帰ってきた 海馬が耳から駆けてゆく①
1709「帰ってきた 海馬が耳から駆けてゆく」 菅野彰 新書館 ★★★★
愛猫ニャン太があの世に行ってしまった悲しみからようやく立ち直りかけた頃。菅野さんのもとにやってきた双子の子猫。「蛍」と「雪」と名付けられた彼女たちは、成長するにつれてパンダ姉妹と化し・・・。一方、不惑を迎えた菅野さんには、衝撃のサプライズが待っていた。
「海馬」新シリーズです。ニャン太の死にうちひしがれていた菅野さんも、だいぶ復活してきて、お元気そうでなによりです。しかし、信じられないような体験をしたり、大丈夫か、この医者?というお医者さんにあたるところは、相変わらずで(笑)
今回は、蛍と雪という、愛らしい名前の姉妹猫が新登場。なんだかんだ言って、かわいいのですよね、きっと。パンダのような姉妹になってしまっても(何がパンダなのかは、ぜひ本書をお読みください)。
しかし、「海馬」5巻では、月夜野亮さんの40歳を盛大に祝うパーティーの模様が、克明に描かれていましたが・・・類は友を呼ぶというか、なんというか・・・。菅野さんのオトモダチって、やっぱりすごい人たちが多いですね。自分の周囲にいるのが、いかに常識人かということを、再認識させていただきました。
個人的にツボだったのは、心理テストネタ。「結婚相手に求める一番大事なものと、二番目に重要なものは何ですか?」・・・それから、「じゃあ、三番目に大事なことは?」
菅野さんの回答には笑ってしまいましたが、これは楽しそう。誰かに聞いてみようっと。
それから、「海馬」5巻の感想に書き忘れましたが、「24」の話。あれにはまる男性は、ジャック・バウアーになりたい願望があるらしい、と。・・・そうなんでしょうか。うちの夫も、大好きなんですけど。私もつきあって見たりもしましたが、「よくできてるなー」「うわ、ここで『続く』になるわけ? 視聴者をひっぱるなー」と感心するけど、それほどはまれなかったです。ジャック、かっこいいと思わないし(ごめんなさい)。でも、うちの旦那も、ジャックにあこがれてるのかしら・・・う~ん。
今週は体調を崩して、ダウン。気持ちもちょっとへたってましたが、ゴロゴロしながらこれを読んで、笑って、少しだけ気持ちが上向きになりました。
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