澤田瞳子

2019年10月 3日 (木)

落花

2952「「落花」 澤田瞳子   中央公論新社   ★★★★

仁和寺の梵唄僧・寛朝は、「至誠の声」を求めて、東国に下った。一度だけ聞いたことのある声の持ち主・豊原是緒が常陸国国分寺にいるらしいと聞いたからだ。宇多天皇を祖父に、式部卿敦実親王を父にもつ寛朝だったが、幼い頃から父に疎まれ、僧籍に入っていた。梵唄僧として名を成したが、一向に己を認めようとしない父を見返そうとする寛朝は、東国で平将門と対面する。

 

寛朝って実在した人だったよねえ・・・と調べてみたら、ほんとにいました。本当に、将門の乱のときに、東国に下向してました。それは知らなかった・・・。

育ちのいい、世間知らずの僧が、東国の荒くれ者と接するというのは、当時としては外国に行くようなもの。大いにカルチャーショックを感じたでしょう。しかも、二人の見えているものが全く違う。けれど、少なからず将門の人柄に惹かれた寛朝は、将門の不利を悟りながらも、その最期を見届ける道を選びます。

寛朝を取り巻く人々・・・将門や、彼と対立する平貞盛、藤原秀郷、楽の心得のある傀儡女のあこやと如意、寛朝が教えを乞おうとする豊原是緒、寛朝の従者・千歳などなど・・・彼らとの関わりを通して、寛朝は混乱の果てにある境地に至ります。父に対する反発・屈託で凝り固まっていた寛朝がたどり着いたのは・・・というのが読みどころ。ただ、将門の人柄がちょっと一面的だった印象も。

それにしても、千歳がなんとも救いのないところに追い込まれてしまって、これ、どうやって決着つけるの?と思ったら、そうきましたか。思わず「おお!」と声が出てしまいました。

 

 

 

 

2019年9月 6日 (金)

泣くな道真

2943「泣くな道真」 澤田瞳子   集英社文庫   ★★★★

大宰府に左遷された菅原道真は、悲憤慷慨して泣くわわめくわ・・・。その大変な上司の世話役となった龍野保積。大宰府の役人である龍野家の婿である保積は、己の出世に見切りをつけ、今や「うたたね殿」とあだ名される始末。一方、京から大宰府へ流れてきた美貌の歌人・小野恬子も、ひょんなことから道真と関わることになり・・・。やがて、書画骨董の目利きに生きがいを見出す道真だったが、さらなる不幸が・・・。

 

副題は「大宰府の詩」。今年注目された大宰府ですが、私なんかは大宰府といえば、やっぱり「道真が左遷されたところ」と思ってしまうクチなわけで。

権力闘争に敗れ、左遷の憂き目をみた道真を、それを受け入れる側の大宰府のやる気なし役人・保積と、かつて宮廷に出仕し、美貌の歌人として鳴らしたものの、主の死によって義父と兄のいる大宰府へと流れてきた恬子の視点で描く物語。澤田瞳子さんの作品ってシリアスなものが多いのですが、こういうユーモアあふれる、軽いタッチのものも好きです。

もっとも、タッチは軽いけれど、当時の税制のしくみとか、律令政治の行き詰まりとか、そういうのが容赦なく物語の中に出てきて、そのへんはさすが澤田さん!と思ってしまうわけですが(笑) もちろん、大宰府がどのような政庁だったのか、役人たちの暮らしとか、さりげなく描かれているし、当時の庶民の暮らしの貧しさと京の貴族との格差とかも容赦なく・・・。

筋立てとしてはエンタメ作品らしい仕上がりになっていますが、澤田さんが惜しげもなく投入する当時のあれこれのリアルがたまらなくおもしろい歴史ものです。

 

 

 

 

 

 

2019年9月 1日 (日)

