっているような・・・。倫美をはじめ、その友人たちや、彼女たちと関わりのあった人たち、いろんな人が「事件」に巻き込まれ、命を落としていく。そして、現れる「計測機」という男。

なんとも不思議なミステリなのですが、それぞれ8つの短編として描かれ、時間の経過とともに、それぞれが環を成していく。構成としては、すごく好きなタイプなのですが、人の描き方に容赦がなくて、すっかり毒気にあてられてしまいました。

ところで、実は、「ツイン・ピークス」見たことないのですが、あれってこんな話でしたか?

2013年8月20日 (火)

謎亭論処 匠千暁の事件簿

2037「謎亭論処 匠千暁の事件簿」 西澤保彦   祥伝社文庫   ★★★

「めいていろんど」と読みます。安槻シリーズのミステリ短編集。時系列はバラバラで、まだタックたち4人組が安槻大に在学中の話や、社会人になってからの話、シリーズの長編のスピンアウトなど、さまざま。シリーズのファンならもちろん楽しめますが、ロジックが好きな方にもおすすめな一冊。

先日、長編「身代わり」を読んだときに、「そういえば、『謎亭論処』の文庫って出たのかな・・・?」と。調べたら、とっくに文庫化されていました。慌てて買いに走りました。

正直、最近はロジックがめんどくさくなっているので(苦笑)、安楽椅子探偵よろしく酒を飲みながらグダグダ論理を展開するのを読んでるのはちょっとしんどかったりしましたが・・・。でも、タック、タカチ、ウサコ、ボアンのキャラが好きなので、彼らのやりとりを楽しんでいました。

事件は「日常の謎」系のものから、殺人まで、さまざまです。西澤ミステリって、読んでいてゾッとするような人間の悪意とか、描き出すのが抜群にうまいですね。久々に、「彼女が死んだ夜」を読んだ時の衝撃を思い出しました。

2013年8月10日 (土)

身代わり

2032「身代わり」 西澤保彦   幻冬舎文庫   ★★★★

安槻大生・辺見祐輔は、前の晩一緒に飲んでいた後輩が、女性を襲おうとしたあげくに死んだと聞いて仰天。そこには何か理由があるのではないかと、奔走する。同じころ、安槻では女子高生と警官が殺される事件が発生。なんとも奇妙な現場に警察が困惑する中、匠千暁と高瀬千帆が現れ・・・。

この「安槻」シリーズ、前に読んだのはいつだったか・・・と確かめたら、なんと2006年「黒の貴婦人」以来のご無沙汰でした。「身代わり」の直前の物語になる「依存」にいたっては、2003年! もう10年前ではないですか・・・。

「依存」はシリーズ最高傑作ではありますが、あまりにも重かったため、「身代わり」も読むのに覚悟が要って、積読していました。が、読んでみて、ホッとしました。「依存」でボロボロに傷ついたタックが、タカチに支えられ、無事にボアン先輩やウサコのところに帰還する物語、です。あー、よかった。二人が帰ってきたときのウサコの反応に、思わずこっちまでうるっときてしまいました。

正直、「依存」も細かいところは忘れていたのですが・・・タックとタカチだけでなく、ボアン先輩も、ウサコも、ものすごく傷ついたのだな、と。4人がまたそろって呑める幸せ(笑)を、一緒にかみしめておりました。

事件はかなり入り組んでいて、頭がこんがらかったりもしました。でもまあ、いつもながらひたすら飲み続ける彼らに再会できて、満足です。しかし、どれだけ飲むんだろう・・・。最近、とみにお酒に弱くなってしまった私としては、うらやましい限りです。

2006年5月 9日 (火)

黒の貴婦人

975「黒の貴婦人」西澤保彦   幻冬舎文庫   ★★★★

 「白の貴婦人」はいったいなぜ、いつも飲み屋に現れるのか?
 タック、タカチ、ボアン先輩にウサコ。おなじみ四人組が繰り広げる推理ゲームの行方は?