月人壮士

2941「月人壮士(つきひとおとこ)」 澤田瞳子   中央公論新社   ★★★★

文武天皇と藤原不比等の娘・宮子とのあいだに生まれた首皇子。のちに聖武天皇と呼ばれたその人が抱えていた激しいまでの孤独。崩御後に「ご遺詔」を探すよう橘諸兄に依頼された中臣継麻呂と僧・道鏡は、帝の意外な素顔を知ることになる。

 

「螺旋プロジェクト」作品。

今まで読んだ「シーソーモンスター」(伊坂幸太郎)、「死にがいを求めて生きているの」(朝井リョウ)は、山族と海族の対立がわかりやすい諍いとして描かれていましたが、この作品では山と海の対立は天皇家と藤原氏になぞらえています。決して相容れない二つの氏族。ところが、その間に生れ落ちた首皇子は、全き天皇となることを皆に要求される。己ではどうすることもできない血の宿命に苦悩した一人の人間が描かれます。

物語は首太上天皇の崩御から始まり、その後「ご遺詔」探しのために中臣継麻呂と道鏡が、さまざまな人から話を聞き歩く・・・という構成。登場するのは、依頼者である橘諸兄、首に仕えていた円方女王(まとかたのおおきみ)、首の妻・光明子、内道場禅師・賢璟(けんきょう)に仕える僧・栄訓、新田部親王を父にもつ塩焼王、造東大寺司長官・佐伯今毛人、そして藤原仲麻呂。彼らが語る首の生い立ちや、天皇としての言動から浮かび上がってくるものは・・・。

聖武天皇といえば、大仏を造らせた人。それから、やたらと遷都を繰り返した人。そういう認識でした。が、これを読んで愕然としたのは、「天皇が仏教に帰依する」ということへの強烈な違和感でした。今まで、そこをあまり深く考えたことはなく。神を祀る人が、仏教を尊び、自らを「三宝の奴」と称し、戒を授かる。これは異様なことであり、おそらく現代の我々が考える以上に、当時は非難されたのではないかと。そして、光明子との間の娘・阿倍が皇太子となり、のちの孝謙天皇となるわけですが、彼女は生涯独身で、子を生さなかったため、天武天皇以来の皇統はここで絶えてしまうわけで。その重さもまた、現代人にはよくわかっていないことだったのでは。

天皇でありながら、皇族以外の血が流れていることに苦悩した首の生涯は、まさに山と海の対立に引き裂かれたようなものでした。それを誰にも理解してもらえず、一人で抱え込んだ首。その生涯はあまりにも悲しく・・・。しかし、これは古代だけの話なのでしょうかね。

澤田瞳子さんの作品を読み続けているので、道鏡の晩年を描いた「秋萩の散る」や、東大寺造仏所を舞台にした「与楽の飯」などを思い出して、ちょっとニヤリとしました。

 

2019年4月 4日 (木)

秋萩の散る

2881「秋萩の散る」 澤田瞳子   徳間書店   ★★★★

 

孝謙女帝の没後、下野国に追いやられた道鏡。そこで出会った一人の老僧は、道鏡にある提案を。動揺する道鏡だったが、自らが置かれた境遇を思い、その提案に乗ろうとするが・・・。

 

道鏡を主人公にした表題作のほか、「凱風の島」「南海の桃李」「夏芒の庭」「梅一枝」の五編。道鏡のほかにも、吉備真備や、鑑真、阿倍仲麻呂など、教科書に登場するようなビッグネームも登場します。また、聖武太上天皇や孝謙天皇、藤原仲麻呂(恵美押勝)といった人物の名がたびたび登場します。

一番心に残ったのは、「夏芒の庭」です。大学寮で学ぶ若者たちの姿を描いたこの物語は、主人公の上信や雄依の純粋な心根に思わず涙してしまいました。いずれ官吏になるのが大学寮の学生たちの目標。とはいえ、学問の素養もあまりなく、家に居づらいために大学寮に飛び込んだ上信は講義についていけず。一方、日向から上京してきた雄依はとんでもなく成績優秀だけれど、全くまわりとなじもうとしない変わり者。まだ学生の身の彼らの周囲にも、濁世の余波が・・・。

まだ社会をしらないひよっこたちだけれど、それゆえにまっすぐで、それゆえに傷ついていたりして。それでも、理不尽な世の中をどうすればいいかを真剣に考える若者の集まりなのです。

「それは当然だろう。国が綺麗事だけで動かぬぐらい、俺だって承知だ。だが他ならぬ俺たちがそれを諦め、我欲に走っては、国は国として成り立たなくなる。官吏は天下の百姓(ひゃくせい)に成り代わり、国を動かす代弁者なのだ。」

上信のこの言葉に、泣けてきました。

混沌とした世の中を必死に生きていた人々を描いた物語でした。

2018年12月19日 (水)

龍華記

2836「龍華記」 澤田瞳子   KADOKAWA   ★★★★

悪左府・藤原頼長の末子・範長。興福寺の院主となるはずだった彼は、父の失脚とともにその座を追われ、今は興福寺の悪僧として薙刀を振るっていた。時は平氏が隆盛を極め、その専横を快く思わぬ南都の衆と一触即発の状態が続いていt。そんなおり、範長はある行き違いから、南都焼き討ちのきっかけをつくってしまう。

ここ何年か続いているマイブームのため、奈良を舞台にしたものに飛びついてしまうのですが、ましてやそれが澤田さんの書いたものなら! 今年のうちに読みたかった一冊、やっと読めました~。

南都焼き討ちというと、東大寺の大仏殿が焼け落ちたというイメージだったのですが、これは興福寺の話。どこまで史実なのか、不勉強にして知らないのですが・・・。頼長の息子が興福寺にいたのですね。本当に悪僧(僧兵)だったのかしら? 調べてみなきゃ・・・。

範長が主人公ですが、その従兄で興福寺の院主である信円、仏師の運慶などが登場します。信円はエリートで、範長とは全く相容れない価値観をもつ人間として描かれます。これがなかなかイライラさせてくれるのですが・・・。出家の身でありながら、のたうちまわる人間の姿として、彼がたどり着くラストもまた深く考えさせられるものがありました。

運慶は痛快なキャラですが、以前読んだ「満つる月の如し 仏師・定朝」の系譜につらなる人物で、キャラ的にもちょっと定朝と似ています。澤田さんの愛情を感じます。

南都焼き討ちという大事件を、あまり真剣に考えたことがなかったので、そこに直面した人々のことに初めて思い至った次第。ちょっと勉強したいと思います。興福寺の歴史も。

そういえば、興福寺の中金堂が再建された今年、こういう物語が世に出るのも感慨深いものがあります。

2018年11月 7日 (水)

満つる月の如し 仏師・定朝

2813 「満つる月の如し 仏師・定朝」 澤田瞳子   徳間書店   ★★★★

比叡山の学僧・隆範は、定朝という年若い仏師の作る仏像に心を奪われる。定朝を仏師として世に送り出す手助けをしようと決意した隆範は奔走するが、肝心の定朝は仏を彫ることになぜか消極的で・・・。

定朝の物語ではあるのですが、彼に魅入られ、その人生に深く関わる隆範が、もう一人の主人公。隆範は、藤原道長との政争に敗れた中関白家ゆかりの人物。それゆえ僧となったのですが、比叡山の座主・院源や、太皇太后・彰子の覚えめでたく、内供奉十禅師として朝廷にも仕えている。つまり、高貴な身分であるわけです。

そんな隆範が偶然出会った仏師・定朝は、天才的な腕をもった仏師。しかし、己が何のために仏を彫るのかわからず、苦悩しているありさま。隆範は定朝を仏師として世に認めさせようと、おとなしい彼には似合わぬ奔走をして、定朝は仏師としての地位と名誉を手に入れるが・・・。