 「タック&タカチシリーズ」(なんとも座りの悪い呼び名だ)の短編集。
 このシリーズは長編「依存」である到達点を迎えてしまったようで、その後は短編しか書かれていません。「謎亭論処」(文庫化されてないので未読)もこの本も、時系列がバラバラな短編集です。「依存」以前の話もあれば、4人が大学を卒業してからの話もあります。この短編集だけ読んでもいいですが、やはりシリーズずっと読んでる身としては、いろいろな感慨があるわけで・・・。
 特に「招かれざる死者」と「黒の貴婦人」は、「スコッチ・ゲーム」と「依存」の間の物語。タカチの決意がとっても彼女らしくて、でも、その一途さがけなげで、ジンときました。それって、じゅうぶん「愛」だよ、タカチ・・・。

 そういう時期を経て、「依存」を経て、二人が・・・タックとタカチがすっかり恋人同士になって落ち着いている(ただし、遠距離恋愛中)というのは、ホッとする半面、なんか複雑な気分だったりして(苦笑)「夜空の向こう側」でのボアン先輩やウサコの気持ちがちょっとわかる気がするのでした。

 ミステリとしては、正統派の謎解き。しかし。相変わらず飲んでます、彼ら。このシリーズ読む時は、やっぱりビールが必需品です。

めみ > 「ジャケットの地図」が良い話だな~と。こういうのに弱いのです。そして「スプリット・イメージ」は意外な真相で驚きました。私はタック&タカチの長編は「依存」しか読んでないのですよ。まさかシリーズだとは思わなくて、いきなり結末を。でも、タカチやボアン先輩は好きなキャラなので、やっぱり順番に読んでみます(笑)。 (2006/05/10 00:33)
まゆ > めみさん、「ジャケットの地図」はしみじみとしますね。タックがさりげなくいい味出してて・・・。「依存」から読んでしまったのですね。でも、そこに至るまでの過程を、ぜひさかのぼってみてください。そうすれば、「黒の貴婦人」でのタカチの言動、納得できますよ。 (2006/05/10 19:30)

2005年2月12日 (土)

異邦人 fusion

745「異邦人 fusion」西澤保彦   集英社文庫   ★★★

 父は23年前に殺された。それが、姉の人生を狂わせた。
 23年前にタイムスリップした影二は、姉を守るために父を救おうとする。果たして、「過去」を変えることは可能なのか?

 SFミステリというか、なんとも奇妙な味わいの作品。
 ミステリとしては、かなり早い段階で予想がついてしまうので、意外性は感じませんでした。SFについては門外漢なので・・・。いろいろ説明されると、頭が拒否反応起こしちゃうのです。
 おもしろいのは、影二の姉(実は血がつながっていない)への思いや、姉の恋人の季里子との関わり。それから、作者のいろんなこだわり、でしょうかね。姉の美保と季里子の関係は、「タックシリーズ」のタカチのかつての恋を思い出させます。
 小気味いいのは事実だけど、14歳にしてあの貫禄の季里子に違和感もってしまって、イマイチ感情移入できませんでした。
 最後が意外にも大団円でちょっとビックリ。

2004年8月26日 (木)

解体諸因

584「解体諸因」西澤保彦   講談社文庫   ★★★

 死体がバラバラにされていたのはなぜか? 奇妙なバラバラ殺人事件に、タックたちが挑む。

 体調を崩して、完全にダウンしてしまいました・・・。さらに、薬のアレルギーが出てしまって、薬も飲めずひたすら寝てるだけの毎日。ようやく回復してきたので、さっそく本プロにやってきました。
 頭がボーッとしてる時にこういうミステリを読むのはいかがなものかと思いましたが、なんとなく読みたくなってしまったのだからしょうがない。というわけで、久々の再読。
 作者のデビュー作にして、タックシリーズの記念すべき第1作。しかし、時系列はバラバラで、大学卒業後のタックやボアン先輩が出てきたりします。
 すべてバラバラ殺人が起こり、「誰が?」「なぜ?」というのを解き明かしていくわけですが、複数の事件が最後につながっていくところはお見事です。
 ただ、けっこうくどいところはあるし、明らかにこの事件そのものに無理があるよなーと思うところもあり。
 でも、後のタックシリーズの原点かと思えば、ちょっと楽しいです。

nanako > そういえばタックシリーズでこの本は読み残していました。次に図書館に行ったときには探してみます。それにしても新しいタックシリーズ早く書いて欲しいですよね。 (2004/08/28 00:20)
さくら > お加減いかがですか?
事件自体は何故バラバラに?という必然性が感じられなかったりあまりにも単純だったりとイマイチですが、タックシリーズものと思うと愛着を感じました。 (2004/08/28 09:16)
まゆ > nanakoさん、「彼女が死んだ夜」からつながるシリーズとは時系列も違うし・・・という感じなんですが、女子校の先生してるボアン先輩ってのも楽しいですよ。
さくらさん、ご心配おかけしました。少しずつ回復してはいるようで、なんとか来週からは職場復帰しないと、と。この話はシナリオのあたりとか「もうかんべんして」って感じなんですが、タックたちが初めて世に出た作品ってことで。 (2004/08/28 14:59)

2004年6月22日 (火)

いつか、ふたりは二匹

540「いつか、ふたりは二匹」西澤保彦   講談社   ★★★★

 小学六年生の智己は、眠りにつくと猫のジェニィに乗り移ることができる。セントバーナードのピーターとはよい友達。
 そんな智己の同級生の女の子たちが、車で襲われるという事件が起こる。どうやら昨秋の誘拐未遂事件と同一犯らしい。被害者の共通点は、智己の義姉・久美子さんが家庭教師をしているということ!?