当時の身分の違い、生まれ育ちの違いというのは、現代の私たちには想像できないような絶対的な壁だったわけで。それが結局は隆範と定朝の関係にも楔を打つことになるのですが・・・。さらに、彼らは政争の影に追われ、結局は隆範を思わぬ人生に落とし込むことになってしまいます。

父の専横に苦悩する太皇太后・彰子や、道長の血をひかぬゆえに皇太子の座を降りることになった敦明親王(三条帝の皇子)の煩悶、藤原伊周(かつての中宮・定子の兄)の子・道雅の不遇など、その時代のさまざまな人物の思いが絡みあい、そこに生まれた「地獄」に定朝が絡め取られることによって、定朝のめざす仏像が生み出されるという展開にはただ圧倒されました。

しかし、この時代のこともよくわからないことが多くて・・・。皇統も私の記憶ではぐちゃぐちゃなので、「歴代天皇総覧」(笠原英彦・中公新書)で確認しながら読みました(苦笑) 系図が欲しかったです。

2018年4月 3日 (火)

火定

2729「火定」 澤田瞳子   PHP研究所   ★★★★

寧楽(なら)の都を襲う天然痘。施薬院の使部(雑役に当たる下級役人)の蜂田名代は、否応なしにその混乱に巻き込まれていく。病と闘おうとする医師たち、偽りの神を祀り上げて人々を翻弄する者たち・・・その中で名代が見たものとは。

主人公の名代は、出世を夢見る若者。出世とは縁遠い施薬院に配属されたことが不満で、医師の綱手が医術の手ほどきをしようとしても、あえて避けている。そんな名代が、いよいよ施薬院から逃げ出そうとした矢先、天然痘の患者が施薬院に運び込まれる。

そもそもこの病が何なのかすらわからない。ということは、治療法もわからない。そんな中で、綱手をはじめとする施薬院の人々の奮闘が始まります。しかし、なすすべもなく、どんどん死んでいく人々・・・。

一方、もう一人の主人公・猪名部諸男は、かつて医師だった男。出世をねたんだ同僚に陥れられ、獄につながれていた。恩赦で市中に出た諸男は、藤原宇合に召し抱えられるが、偶然助けた男の手当てをしたことで、彼もまた運命を狂わされていく。

全編通して凄まじい描写の連続です。本来ならば苦手な部類なのですが、そんなことを考えるひまもなく、物語にひきずりこまれました。

病の前での人の無力さ、災厄の渦中で顕わになる人の愚かさと尊さ。それは、医療の発達した現代でも何も変わっていないのかもしれません。あるいは、病ではなく、自然災害を前にした人間を、そこに置き換えてもいいのかもしれません。はるか古代の物語であっても、とうてい他人事とは思えませんでした。

特に、子どもたちが巻き込まれていくあたりは本当に耐え難くて、どうしてこんな残酷な展開に・・・と思わずにはいられませんでした。でも、あれがあったからこそ、名代や綱手たちが味わった悔しさや悲嘆に共感できたのかもしれません。

右往左往し、怒り、泣き、絶望する中で、人はどう生きるのか。何のためにこの世に生まれ、死んでいくのか。激動の物語の底で、静かに問いかけられている気がしました。

だからこそ、名代がたどりついた「答え」には、思わず涙がこぼれました。

それにしても、これ、直木賞でよかったんじゃない?と、思うのですが・・・。

2017年11月15日 (水)

師走の扶持

2665「師走の扶持」 澤田瞳子   徳間書店   ★★★★

京都の御薬園で働く真葛に縁談が・・・。全くそんな気のない真葛は怒るが、事は意外な展開を見せる。一方、ある公家から真葛に診療の依頼が。それは、真葛の祖父の家からで、日ごろ真葛をないもののように扱っている祖父だけに、義兄の匡は激怒する。しかし、真葛は診察に向かい・・・。