 ミステリーランド第4回配本。
 猫に乗り移っちゃう少年という設定で、「うーん、西澤さんらしいなあ」と苦笑してしまいました。さらに、ある仕掛けは、読み始めてすぐに予想がついてしまい、「あ~、やっぱりね・・・」と思ってしまったのですが。
 これが予想外におもしろかったです。
 事件そのものも、フクザツではないけれど意外性はあったし。西澤さんが子供たちに伝えたいと思っているメッセージにも共感できました。
 何より、結末でちょっとウルウルきてしまいました・・・。つくづく、私は猫に弱い。
 ただ、これってやっぱり今時の事件ですねえ。架空の出来事ではなくって、いつどこで起こってもおかしくない事件だというところが、ちょっと怖かったです。

ココ > この本、どこでも評判がよくて、今図書館に予約中なのですがとても楽しみです。私も猫には弱いので気になりますね~。実は西澤さんて未読の作家さんなのです。そちらの意味でも楽しみであります。 (2004/06/23 15:18)
まゆ > 西澤さんはけっこうぶっとんだ設定のミステリを書くことが多い方です。だから、猫に乗り移るという設定で「あら~」と思ったのですが・・・おもしろかったんですよ。ココさんの感想、楽しみに待ってます。 (2004/06/23 19:20)
ココ > まゆさん、読みました~。私も仕掛けはなんとなくそうかなーと思って、やっぱりアタリでした。猫に乗り移るということで、もっと柔らかい話を想像していたので、ラストは本当にびっくり。でも、とても面白かったです。いつか西澤さんの他の著書を読んでみたいと思いました。 (2004/07/13 10:54)
まゆ > そうなんですよ、ラストがね、まさかああなるとは。西澤作品はタックシリーズがおすすめです。まずは「彼女が死んだ夜」からどうぞ。 (2004/07/13 18:55)

2003年12月23日 (火)

スコッチ・ゲーム

407「スコッチ・ゲーム」西澤保彦   角川文庫   ★★★★

2年前のこと。高校生だったタカチのルームメイトにして「恋人」だった少女が殺された。さらに、第2、第3の殺人が・・・。
 事件の解決をみないまま、はるか遠くの安槻大に入学したタカチは、帰省を前に、タックたちいつもの仲間に、この謎を提示する。果たして、あの事件の真相は。

 タックシリーズもとうとう再読完了。(厳密には、「解体諸因」が残ってますが)
 前作の「仔羊たちの聖夜」を受けて、いよいよタカチが自分を縛る過去の事件に立ち向かいます。今回はタカチを語り手として、2年前の事件がリアルタイムで展開します。ゆえにタックたちの出番はほんのわずか。
 でも、今までよりもタックが存在感を示す作品でもあります。タカチが故郷へ同道する相手としてタックを選ぶ(と言っても、それは「成り行き」なのだけど)からです。
 そして、なんといってもラストシーン。この先、あなたに困ったことが起きたら、いつ、どこにいても、きっと駆けつける、とタックに約束するタカチ。このシーンがむちゃくちゃ好きなのです。こういう雄々しさと優しさをもったタカチが、次作「依存」で、まさにタックを救いに現れるのです。
 このシリーズはけっこう重くて痛くて、そこまで書くか~と思う部分がないわけでもないのですが、キャラのよさとテンポのよさにひきずられて、ついつい読んでしまうのです。なんだかんだ言って好きなんですね。
 今回もトリックにはお酒(スコッチ)が絡んできます。この辺も酒好きにはたまらないですね(笑)

あさこ > この本は痛いですよねー。でも、ラストは印象的でとても好きです。そして、この後の「依存」がまた…!くうぅ。やっぱり良いですよね~! (2003/12/23 22:16)
まゆ > タカチの呪縛を解く物語、ということで、どうしても思い話になっちゃいますよね。でも、ラストシーンがほんとに好きなんです。で、「依存」でやられました。完全に。「依存」もいずれ読み返そうと思っています。 (2003/12/24 00:04)

2003年12月14日 (日)

仔羊たちの聖夜

399「仔羊たちの聖夜」西澤保彦   角川文庫   ★★★★

タック、タカチ、ボアン先輩。この3人が初めて顔を合わせたクリスマスイヴの夜。彼らはビルの屋上から女性が転落する場面に行き合わせる。
 それから1年後。その女性のことを調べ始めたタックたちは、5年前にも同じような転落死があったことを知る。そして、さらに事件が・・・。

 タックシリーズ、ひたすら再読してます。実は、これが読みたくて再読し始めたのです。デミタスカップのエピソードをもう一回読みたくて。(すいません。「依存」を読んだ人だけわかってください)
 「彼女が死んだ夜」が、それぞれのキャラの紹介と人間関係の概略、「麦酒の家の冒険」がタックとタカチの関係の深まりだとするならば、これはいよいよこのシリーズの骨格を成すテーマが浮き彫りになります。それは、親と子の問題。
 タックもタカチも、それぞれこの問題を抱えていて、だからこそ人とうまく関われないところがある人物として登場します。彼らはこの「仔羊~」と次作「スコッチ・ゲーム」、さらに「依存」を経て、ようやく親の呪縛から解き放たれようとするのです。言ってみれば、これらの事件は、彼らにとっての通過儀礼なのかもしれません。
 そう考えてみると、「仔羊たちの聖夜」というタイトルも意味ありげです。タックとタカチにとっては、この事件はまさにこれから彼らが直面する闘いの「イヴ」でもあったわけで。
 3つの事件が複雑に絡み合う謎解きももちろんおもしろいのですが、私はどうしてもタックとタカチの関係に目がいってしまいました。もう、この時点で、二人は互いに必要な存在になっているのですね。次の「スコッチ・ゲーム」も楽しみです。

あさこ > あぁぁっ。そうですよね、この本でデミタスカップのエピソードがぁ!私は、今は「解体諸因」を読んでますが、キャラがまだこなれていなくて、なんだか笑えます。やっぱり、西澤さんのこのシリーズは長編がいいですよね! (2003/12/17 14:41)
まゆ > そうなんです。デミタスカップなんですよ(笑)きっとこの瞬間にタックってば・・・と思いながら読んでました。「解体諸因」は初読の時、「なーんか変なの」と思いながら読んだものです。おもしろかったですけど(笑)いずれあれも再読しようと思ってます。 (2003/12/17 19:35)

2003年12月10日 (水)

麦酒の家の冒険

396「麦酒の家の冒険」西澤保彦   講談社文庫   ★★★

タックたちいつもの4人組は、R高原からの帰り道、ある山荘に迷い込んでしまう。そこにあったのは一台のベッドと冷蔵庫だけ。しかも、冷蔵庫の中には、96本のヱビスビールのロング缶と13個のジョッキがぎっしりつまっていた。いったい、何のためにこんなことを? タックたちはビールを失敬しながら、推理合戦を繰り広げる。

 タックシリーズ、再読し始めたらとまらなくなってきました。おもしろいです。
 これはシリーズの中でもちょっと異色の安楽椅子探偵もの。不思議な「麦酒の家」がなんのために存在してるのかを、純粋に推理だけで解き明かそうとするのです。タック、タカチ、ボアン先輩、ウサコの4人が、ひたすらビールを飲みながら、次々と推理を展開します。なかには「何じゃ、それは」とツッコミを入れたくなるようなものもあり。まあ、酔っ払いだから仕方ないか(笑)
 もう、ほんとに純粋に謎解きに終始してるストーリー。謎が解決したからといって、彼らには何のメリットもないし。4人がただただ飲みながらくっちゃべってるだけなので、これを読んでも「それがどうしたー!!」と思う人もいるでしょうね。でも、私はけっこうこういう無駄なこと、好きなんです。
 それから、タックとタカチの関係が進展(?)してくのもおもしろいです。前作より距離が縮まってるのがよくわかる。こういうのはシリーズものの醍醐味ですね。
 なお、これからこの本を読む人は、手元にヱビスビールを用意しておくことをおすすめいたします。特にお酒が好きな方は必ず! 私はもちろん、準備してから読み始めました。寒かったので、ロング缶はやめましたけど。

あさこ > 私も、たしかに無駄なことだとわかりつつ、ページの減り具合から「これは真相じゃないのね…」とも思いつつ、彼らの会話の絶妙さにハマってしまいました。まゆさんはビールをおともに読書ですか!修行、がんばらなくてはっ。私も、いつかは…(笑)!! (2003/12/14 00:06)
まゆ > これ読んで飲みたくならない人は、酒飲みを名乗る資格はありません(笑)文庫の解説が恩田陸というのも、私にはツボでした。 (2003/12/14 17:14)

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