「京都鷹ヶ峰御薬園日録」第2作。

「糸瓜の水」「瘡守」「終の小庭」「撫子ひともと」「ふたおもて」「師走の扶持」の6話。

前半は江戸へ出て薬草の採集をしたり、その帰りの道中で見聞したことなどが題材となり、真葛の世界が確実に広がっていきます。同時に、自分がどのような生き方をするのか、今までよりも意識して考える場面が増えてきました。

なんというか、ゆっくりとだけど、確実に、真葛という女性が成長していく過程が見えてきます。

「師走の扶持」では、真葛の祖父が登場。いったいどんないけ好かない人物かと思いきや、意外な一面が・・・。

これ、続きは書かれてないんでしょうか。真葛のその後を、ぜひ読みたいものです。

2017年11月 9日 (木)

ふたり女房

2662「ふたり女房」 澤田瞳子   徳間書店   ★★★★

幼くして母を亡くし、医師であった父も行方知れずとなった元岡真葛は、父の親友・藤林信太夫に引き取られ、実の娘同然に育てられた。藤林家は京都鷹ヶ峰にある御薬園を管理する医師であり、今は真葛の義兄・匡が信太夫の跡を継いでいる。真葛はこのまま一生、薬師として生きていくのだと思っていたが・・・。

「人待ちの冬」「春愁悲仏」「為朝さま御宿」「ふたり女房」「初雪の坂」「粥杖打ち」の六話から成る連作短編。副題「京都鷹ヶ峰御薬園日録」。

澤田瞳子さんにどっぷりはまっています。今度は、女薬師を主人公にしたこのシリーズ第1作。なるほど、こういう視点はまた新鮮な感じがします。薬(江戸時代だから漢方薬)を栽培・採集する幕府の薬園がある京都が舞台。

なんともやりきれないような話が多い中でも、冒頭の「人待ちの冬」が強烈でした。

真葛は優秀な薬師で、医師でもあるのですが、それでも人を救えないことも多々ある。そんな現実に直面した彼女が、これからどんなふうに生きていくのか、シリーズの先が楽しみです。

2017年10月20日 (金)

与楽の飯

2652「与楽の飯」 澤田瞳子   光文社   ★★★★

仕丁(役夫)として徴発された真楯は、東大寺の造仏所に配属され、大仏建立の作業に携わることになる。重労働に耐える真楯たちを支えたのは、信仰ではなく、炊屋を営む宮麻呂の作る飯だった。

副題「東大寺造仏所炊屋私記」。

「山を削りて」「与楽の飯」「みちの奥」「媼の柿」「巨仏の涙」「一字一仏」「鬼哭の花」の7編の連作短編集。

主人公は近江国から東大寺に連れてこられた真楯。三年の任期の仕丁だが、造仏は想像以上の重労働で、生きて帰れる保証すらない。ともすれば荒みそうになる真楯たちを支えるのは、宮麻呂の作る飯。宮麻呂は口は悪いが、肉体労働をする仕丁たちのために、精一杯のうまいものをこしらえてくれる。そんな宮麻呂の過去に触れてしまった真楯は・・・。

東大寺に参詣するたびに思うのは、聖武天皇の思いもさることながら、この大仏建立に関わった「普通の人たち」は、いったい何を思っていたのだろうということです。どんな人たちが、どんな思いで、この大事業に関わったのだろう、と。純粋に信仰のみで働いた人はごく一部で、そうではない人が多かったでしょう。では、その人たちは、どんな思いで、と。

この物語は、そんな「心ならずも」造仏に関わった名もない人々の物語でした。決して望んでやっているわけではない。それでも、そこに残る「思い」。そして、人の生きる意味。読んでいて、胸が熱くなりました。

歴史は、名もない人たちの営みが無限に連なってできていくもの。今、生きている私たちもまた歴史の一部であり、そうであれば私たちはどんな「歴史」をつくっていくのでしょう。

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